メデジンの通勤ラッシュについてレポートします。
2015年2月 1COP=約0.05円
◆はじめに
以前、サンパウロのラッシュを当ブログで紹介した。
【ブラジル】 サンパウロのラッシュが凄い – El Mundo
僕の中では世界でも有数のラッシュだと感じていたサンパウロ。
しかし、今年2月に訪れたコロンビアのメデジンもかなりのラッシュであった。
ラテンアメリカ全体でラッシュは東京以上となる。今回はメデジンのラッシュについてレポートをする。
◆メデジンの公共交通機関
軽くメデジンの公共交通機関を記す。
地元民が使う交通手段は以下の5つだ。
1.メトロ(高架鉄道)
2.メトロカブレ(ケーブルカー)
3.メトロ(BRT)
4.公共バス
5.タクシー
ちなみに1~3は同経営となっている。高架鉄道とカブレに乗り継ぐ際は同料金でOK。
盆地のメデジン。町の地形上、特にケーブルカーは重宝されている。バスで1時間かかるところが、ケーブルカーなら5分で済むなど、市民の足となっている。
交通インフラはある程度整ってはいるのだが、中心部に商業施設が集まっている点、地形上や道路の広さ、メトロ同料金の関係から通勤ラッシュは凄いことになる。
ちなみに値段設定だが、メトロは2,000ペソ(約100円)。公共バスは1,800ペソ(約円)となっている。タクシーは使用していないので分からない。
◆メデジンのラッシュ
コロンビアの朝は早い、6時ぐらいから人々が動き始める。朝のラッシュは7~9時がピーク。夕方は17~19時頃がピークだ。これは他の国でも同じようなスタイルである。一番ヤバいのは18時前後。身動きが取れない状況となる。
混むのは、高架鉄道とメトロカブレ。バスも混むけど、道路が滅茶苦茶渋滞するので、その面で辛い。
土日はそこまで。平日が酷い。朝や夕方に移動を考えている人は、かなり時間に余裕を持って出てもらいたい。大きな荷物をもって移動するのは、他の客の迷惑だ。タクシーも渋滞に巻き込まれるので、頭に入れておこう。
メトロのラッシュ風景。人多すぎ。250%ぐらいの乗車。車内では現地人がスペイン語で不満をたらたら言っている。
乗り場に溢れ出るほどの多さ。僕は2本ぐらい見送った。皆席に座りたいので、かなり真剣な眼差しで電車を待っている。
ちなみに「電車を見送る」という発想があまりないみたいなので、来た電車にほぼ必ず乗り込む。席に座りたい場合は、電車が到着した瞬間に、列の後ろに並ぶ。すると丁度自分の番ぐらいで電車が満杯となるので、次の電車は一番手に乗ることができる。
乗換駅では帰宅を急ぐコロンビア人。電車を降りた瞬間にメトロカブレの乗り場へ向かう。軽い紛争だ。
多い時、メトロカブレはかなりの列になる。だけど回転が良いので、あまり待つことは少ない。メトロカブレの場合は座ることが出来るので、一番大変なラッシュは高架鉄道のメトロと言えるだろう。
ちなみにBRTは基本混んでる。メデジンのキャパと輸送機関が見合ってない。インフラ整備が必要なのだが、盆地なので整備が難しいのが実際なところ。
ちなみに空いている時はこんな感じ。ラッシュに重ならなければ、楽な移動ができる。車内は広いのでバックパックとかを持ち込んでも大丈夫。
ラッシュの時間帯は切符売り場も長蛇の列。Suicaみたいなカードもあるので、何度も乗る人は購入しておくといいかも。少ない回数ならば切符をまとめ買いしていくのがベスト。基本切符売り場は学ぶ。
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◆おわりに
簡単ではあるが、メデジンのラッシュを紹介した。写真だと中々伝えるのが難しいのだが、かなりの凄さであるので、訪れた人は是非体感してもらいたい。アトラクションだと思って行けばかなり楽しめるはずだ。スリなどには注意しよう。
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