【オマーン】 青い海と白の家

海岸沿いのマトラをお散歩しました。

2014年8月 1OMR=約277円

マスカットに到着した日。昼飯を食べた後、海沿いのマトラを散歩することにした。

気温は高いけど、ドバイより涼しいし、日陰に入れば過ごしやすいので気持ちは快適であった。

◆青い海

昔は海の王国として栄えたオマーン、マスカットは海に面している。

青々とした海を見たのは久々であった。

昼は暑い、嫌になるほど暑い。海風が少し涼しいけど、暑い。

とはいえドーハやドバイに比べると涼しいので幾分歩きやすい。朝晩になると気温も落ち着きさわやかになる。

マスカットは夏に来る場所ではないけど、春や秋に来ると最高だろう。散歩に適する時期だ。

マスカットの朝は曇り。毎日そうであったので、快晴で朝を迎えることは少ないのかも。

曇りな上、海が近く気温が高いので、湿度が大変なことになる。じわじわくる汗、結構よろしくない。

毎日海を眺めていたので、終始晴れやかな気分でいることができた。

やっぱり海好きなのかもしれない。カナヅチだから泳ぐようなことはしないけど。見ているだけで充分。

泊っているホテルから朝日を眺めることもできた。マスカットで泊まる時は「海」を条件に宿泊するのもアリだろう。

マスカットより西にあるスールは特に海が綺麗だそうだ。

◆白の家

マスカットのイメージは?と聞かれたら「白」と答えるぐらい、町中に白が溢れている。

一番目につくのは家、次に伝統服の白、最後に車のカラーだ。

町中にある建物のほとんどが「白」で統一されている。青い空と海、白い建物。素晴らしい景色だ。

砂とか保存形式で白が霞んでいる家もあるけど、上から眺めると殆どが白であることが分かる。

スペインのミハスやフリヒリアナなど「白い街」が話題となっているけど、自然な白の街がマスカットである。隠れた「白い街」。

官公庁が立ち並ぶオールドマスカット、住宅地もあるのだがここも白。観光客が来ることがないエリアだけど、改めて「マスカットは白」と感じることができた。

どことなくアンダルシアに通じるものがある。

歩いていてワクワクしてくる町だ。

◆夜のコルニーシュ

昼間は車しか走っていないマトラ地区のコルニーシュ。しかし気温が下がる夜になると、今まで隠れていた人たちが姿を現す。

夜は心地よい。

個人的には日が落ちる前から雰囲気がいいので、出歩くなら夕方からをオススメしたい。

夜も治安はいいので安心して出歩くことができる。のんびりとした街歩きをマスカットでは楽しめる。

青と白のマスカットは魅力的な場所、風が心地よい春や秋に行くことをオススメしたい。

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