ベルリンのSIXTでレンタカーを借りました。
1EUR=約130円
◆はじめに
世界一周で訪れたドイツ。目的の1つに「アウトバーンを運転する」があった。
2011年に訪れた際もレンタカーでアウトバーンを駆け抜けたのだが、すっかりその魅力にハマッてしまったのだ。
そのため前々から車に乗る準備は整えていた。日本に出る前には抑えていたのだ。
異国でレンタカーを借りる、最初は不安に思うこともいるだろう。
しかしそこまで悩むことはない。ビックリするほど簡単だ。日本でレンタカーを借りると同じぐらい。
ここで僕が実際に予約したことを記す。
◆レンタカーを予約する
ドイツにはいくつかのレンタカー会社がある。
Europe Car、Avis、Hertzなどなど・・・。大手なので安心感があるのだが、僕は”SIXT”という会社を使った。
ここは事前に車種を選べると同時に、ATやMTの選択が無料なのだ。基本ヨーロッパでレンタカーを借りるとなるとマニュアル車が当たり前となる。AT車は追加代金がかかり、少々高くなるのだ。
しかし、ここは無料。日本でMT車に乗りなれていない人には朗報だろう。またサイトが見やすく、予約手順も簡単なのでSIXTを選択した。
実際にサイトの画面を見ながら流れを紹介する。
1.「SIXT」と検索してサイトのHPへ
2.「Car Rental」に借りたい場所を入れる。ここでは実際に借りた「Berlin Central Station」を入れる。日時を適当に入れる。
3.車が何種類か出てくるので好みを選択。
4.支払いを「現地」(Pay upon arrival)「オンライン」(Pay now online)のどちらかを選択
5.次いでオプションを選択
6.最後にドライバーの情報を入力
7.予約が完了するのでページを印刷するかスクショしておこう
僕が予約した時とページは少し変わったのだが、非常にシンプルかつ簡単。英語に慣れている人なら5分もあれば終わるだろう。
気をつけてもらいたいのは、ヨーロッパのレンタカーは基本的に年齢制限がある。21歳以上、もしくは23歳以上。なので乗る際は注意してもらいたい。
ちなみに、20歳の人は借りられないというわけではなく、追加料金がかかったりする。責任能力を問われていると考えよう。
また予約時には以下のオプションが自動で付いている。
・キャンセル無料(Rebooking and cancellation free)
・走行距離無制限(Unlimited kilometers)
・対第三者責任保険(Third Party Insurance)
・プレミアム手数料(Premium location fee)
・請求書(Invoice by email)
予約出来たら次は実際にオフィスで車を借りる。
◆レンタカーを借りる
場所はベルリン中央駅。この駅の3,4階辺りにレンタカーオフィスがある。
人通りが少ない暗めの場所に行くと、オレンジ色に光るSIXTの看板が見えてくる。
オフィスに入ると、イケメンのお兄さんが出迎え。観光客と一発で分かったのだろう、英語で声をかけてきた。
「予約はしているか?」。国際免許証と日本の免許証、プリントした紙を渡し、お兄さんはパソコンをカタカタと叩く。
日本の免許証を見たお兄さんは「読めないから返す」と返してきた。そらそうだよな。
するともう一言。
「申し訳ない、予約したゴルフがないんだ。同じクラスだとフォードのフィエスタがある。少しハイクラスなら20ユーロ追加でBMWがある」。
こういうもんだ。予約した車がその通り来るとはこちらも思っていない。予約時点では98ユーロ。レートで言うと1万円以上。普通に高い。
しかし、せっかくドイツに来たのだ。フォード・フィエスタでは味気がない。オジサンが乗る車だ。なので僕は「BMW」を選択した。
無事高級車を抑えることができた。保険やオプションの確認をする。保険は必ず入っておこう、何か起きたら大変だ。
ちなみにSIXTでは予約時に必ず「対第三者責任保険」は加入している。対人、対物に関しては問題なし。
僕はこれだけでもいいと思ったのだが、不安な人は追加でフルカバーにするといいかもしれない。
「現地払い」を僕は選択したので、クレジットカードで支払いする。支払いは日本と同じ。とても簡単だ。118ユーロ請求。払う前にしっかり内容を確認しよう。たまに打ち込みミスとか請求ミスがあるので注意だ。
クレジットカード(CC)支払いがベター。現金は分からない。基本的にこういう信用が問われる支払いはCCが普通である。
支払い完了したら後は鍵を渡されるだけ。現地までに案内はしてもらわない。自分で駐車場に行き、自分で点検をする。かなり自由だ。
ここのベルリン中央駅ではガソリンスタンドが記された地図だけ渡される。現地mapは貰えないので用意しておくといいかも。
◆レンタカーを運転する
案内された駐車場へ向かう。指定された番号に車が止まっている。乗る前に傷とかを確認。追加請求されたら困る。
そして乗車。久々のBMW。気持ちも高ぶってくる。少し新車臭い車内。ゆったりとしたシートに座る。
左ハンドル、ワイパーやウィンカーも逆。最初は違和感あるけど自然と慣れてくる。
ボタンを押しエンジンがかかる。地味にカーナビが付いているのは有難かった。
そして目的地に向かって、右足を踏み出した。
アウトバーンを駆け抜けた記事は次回。
◆おわりに
「異国でレンタカー」と聞くと敷居が高いかもしれない。
しかし、実際は日本と同じ流れ。むしろ放任と言えるぐらい。それ故責任も問われてくるのだが簡単なので是非試してみよう。
europe.carやavisとかは日本語サイトもあるので、不安な人はそちらを使うのもアリかもしれない。またレンタカーの借りる場所だが最初は空港がいいだろう。街中だと交通ルールや道が分からなくてアワアワしてしまう可能性がある。空港だと郊外なのでスムーズのはずだ。
ここではSixtのサイトを紹介したが、色々なHPを見て決めるのが一番。Sixtは対応やHPの作りとか良かったので、今後も使いたいと思う会社ではあった。ドイツ発祥なのでドイツ国内には強い。
海外でレンタカー、興味ある人は是非トライしてもらいたい。もちろん安全運転で。
[…] 他社のSIXTでは追加料金を取られたみたいです。こちらのブログを参照 […]