2019年5月 1AUD=約78円
シドニー名物の「ハーバーブリッジ」と「オペラハウス」。
どちらも近い位置にあり、セットで訪れることが多いと思う。
象徴とも言える2つの建築物。今回はハーバーブリッジの雰囲気とオススメしたい撮影スポットを紹介したい。
オペラハウスは遠目で眺めただけなので、メインはハーバーブリッジだ。
ハーバーブリッジとオペラハウスへの行き方
ハーバーブリッジとオペラハウスは近い位置にあるので、似たようなアクセスとなる。
それぞれを紹介したい。
オペラハウスへの行き方
電車では「Circular Quay」が最寄り駅となる。
ロックスエリアもここが最寄り。駅は高架駅になるので、階段を降りて海を見て右手に歩いていくとオペラハウスへと到着する。
セントラル駅からだと5,6分で到着する。ただシティループは右回りと左回りがあるので、そこだけ注意して。
駅の電光表示に停車駅が表示されているので、「Circular Quay」の文字があるか確認しよう。
ハーバーブリッジへの行き方
同じくハーバーブリッジも「Circular Quay」が最寄りとなる。
オペラハウスとは反対側、海を見て左手に歩いていくとハーバーブリッジの下まで到着する。駅から見えるので分かりやすいかな。
ハーバーブリッジを渡る、という場合は天文台の方まで向かい階段を上がっていく。
しかしここは崖を削って出来ている土地ということもあるので、かなりの急こう配。
Town Hallから「311」番のバスに乗ると、天文台近くまで到着するので、坂や階段を上る必要がなくなる、
URL / 311番:https://transportnsw.info/routes/details/sydney-buses-network/311/31311
ハーバーブリッジを渡るならば、個人的には対岸からロックスへ向かって行く方法がオススメ。
T1とT9の「Milsons Point Station」駅。駅を降りて、少し北へと向かうとハーバーブリッジへの歩道へと繋がる。
エレベーターもあるので便利。このまま橋を渡って行くだけでOK。オペラハウスが見える左側の歩道が良いかな。
また電車もハーバーブリッジを渡る時は地上に出るので、そこからの景色も楽しい。
ハーバーブリッジを歩いて渡る
ではそのハーバーブリッジを渡った様子を紹介したい。
僕は「Milsons Point Station」駅からCBD側に向かって歩いていった。
どことなくブルックリンブリッジに似ている。電車が通るという部分ではマンハッタン橋に近いかな。
ハーバーブリッジは1932年に完成。
歩道は広いので歩きやすい。秋に入るシドニーだけど、日差しはキツいので初夏のような陽気。
汗ばむけど空気は乾燥していたので、カラっとした雰囲気で悪くはない。
車の往来が多いので、まあまあうるさい。でもその空気は嫌いではない。
午後なので東側の歩道を歩いた。西側は逆行となってしまう。
オペラハウスを橋の上から見るならば東側を歩こう。上から見ると右側、ミルソンズポイント駅から向かう時は左側。
シドニーという街の特徴が分かる。入り江が多い。なんかイスタンブールもこんな感じだったような。
どことなく既視感のある光景。
そしてオペラハウス。
オペラハウスは実際に訪れていないし、近くにも寄らなかった。遠目で眺めただけ。
歩道の柵は万全。何があっても落ちないようになっている。
網目も広くはないので、カメラ撮影する時はレンズを穴に合わせて。
高所恐怖症の人は下を見ないようにしよう。
だんだんとシティのビル群が近づいてくる。この雰囲気がマンハッタンぽいんだよな。
こういう景色が好きすぎる。
ロックスに入ると低い建物が目に入る。いや、ハーバーブリッジが高いだけなのか。
それとも意図的に高い建物を建設しないようにしているのか。その中で煙突?は目にひいた。
ハーバーブリッジは全長1,149m。だいたい1kmちょっとはある。
ゆっくり歩くと20分ぐらいかな。のんびり散歩するには丁度良い距離だと思う。
ここではサラッと紹介したけど。人も滅茶苦茶多いわけではなかったので、程よい心地よさがあった。
ハーバーブリッジのオススメの撮影スポット
僕が訪れたオススメの撮影スポットを紹介したい。
Cahill Walkから
個人的に一番、そして穴場だと思うスポット。
ここでは2種類の写真が撮れる。どちらも近い場所となる。
1つ目はオペラハウスとハーバーブリッジ。
先ず場所の詳細から。「Cahill Walk」と呼ばれる歩道橋。
サーキュラーキーの駅を出たらオペラハウス側へ進むと、上へと上がるエレベーターが見える。
これに乗ろう。
するとハイウェイ沿いの歩道に出るので、駅に戻る形で歩き進む。
そして駅の真上からこのような景色を拝める。
ここは下の人の多さとは打って変わって、全く人がいない。
何度か訪れたけど僕の独占、若しくは2,3人居るぐらいだった。
後ろを振り向くとシドニーの高層ビル群も拝めることもできる。
2つ目はザロックスとハーバーブリッジ。
この1つ目のポイントからそのままハーバーブリッジ側へと歩いていこう。
すると古い街並みの中にハーバーブリッジがセンターに登場する景色が。
ここも良かった。最高の撮影スポットである。
このまま道を進んでいくとハーバーブリッジへと繋がる。
上のアクセス情報に記載しなかったのは、ここで紹介したかったから。
ここは是非訪れてみてほしい。
地図:カーヒルウォークへの入口
地図:ロックスとハーバーブリッジの場所。カーヒルウォークとジョージストリートが重なるところ。
ロックスの海沿いから
サーキュラーキー駅からハーバーブリッジへ海沿いを歩いても良い。
ここは観光スポットなので人通りもかなり多い。何度か一人旅、カップルなどから写真撮影を求められた。
ハーバーブリッジは上から眺めても下から眺めても素敵な絵となる。
シドニーに訪れたら先ずはハーバーブリッジ・オペラハウスから、と思うかもしれないが是非天気の良い時に行ってみてほしい。
僕は天気の良いタイミングを伺っていたので、3日目ぐらいでようやく訪れたという経緯がある。
ちなみにここから眺めるオペラハウスも最高。
少し振り返ってみると面白い。
地図:この辺りから
対岸(ミルソンズポイント)から
ミルソンズポイントからも見てみよう。ミルソンズポイント駅から階段を降りる、
又はサーキュラーキーからフェリーで対岸(ルナパーク)と向かっても良い。
ここが素敵なのはハーバーブリッジとシティのビル群を一緒に眺めることができるということ。
対岸ならではの景色である。僕は橋を歩いて渡る前に訪れた。
オペラハウスも合わせて眺めることができるので、一石二鳥。
地図:ミルソンズポイント
ノースシドニーから
対岸のより奥。ノースシドニーから眺めてみよう。最寄り駅は「North Sydney」。ここから坂と階段を降りていく。
そこのクイバリーパーク(Quibaree Park)からが良い。港とハーバーブリッジ、シティのビル群という構成。
人も多くはないのでのんびりお散歩するにはちょうど良い。
海沿いを歩いていけばルナパーク・ミルソンズポイントへと繋がる。
地図:クイバリーパーク
まとめ
ハーバーブリッジについて紹介した。
この橋だけで色々な景色を拝めることができ、多彩な角度から写真も撮れるので被写体として最高である。
是非天気の良い時に訪れてみてほしい。でも雨のハーバーブリッジもそれはそれで風情ありそう。