【リトアニア】ハレス市場の安くて美味しい食堂とフレッシュジュースのお店。

ビリニュスのハレス市場をご紹介します。

2016年1ユーロ=約133円

◆はじめに
ビリニュスの旧市街近くに位置するハレス市場。ビリニュス市民の台所として機能している。
市場が好きな僕からしたら、行かない理由はなかった。土曜日の朝訪れてみた。
◆ハレス市場
土日というと市場は閉まっている印象がある。しかしここは違う。時間は短いながらも、ちゃんと土日も営業しているのだ。
時間帯は朝8時から、夕方ぐらいには閉まってしまう。月曜日がお休みなところが多いので気を付けてもらいたい。
土曜日の朝に訪れたけど、地元の人で盛り上がっていた。客は殆どおばちゃんばかりで、平均年齢は60歳ぐらいだろうか。
ハレス市場の真横には「Maxima」というリトアニア資本のスーパーがあり、喧嘩を売っているかのように思える。
でも店内を見てみると、生鮮食品とかは少なく、飲み物やシリアル、乳製品、加工品など市場では扱わないような物が多いように見えた。うまく棲み分けしているようには見える。
さてハレス市場だが、まあまあの広さだ。食料品と服などのエリアで分かれている。ビリニュスの規模感を考えると、ここは十分大きいと言える。
パン、肉、魚、野菜。何でもどうぞ、と言わんばかりの品揃え。買い物には困らないはずだ。
そして、市場と言えば「安食堂」がつきものだ。このハレス食堂も例外ではない。1つ見つけたのでご紹介する。
◆安食堂
場所は正面から入って、右手。「7a」の場所に位置する名もなき食堂だ。
食堂というよりかは、惣菜屋という言葉のほうが適切かもしれない。おばちゃん一人で運営している。
ショーケースにはいくつかのリトアニア料理が並んでいる。それを指さしで注文していく。
おばちゃんは英語通じない、なのでリトアニア語のみだ。でも指さしなので何とか通じるし、電卓で値段を見せてくれるので、会計に困ることはない。
作り置きされているので、注文した後にレンジで温めてくれる。先に会計して、あとは席に座って待とう。
2日続けて訪れたのだが、上がミートパイとロールキャベツみたいなもの。これで1.7ユーロ(約226円)。下が同じくロールキャベツとチキンライスみたいなもの。これで2.2ユーロ(約293円)。サワークリーム?ヨーグルト?みたいなのがかかっている。
安すぎではないのか。最初「1.7」と電卓で見た時にロールキャベツ1つの値段かと思ってしまったほど。リトアニアの物価の安さが分かる。
そして作り置きされているけども「家庭の味」という感じで、とても美味しいのだ。ひき肉が美味しい。朝ごはんにぴったりと言える。
もちろんテイクアウトも可だ、僕が食べている間にも地元の人がどんどんテイクアウトしていった。地元の人にも愛されている店と言えよう。おばちゃんも程よい優しさでよかった。
こういう食堂を発見するのも、旅の醍醐味であろう。
◆ジューススタンド
食堂を後にし、出口へ向かう途中、ジュースタンドがあるのが目に入った。
場所は正面玄関を入って、すぐ左側だ。地元の人が数名ジュースを飲んでいる。
壁のメニューがリトアニア語しかなく悩んでいたら、店員のおばちゃんが英語のメニューをくれた。
1杯1ユーロから。種類が豊富。ミックスもオススメされた、値段も1.2ユーロぐらいなので安い。
悩んだあげく、リンゴを注文した。というのも、ビリニュスに来てからリンゴをよく見かけたので、シーズンものだからだと思ったからである。
本当ならイチゴとかにしたかったけど、見ている感じ取り扱ってはいなさそうだった。
これで1ユーロ、ちなみに一番小さいサイズ。ボリューム満点だ。そしてリンゴ100%。
お味は言うまでもない、不味いわけがない。朝にピッタリのフレッシュ、そしてサッパリ感である。
◆おわりに
地元の人で賑わうハレス市場をご紹介した。
この食堂とジュースタンドは一度は訪れてみてほしい。ジュースを買って、7aの食堂に行くのがいいだろう。
是非活用していただきたい。
地図:

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