2015年10月 1元=約20円
◆はじめに
北京を訪れた人にとって使いやすいのが無数に走る地下鉄だろう。世界最大規模とも言われる北京地下鉄は市内移動で困らない。
しかし、地下鉄でも行けるところに限度があるし、セキュリティチェックが若干面倒だ。そんな時は路線バスを使うといい、想像しているよりも簡単で明瞭だ。
今回は北京市内を移動する時に路線バスを使ってほしいことから、色々紹介していく。
◆北京の路線バス
北京には500ほど路線番号がある。勿論全部を覚えるのは不可能だし、地元の人でも確認するほどだ。
路線バス番号を調べる時にいいのが、バスのホームページ。
北京の路線バスは次の項で詳細を書いていく。
一つ言えるのは、乗りこなしていくと地下鉄には戻れないということ。
セキュリティチェックもなければ、ドアtoドアでいけることもあるし、たいていは座れる。
なので北京の途中から一卡通(イーカートン)を持ってからは殆どバスを使った。
デメリットとしては渋滞した時に全然進まなくなるので、朝夕道が混むときは地下鉄を使う。
◆乗り方と降り方
バスの乗り方と降り方を紹介する。日本のバスみたいに分かりやすい。
① バス停で待つ
バス停は番号が書かれた看板があり、300-400mおきにある。
バス停に着いたら走ってる番号と路線図もあるので、降りる場所を確認しよう。
全て漢字なので、日本人にとってはハードルは低い。
一つ覚えておいてほしいのが、地下鉄駅目の前にバス停があることは少ない。交差点から少し離れたところにあることが多い。場所によるけど、気を付けよう。
② バスを待つ
番号と行く場所を確認したらバスを待つ。たいていは10分に1本ぐらいは来るので、あまり待つことはない。
この時、バス停によるのだが、何本も違う番号のバスが通るところは、番号ごとに乗る場所が違っている。なので足元を確認してほしい。そこにバスは止まる。
③ バスに乗る
北京のバスは意思表示を示さなくても、バスで立っていれば勝手に止まってくれる。優しい。
バスの車体によって乗り方は異なるのたが、2両の連結バスは真ん中から、トロリーバスは前からという感じ。
写真のような青い貼り紙があるので、それや回りを見ながら乗るといいだろう。
乗った時に一卡通を持ってる人は機械にタッチ(ピッとなる)、持ってない人は車掌がいるので行き先を告げてチケットを貰う。前乗りの場合は運転手に支払う。
一卡通の場合は1元、持ってない場合は2元。距離によってはプラス一元される。
④ バスのなか
バスは静かなことが多い。一人で乗る人がそれなりに多いから話していると違和感覚えるほど。好きな席に座って外を眺めるといいだろう。
⑤ バスを降りる
車内には路線図やアナウンスもあるので分かりやすい。路線図は地下鉄との連絡駅も表示されているので、何かあっても大丈夫だ。
アナウンスは字幕もある。中国語と英語のアナウンス、結構すごい。僕は場所の読み方ではなく漢字で覚えていたので、字幕を見て判断していた。
ストップボタンは車内にない。最初はめちゃくちゃ探したけどどのバスもない。
どこのバス停にも止まってくれるのだ。バス停が近づいたら走行中にドアの前に行く。
そして北京のバスは降りるときも機械にカードをタッチする。そうしないと後々3元引かれてしまうので注意。
バス停に到着したら後は自分の目的地へと向かうだけだ。
◆おわりに
北京のバスを簡単ながらも紹介した。
とても分かりやすく、旅行者にとっても使いやすい。「どこで降りていいか分からない…」ということもないし、そして安い。使い勝手は最高といえる。
北京に訪れた際はバスを使いこなしてもらいたい。
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