【スペイン】マドリッドでセマナサンタ。聖行列、そしてトリハスを食べる。

マドリッド滞在がセマナサンタ(聖週間)に重なりました。

2016年3月 1ユーロ=約130円

◆はじめに
西アフリカ横断を終えて、マドリッドに到着した。日程を組むときに意図したわけではなかったのが、マドリッド滞在がちょうどセマナサンタの最初に重なることが分かった。
せっかくの機会なので、セマナサンタ気分を味わうことにした。
◆Semana Santaとは
セマナサンタ(聖週間)は、キリストのエルサレム入城から処刑され復活する前日までの一週間をたどっている。
スタートは日曜日が基本。年によって日付は変わるのだが、曜日設定に変更はない。
僕は一週間の内、最初の日曜から火曜日(3/20-3/22)までマドリッドにいた。月曜と火曜は特に何もなかったのだが、日曜日は「ドミンゴ・デ・ラモス」(枝の主日)であった。
これはキリストがロバに乗って、エルサレムに入城した日。民衆がナツメヤシの枝を手にして、迎え入れたことから、枝の主日と呼ばれているそうだ。
当日も街中でヤシを売る姿を多く見た。売っているのはスペイン人というよりかは、アラブ系や中米系の移民であったけど。
また、それと同時に街中にはヤシを手に持った人も多く見かけた。
一番セマナサンタで盛り上がるのが、最後の晩餐の行われる木曜日(2016年は3月24日)とキリストが磔にされたとされる金曜日(3月25日)と言われている。
この時期はスペインの地方でよりけりだが、お休みにするところも多い。大学とかは春休みになって、個人商店も休むところは一週間休む。
木曜と金曜以外は一般的な営業だが、この木曜から日曜にかけては連休となるので注意してもらいたい。
◆Torrijas(トリハス)を食べる
セマナサンタのお菓子と言えば「Torrijas」(トリハス)だ。
見た目も味もフレンチトースト。何故セマナサンタで食べられるのかは知らない。
パン屋さんやバルでも置いてあり、普通のなら2ユーロ前後で買える。

僕は「Goya」という地区の「Formentor」というパン屋さんに買いに行った。
次の記事で紹介されていたからだ(スペイン語)。
記事:

http://elviajero.elpais.com/elviajero/2016/03/07/actualidad/1457348428_371286.html

行った理由というのも、その記事で一番安い値段設定だったから、という単純な理由である。
日曜日に行ったけど店は空いていた。昼前だったが、バルコーナーには現地民でいっぱい。安心した。パン屋コーナーは入って右手にあり、トリハス1.8ユーロ(約234円)を1つ購入した。
宿に帰って食べてみたけど、砂糖が効いているフレンチトースト。日本人にも馴染みのある味だ。甘いのでコーヒーや紅茶とセットで食べるといいかもしれない。
◆Formentor
【住所】 Calle de Hermosilla, 81, 28001 Madrid
【営業時間】不明
【アクセス】地下鉄2号線「Goya」駅より徒歩2分。
【地図】
 

◆プロセシオン(聖行列)

セマナサンタの中で一番の行事が「プロセシオン」(聖行列)だろう。地方によって異なるのだが、アンダルシアが一番盛んであるが、マドリッドも同様に賑わう。ただバルセロナはさほどと聞いている。

今まで写真でしか見たことがなかったが、実際に黒のトンガリ衣装を身にまとった人たちが道を歩いていく姿を見ると、少し感動があった。

枝の主日では昼と夜にそれぞれプロセシオンがあった。それぞれ紹介する。

1. NUESTRO PADRE JESÚS DEL AMOR (LA BORRIQUITA)

16時半よりアルムデナ大聖堂をスタート。当日は道路も規制され、バスなどはルートを迂回することになる。

イメージする黒のナザレノではなく、こちらでは白のナザレノを着ている。また静寂な雰囲気の中、というよりかは少し明るい様子。

イエスやマリアの神輿を担ぎ、後ろには演奏隊がついて音楽を流しながら行進していく。

イエスやマリアの神輿は結構大きくて、筋肉ムキムキの若者たちが中に入って担いでいた。というか彼らじゃないと担げないだろ、というぐらいの重さに見えた。

場所柄観光地に近いこともあって、観覧するのは地元人限らず、観光客も多くいた。恐らくセマナサンタを意識しないで歩いていたら、たまたま出くわしたという人もいるだろう。

参加者と話ながら一緒に歩く一般人。自由。

2. SANTÍSIMO CRISTO DE LA FE Y DEL PERDÓN (LOS ESTUDIANTES)

19時から開始なのだが、30分経っても始まらない。

周りでは「19時から開始ですわね?」「雨だから中止?―少ないからやるでしょ」というような会話が繰り広げられている。
「おいおい、やるのか・・・」と思った時に教会の入り口側から声があがる。そして音が鳴り始める。プロセシオンのスタートだ。
黒のナザレノを身にまとった人たちが、ゾロゾロと行進していく。途中途中止まりながら。
イエスがやってくると歓声があがる。カメラで写真を撮る人も多い。
イエスが目の前で止まると、建物の上からアカペラで歌う声が聞こえてくる。
どういう意味なのか、何を目的にしているのかは定かではないが、その時には周囲は静かになり、皆が聞き入る。
しばらくするとマリア様がやってくる。マリア様を蝋燭が取り囲み、神秘的な姿を見せてくれる。
ここでもマリア様が僕の前でストップ。おばちゃんたちがスマホでマリア様を撮影。
神輿は人が担いでいるので、中にいる筋肉男たちの動きも少し見えるのだが、かなり大変そうであった。特に内側にいる人たち。
暗いし、足場悪いし、密集しているのでかなり環境としては最悪だと思う。
しかし、これらを任命されるのはとても名誉なことだ。
途中、雨に打たれることもなく、1時間ほどの行進を堪能した。
行進は一周してこの教会へと戻ってくるのだが、結構寒くて待ってはられないので、宿へ戻ることにした。いいもの見れたな。

◆おわりに

マドリッドでセマナサンタを堪能した。3月後半や4月前半は社会人になると中々行きにくい。
だからこそ、スペインでこのようなイベントに参加ができたのは良かったことだと感じる。
もし、セマナサンタに行くことがあれば、この記事を参考にしていただければ幸いだ。

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