2019年7月 1USD=約108円
キトに来たからには是非赤道記念碑に行ってみたかった。
2013年にウガンダで赤道を跨いで行ったので、これで自分の足での赤道超えは2回目となる。
キトの街中から路線バスで簡単に行けるので、その流れを含めて紹介したい。
キトから赤道記念碑までのアクセス方法
ここでは2つのパターンを紹介したい。
1つが「オフェリアバスターミナル」からのパターン、もう1つがキトテラスのある「El Ejido」からの行き方だ。
オフェリアから
キトの北部にある「Terminal Ofelia」。
ここから赤道記念碑前を通る路線バスが始発となって出ている。
そもそもオフェリアまで行かないといけないんだけど、ここにはメトロバスの「C1」「C2」が起点として走っている。
気をつけたいのが、トロリーバスのC1とC2ではないこと。連結バスの色が黄色又は青色となる。
このメトロバスは旧市街の「San Martin」から乗れるので、旧市街滞在の人は使ってみて。
同じ「C1」でも下の色とは異なる。ルートはほぼ被らないけど実にややこしい。
オフェリアに着いたら、メトロバスを降りて、右側のホームに向かおう。メトロバスは真ん中のホーム。
上から見ると、左・中・右とあって、赤道を通るバスは右側のホーム。後方は降車専用となり、前方からの乗車となる。
目印としては、Calacali や Bicentenarioのところから。
他のブログではバスに「Mitad del Mundo」と書かれていれば行く、と記載がある。
これは合っているようで、間違い。
あくまでもバスの所属するグループとなるので、このバスが全て赤道に行くわけではない。
大切なのは「フロント」の「行き先」表示。ここだ。
バスに番号はないので、この「フロント」の「行き先」を基に判断しないといけない
ここに「Mitad del Mundo」と記載があれば通る。
念のため運転手さんか、車掌さんに「Pase Mitad del Mundo?」(赤道通りますか?)と聞いてみよう。
オフェリアから赤道までは約35分ぐらい。0.4ドルとなる。
地図:オフェリアバスターミナル(Terminal de La Ofelia)
キトテラス(El Ejido)から
滞在していたキトテラスからは、バスで1本で行けた。
この辺や新市街とかに滞在してるなら、これに乗ってしまうのが確実だと思う。
乗り場はここ。Av.AmericaとCalle 18 de Septiembreの交差点、の18 de Septiembre側。
地図:
このバスも番号はない。
「フロント」の「行き先」で判断したい。このバスだと黄色い行先表示に「Mitad del Mundo」と記載がある。
バス会社も同様の名前だけど、このバス会社が全て赤道に行くわけではないので気を付けよう。必ず行先表示に記載があるかどうか。
バスは坂を上がっていき、Av.マリスカルスクレをずーっと走っていく。
テレフェリコというロープウェイがあるんだけど、その乗り場近くまで向かうシャトルバス乗り場の前も通るので、意外に便利。
途中で行き先を告げて、運賃回収。0.4ドル。キトから赤道は0.4ドルが相場のようだ。
バスはここに到着する。ロータリー前。
ここで降りて、交差点を渡れば赤道記念碑への入口となる。
だいたい1時間ちょっとかかった。
到着場所/地図:
帰りの乗り場
帰りはロータリーから大通りを少し下ったところ。ここにバス停がある。
El Ejidoの方まで、オフェリアまで向かうバスどちらも通過する。僕は旧市街に行きたかったので、オフェリア行きのバスが最初に来たのでこちらに乗り込んだ。
バス停地図:
赤道記念碑を見学する
赤道記念碑は5ドルで一律入場となる。
これで記念碑に登れたら、各ミュージアムを見学できたり。前は別料金だったらしいけど、今は統一していて分かりやすい。
入場したらあとはフリー。
9時オープンで9時20分の到着だった。
この時は人はまばらだったけど、10時過ぎになるとツアー客含めて一気に来たので、早めに行くのが吉だろう。
とりあえず先に赤道記念碑へ。
「おー」ていう感じ。本当はここが赤道じゃないみたいなんだけど、気持ちの問題だよね。
たしかにGPSはゼロを指してない。
赤道に来たから何かあるわけではないけど、「あー来たんだな」と思う。前はアフリカ、今は南米。次はインドネシアにあるけど、行かないかな。
人は殆どいないので撮り放題。
裏側は午前だと逆光になっちゃうので注意。
早速赤道記念碑に登ってみることに。
エレベーターで一気に上へ。
特に期待していなかったけど、ここからの眺めがまあまあ良い。
周りに高い建物がないということもあるけど、山々に囲まれた地形であることが分かる。
降りる時は階段。ここではエクアドルの歴史や各地方ごとの特徴などを知れる。結構詳しく紹介されているので、英語やスペイン語が理解できるならばのんびり行ってもいいだろう。
終盤は科学のコーナー。北半球と南半球での水の回り方の違い、とか諸々。興味なかったのでほぼスルーしちゃった。
卵は赤道記念碑の前にあるんだけど、無残な姿になっていた。そもそも赤道じゃないから立つのが不思議だけど、細かいことは気にしない方がいい。
あとは各ミュージアムやお土産屋さんを見るぐらい。
カカオミュージアムをサッと見たけど、エクアドルって世界の5%ぐらいのシェアしかないことを知った。
イメージではガーナとかがあるけど、最大のシェアはコートジボワール。40%と殆ど占めていて、ガーナは2位。エリアでカカオの種類が違うことも。へーっとなった。
お土産屋さんは民芸品やぬいぐるみとか。
キトのアーセナル市場より1-2ドル高いぐらいかな。
「うぉっ」となったのが、クイを丸焼きにしていたこと。ナチュラルに焼いてて「まじか」と思った。
怖いのが、その横にクイのマスコットが笑顔で両手を広げているの。残酷…と思ったけど、仕方ないよね。クイのぬいぐるみは超かわいい。別場所だけど買ったもん。
1時間程度の滞在。テーマパークとしては面白いし、5ドルなら十分だと思った。
天気が悪いと景観も良くないから、よく晴れた日に行ってみてほしい。
まとめ
赤道記念碑は路線バスで簡単に行くことができる。
また赤道記念碑も見どころはいくつかあるので、緩くぶらぶらするのが一番の方法だろう。