2019年7月 1USD=約112円
グアヤキルの観光。そこまで名所は多くはないけども、セントロに固まっているので1日もあれば大体見て回ることができる。
ただ都市の性質として通年暑いので、街歩きをしても体力が消耗されやすいというところがあるので、少し気を付けてもらいたい。
メインは「イグアナ公園」と「サンタアナの丘」になる。今回はイグアナ公園周辺を紹介していきたい。
イグアナ公園
グアヤキルに訪れた人が一度は行くであろうスポット。
イグアナだけを見るならガラパゴスには行かずともここで事足りてしまう。
カテドラルの目の前に位置。そこまで広い公園ではないけど、イグアナが飼われているので、園内はイグアナだらけ。
柵もそんなに高くはないので逃げ出さないのか心配になる。確か市が管理しているのかな。
警察官もいるし、観光客も多いので治安は保たれている。ここだけならカメラを出してバシャバシャ写真を撮っていても安心できる場所だ。
主食はキャベツ。ホントかよと思って調べたら、グリーンイグアナの主食は「葉野菜」とのこと。
調べていると日本でもペットとして飼う人のブログが出てきて、基本人間が食べる野菜は食うということで納得。
昆虫とか小動物かと思っていたけど、野菜を食べるとかなんか親近感が沸くし、へーと思った。
お金を払えばキャベツを買えて、イグアナに餌やりも出来る。
イグアナは動きがそこまで速くないので、とてものんびりとした空間。
芝生の中には入れないけど、道路を横断するイグアナに触るぐらいなら大丈夫ぽい。
地図:
マレコン2000
グアヤキルは川沿いの大都市。
伝説によれば、グアヤキルという名は、スペイン到来前にこの地に住んでいた先住民指導者夫妻(グアヤスとキル)の名にちなんでいるようだ。グアヤス川の名も同様。こちらはエクアドルを知るための72章を参照した(明石書店)。
造船業とカカオ産業で発展した街。港があるというのはかなり大きいことだと思う。
首都はキトだけど、エクアドル最大都市はグアヤキルなので、昔からの名残がまだある。
この「マレコン2000」はグアヤキルの中でも安心して散策できるスポット。
川沿いを開発されて、遊歩道やショッピングセンターなど整備されている。
サンタアナの方には観覧車や遊園地もある。子どもも多い。
日曜ということもあり、家族連れやカップルなどで賑わっていた。
治安が良いけども、スリには念のため気を付けてもらいたい。ただ警察官も一応いるので、少し身構えた身体は癒されることになるだろう。
周辺はスペイン統治ぽい建物もあるので、それも見ておきたい。
こちらはグアヤキルの市役所。
特に内部のガレリアは一見の価値あり。
市役所なので商店はないけど、ミラノを彷彿とさせるような厳かな内装。
続いて芸術大学。
市役所と隣り合わせに並んでおり、建物が素敵だ。
市役所とは別だけれども、ガレリアはカラフルで明るいイメージ。
地図:市役所は「Illustrious Municipality of Guayaquil」、芸術大学は「Universidad de las Artes」。
野口英世の銅像
グアヤキルに来たからには、野口英世の足跡を見てみたかった。
というのも野口英世は1918年から28年にかけて、ロックフェラーの黄熱病メンバーとして中南米で黄熱病対策に従事していた。
その過程で野口はグアヤキルで黄熱病の研究をし、病原体を発見したと発表。のちに誤報と分かるが、当時の世間をにぎわせた。
このことからエクアドルでは英雄視され、名前が付いた通りがある上に、マレコンには銅像が建てられている。
マレコンではこの辺。グアヤキルは結構銅像が多いんだけど、その中に日本人である野口英世が仲間入りしているのは、とても素敵なことだと思う。私生活は別として誇れるなと。
ただゴミ箱の横に置かないでほしい。
またグアヤキルのセントロには「Av. Hideyo Noguchi」という通りもある。あまり治安が良いエリアではないし、何があるというわけではないけど、通りの名前だけ撮りに行った。
銅像の場所は「Crystal Palace」と「Iglesia San José」の間にある。
地図:
ちなみにガーナでも野口英世の功績を見に行った。
まとめ
グアヤキルの観光スポットを紹介。どこも近くにあるのでまとまって見ることができる。
野口英世の銅像はあまり紹介はされていないけど、是非日本人として見ておきたいポイント。
マレコン2000を歩いていけば着くので、是非寄ってもらいたい。