バクー近くの「Bibi-Heybat Mosque」へと行きました。
2017年8月 1AZN=約65円
イスラム教の国「アゼルバイジャン」
バクーの街を歩いていると、この感覚が薄れてくるかもしれないが、アゼルバイジャンはイスラム教の国だ。
トルコのイスタンブールみたいな雰囲気にのまれてしまうけど、よく眺めるとモスクが点々とあったりしている。
だが、街を少し離れると巨大なモスクもあるので、「あー、やっぱりそうか」と思うこともしばしば。
前回、個人的に好きな「Heydar Mosque」を紹介したが、今回はイスラム教にとって重要なモスクの1つとされている「 Bibi-Heybat Mosque」を紹介したい。
アクセス(行き方)
125番のバスで一本。簡単に行くことができる。
125番の起点は「28 May駅」。WC Waikiki前から出ている。行けば125番の赤バスが常時止まっているので分かるはず。
125番は常時混む。始発からではないと座れないと思ってほしい。始発でも立ちの時もある。
バクーのバスは0.2マナト(約13円)だけど、125番に関しては長距離走るからか0.25マナト(約17円)。それでも安い。
125番は、28 May駅を出ると、海岸沿いを走る。乙女の塔の近くから乗車も可能。
詳細な路線図はHPに記載されている。モスク行く以外にも使いやすいので、海岸沿いから28 Mayに行く時に使ったりしていた。
URL:https://www.bakubus.az/en
バスに乗って30分ほどで到着する。バス停の目の前がモスク。
進行方向左手にモスクが見えるので、見えたら降りる準備をしよう。観光地でもあるので、降りる人はいるし、「STOP」ボタン押さなくても、バスは必ず止まってくれる。
降りて横断歩道渡れば到着。帰りは反対側から乗るだけでOK。帰りは座れないから覚悟してほしい。
Bibi-Heybat Mosque(ビビ・ヘイバット)
入場は無料。露出が多い服はNG、半パンはまだいいとは思うけど、下は長ズボンで行きたいところ。
13世紀に建てられたということで、歴史は長い。建物が少し新しいなと思うのは、1990年代(97年頃?)に再建されたとのこと。
このモスクには「Ukeyma Khanumと呼ばれるムハンマドの子孫の墓があるということで、イスラム教徒の観光地。僕が訪れた時はトルコ人だらけだった。
厳格な雰囲気ということはなく、かなりラフ。墓の前でもトルコ人がスマホで写真撮りまくり。厳かとは無縁な環境だった。これはこれで良いと思う。
墓の中は「緑」。聖なる場所故の色合い。「緑」なモスクは今まで見たことがなかったので、この景色は美しかった。
墓の横は礼拝の場になっているのだが、ドームの部分に緑のワンポイント。聖なる地であることを実感したが、イスラム教徒ではないので、どれほどな場所なのかということは感じられなかった。
モスク前は広い敷地。風が強い。ここからは港が眺められるけど、遠くにはフレイムタワーや新市街が見える。
裏手は山になっている。墓地があるようだけど、この上から眺めるモスクは素敵だろうな。行く気力はなかった。
モスク滞在は30分ほど。そのまま125番のバスで市内中心へと戻っていった。
まとめ
バクー近郊のモスク「 Bibi-Heybat Mosque」。緑が基調とされた内装は珍しいし、美しい。
アクセスも悪いと思いきや、125番のバスで目の前に到着するのでかなり簡単だ。時間が少しかかるけど、滞在に余裕があれば行ってみるのも面白い。
地図: