2019年10月
秋のモンゴル旅行。
僅か4日だけど往復は大韓航空を使った。Nクラスで約6.1万。
MIATモンゴル航空という直行便が5.6万ぐらいであったんだけど、スカイチームのマイルを貯めているという単純な理由で大韓航空を選択した。
初めて羽田発の深夜便を利用したので、その様子を紹介したい。
KE720便:羽田 02:00-04:35 仁川
チェックインする
予約したNクラスは最安値になるけども、事前座席指定が不可となる。そのためウェブチェックインの時に初めて座席とご対面となるのだ。
大韓航空では出発48時間前からチェックインが可能。
しかし今回は乗り継ぎでウランバートルまで向かう際、ウランバートル行きは仁川を19時過ぎに出発する。
そのため仁川での乗り継ぎでになるということから、仁川発の時間までウェブチェックインが出来なかった。
事前にウェブチェックインは済ませておき、往路は座席指定が完了。短いフライトなのでまだ窓側をチョイスした。
羽田空港ではHカウンターを利用。
本来羽田便は金浦着になるけど、この路線のみ仁川発となる。
誰も並んでないため、2分程でチェックインが完了。保安検査も空いててサクサクに通過。
深夜2時台。SQのシンガポール行きは知ってたけど、海南航空の北京やピーチの上海行きもあるんだね。
サクララウンジに入る
大韓航空は羽田に自社ラウンジを持っていない。そのため他社のラウンジを使うことになる。
スカイチームのデルタはTIAT ANEXラウンジを利用しており、今後は自社ラウンジを作ることになる。
しかし大韓航空はJALとコードシェアしていることもあるので、サクララウンジを使えるのだ。
スカイチームのエリートプラスなのに、ワンワールドのラウンジが使えてしまう。
これは羽田発のエールフランスやチャイナエアライン、中国東方航空でも同じ形となる。
ただボーディングパスを見ると「SKY Lounge ANNEX」の文字が。
あれ、これってカード会社のラウンジでは?前に使った覚えがある。
でも羽田で航空会社がカード会社のラウンジに通すことは考えられないので、とりあえずサクララウンジに向かった。
受付の方に「大韓航空前乗った時はサクララウンジが使えた覚えがあるんですが、今回も利用可能でしょうか?」と質問。
すると「サクララウンジは利用可能です」との返答。
どうやらJALのサクララウンジが改装していることに伴う処置のようだ。
元々JALのサクララウンジは東西に1つずつあった。
今スカイビューのサクララウンジが改装中となるため、このカード会社ラウンジを間借りして、サクララウンジとして運用しているとのこと。
元々のカード会社を使ってた人は、中央部の狭いところに行かないといけない羽目に。
搭乗口がこちらに近いからこのラウンジを案内してくれたそうだ。それはご好意。
保安検査に近いサクララウンジは、5階はヒースロー線のエコノミー客に開放しており、4階が各プライオリティが使えると説明を受けた。
時間帯的にJALの1時台の深夜便(マニラ、ホーチミン、ロンドン)が重なるので、スカイラウンジ側の方が空いてるし、食事なども全く同じということで、スカイラウンジ側に向かった。
中に入るとJALのスタッフ。
そして元々ソファがあった場所にご飯などが置かれており、確かに空いてる。そして静か。
ありがたき幸せ、ということでご飯をいただく。
お馴染みのビーフカレーも!とりあえずサクララウンジでの目的は達成。
あとはのんびり。何かカード会社のラウンジも何度か使ったことがあるだけに、この食事がある雰囲気が若干の違和感。
やっぱJALのフライトが近くなると人がもっと減ってガラガラに。快適に過ごせたからよかった。
KE720便:羽田から仁川へ
深夜2時出発。1時半にボーディング開始。
147ゲートということで出発フロアから1階に降りてそのまま乗る形。
1時半に着いたら、既にボーディングはスタートしていた。
スカイプライオリティとエコノミーで列は分かれているので、途中からでもスカイプライオリティやビジネスの人は優先搭乗が出来る。
機材はB737-800(KE URL: https://www.koreanair.com/jp/ja/in-flight/aircraft/b737/800-138/prestige)。
東京線の中では唯一の3-3配列。昔は2-4-2の機材だったみたいだけど、需要が少ないからか小型化した。
そのため乗り込むのも少し時間かかったし、機内は意外にも満席。
この時は天皇の即位で火曜が祝日になった時だったから、4連休にして旅行に出かけてる人が多いからだと思う。
今回深夜便で腹がいっぱいになることを予想してフルーツミールをリクエストしていた。事前に確認を取りに来てくれる。
そして出発前に韓国の入国カードと税関申告書が配られる。
ちなみに座席間隔はゆとりがある。3時間弱なら余裕。
また機内モニター、USBも完備。
その点はフラッグキャリアだなと思う。
1時57分にゲートクローズ。
その後2時20分には離陸。この辺はうとうとしてたけど瞬間は何故か起きてた。
離陸して30分程でベルト着用サインが外れる。
この日は大雨だったけど、風がそんなになかったからか特に揺れるようなことはなかった。
そして機内食なのだが、フルーツミールを頼んでいた僕は先に配られた。
フルーツミールはオレンジとぶどう、メロン、マンゴー、そして桃のゼリーという内容。これで良かった。
そしてマンゴーがあるというのが何とも嬉しい。普段中々食べないし。
とはいえ睡魔が勝っていたので、平らげてまた寝てしまった。やっぱこの時間の短距離は浅い睡眠のままで地味に疲れる。
いつの間にか着陸態勢となっており、4時25分には着陸。4時32分にはゲートに到着した。
早朝の仁川
早朝の仁川。大韓航空はターミナル2を利用している。フライト自体がこの時間は少ないので、ガラガラ。
アトランタやカトマンズ、マニラという路線が到着しているようであった。
なのでサクサク進んでいき、4時45分には到着ロビーを出るぐらい。入国審査も並ばなかったし。
仁川はいつも空いてて、サクサクしてる印象なんだけど、これが本来の空港の姿なのかな。
ここからソウル市内に出る。空港のレストランとかは朝6時からオープンするところが多い。
この時間帯だとコーヒーショップかコンビニしか空いていない。
僕はソウル駅までAREXを使うことにしていた。
空港鉄道はターミナル2からだと、5時15分が特急、5時18分が普通電車の始発となる。
改札のオープンは5時5分、窓口も5時オープンなので早く行っても暇になるので注意。
なのでこの大韓航空の到着時間は、AREXの始発に間に合うちょうど良い時間だなと思った。
この時間だとリムジンバスもあまり動いてないし。
AREXは事前にKKDAYを通じて購入。
片道900円近くが、半額の400円代で買えるし、窓口でバーコードを見せるだけで簡単に済むのでとても楽。乗車券の500ウォンのデポジットは必要となるので、それは用意しておこう。
直通列車は進行方向を向いたシート。
ターミナル2,1と進んだら次はソウル駅になるのでノンストップ。51分で着くのでかなり速いのでソウル駅に向かうだけならバス乗るよりかは良いかなと思う。
まとめ
深夜の羽田→仁川便について記載をした。
時間を有効活用できるが、体力的にはかなり睡眠は削られるので、到着後精力的に活動するには乗る前の夜にしっかり寝ておかないといけないと思った。
小さな機材とはいえ、機内モニター完備のKEにはフラッグキャリアらしさを垣間見ることもできた。