【フランス】夜明けのパリを歩く。

2018年2月 1EUR=約133円

4年ぶりのパリ

パリには今まで2回行ったことがある。
最初が2011年の9月頭、次が2013年の9月中旬だ。
どちらも夏から秋に変わる季節で、暑すぎず寒すぎず居心地が良かったことを覚えている。

4年ぶりのパリは冬だ。
何故かパリは夏よりも冬のイメージが強い。冬に行ったことはないんだけど、その理由は分からない。

土曜の朝、朝食の時間まで余裕があったので、夜明けのパリの街を散策した。

パリを歩く

過去2回での滞在はそれぞれ1週間ぐらい居たので、ある程度な場所には訪れていた。
しかし都会の良いところとして、1年も経てば変化が生じているということだ。

本質的なモノは変化がないけど、細かな部分が前とは違ったりしている。
そういうスポットに行きたかったけど、今回は会社都合ということもあるので、日中好きに動けない部分もあった。

なので夜と朝が自分の時間となるんだけど、行ける場所も限られてきてしまう。

朝6時に起きて、シャワーを浴びる。
6時半にはホテルを出る。2月中旬のパリの日の出は7時55分と遅い。まだ外は真っ暗だ。

ゴミが大量に出ている。これから清掃の人が回収しに来る(多分)。

地下鉄1号線の「Tuileries」が最寄りなので、地下鉄に乗り込み凱旋門へ。

土曜の朝だけど6分間隔。1号線は自動運転でホームドアも完備。ゆりかもめみたいだ。
ホームも車内も綺麗なんだけど、パリメトロの雰囲気としては物足りない。

10分程で「George V」に到着。
シャルル・ド・ゴール・エトワールが一番の最寄駅になるんだけど、久々にシャンゼリゼ通りから眺める凱旋門が見たくなったので、途中下車した。

土曜の早朝。歩いてる人も少なく、勿論店も開いていない。この静かさはこれはこれでいいかもな。

段々と凱旋門が近付いてくる。けどあまり心が躍らないのは見慣れたせいだろうか。
「おー凱旋門」の感覚で終わってしまった。

エッフェル塔は深夜はライトアップしていないので、モンパルナス駅へと向かう。
凱旋門の前から92番バスがモンパルナス駅行きとなるので、乗り込んだ。

20分ほどでモンパルナス駅に到着。
イルドーフランス方面の鉄道が主に発着している。モンサンミッシェルに行く時、レンヌを経由して行くかと思うけど、レンヌ方面もここの駅から。

なんでこの駅に来たか、というと特に理由はない。フランスの国鉄駅の雰囲気がなんか好きなので立ち寄ってみたのだ。

土曜の朝、旅行に行く人がたくさんいた。学生ぽい日本人もいたので、モンサンミッシェルに行くのかな。

モンパルナス駅からは地下鉄4号線に乗りシテ島へ。ノートルダム大聖堂に行きたかったのだ。

朝8時ごろに到着。中は入れて、団体客も居なかったので、少しゆっくり見ることができた。



僕が出る頃に中国人の団体客が一挙にやってきたので、タイミングが良かった。

ノートルダム大聖堂から歩いて、Marche Maubertに向かう。
ここは昔からあるパリのストリートマルシェ、火木土の朝8時頃から昼過ぎまで開いている。

冬で日の出も遅かったこともあり、店も開き始めて直後な様子であった。
ホント広場の一角でやってる形なので、小さいんだけど、ローカルさはあるから見に行っても面白いかな。

ここまで散策して8時半頃。
そろそろお腹が空いてきた頃だ。
ホテルで朝食を食べるため、路線バスに乗り込んだ。

まとめ

朝の時間を現地で活用できると、その日のリズムを作ることができる。
身体としてはゆっくりしてるのが良いのだろうけど、気持ち的な問題。
気分がリフレッシュできるし、新たに発見もあったりする。
治安が一部悪いエリアもあるので、人が多いところは主要部分だけにしておくのが良いだろう。

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