ビクトリアのチタデルに上ってきました。
2017年5月 1ユーロ=約125円
ヴィクトリアにそびえたつチタデル要塞
ゴゾ島の観光地「チタデル」。ビクトリアに行くとひときわ高く建つ城塞が目に入るはずだ。
ここからの眺めがかなり良かったので、紹介したい。
チタデルへの行き方
アクセスはかなり簡単。てっきりかなり上っていくのかと思ったけど、バスターミナルから10分弱で到着した。
バスターミナルを出て、交差点を左折。広場に出たら右折して坂を上っていくだけ。
ただこの坂も急なので、無理をせずゆっくり登ってほしい。
チタデル(The Citadel)に上る
チタデルは古く昔、海賊から市民を守るための要塞、そして避難場所として使われていた歴史がある。
最初に坂を上がると、ヴィクトリア大聖堂が目に入る。僕が訪れた時は閉まっていたので、中に入ることはできなかったが、
無数にあるマルタの教会の中でも「だまし絵」がある唯一の教会。
このビクトリア(ヴィクトリア)という名前も、イギリス領の名残が残っている。
雰囲気は地中海、南欧とマグレブが融合しているけど、名前はイギリスぽく、市民も英語を話す。日本人の視点から、何とも不思議で面白い国だと常々感じる。
日本の城とは少し役割が違うだろうけど、要塞の下にも街は作られ、発展していく。城下町。
なのでヴィクトリアはゴゾ島の中心。多くの路線バスもヴィクトリア発着が多く、本島のバレッタのよう。
ヴィクトリアという名前だけど、「ラバト」という名前でも通用する。ここもイスラム派が支配していた頃の名残が残っているようだ。
このヴィクトリアの街、狭い路地が入り組んでおり、雰囲気が最高。この町ものんびり散策してみるのもありだろう。
話を要塞に戻す。
教会の横から道を3分ぐらい進んでいくと、要塞の最上部へと到着。
てっきり眺めの良いビュースポットだけだと思っていたけど、「屋上庭園」かのような緑もあって、拍子抜け。
ラピュタの世界とは言えないけども、それと近いような雰囲気があり、個人的には満足できるエリア。
そして、360度ゴゾ島を眺めることができるビュースポットへ。
田園風景、ヴィクトリアの街、そして青く輝く地中海。全てを自分のものにできる。
少し風が強いので、帽子など飛ばされそうなものは注意してほしい。
ちょうどヴィクトリアの街は南になるので、どの時間帯でも逆光になってしまうのは、仕方がない。
でも朝や夕方だとまた違う色になるんだろうなと感じた。
しばしの絶景を堪能。少し休憩してから、チタデルから城下町へと降りていった。
まとめ
ゴゾ島のビュースポット。要塞「チタデル」。入場料は無料だ。足腰がちょっとでも強ければ、上まで簡単に上がることができる。
とはいえ、日を遮るものは殆どない。日焼け止めは必須。そして水分を吸い取られるので、水も持参していくようにしよう。
トイレは大聖堂近くにあったような・・・。失念。
青空の日に行けば最高の景色を拝めることができるはずだ。エンジョイしてほしい。
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