2019年8月 1RUB=約1.7円
ウラジオ東部にキタイスキー市場がある。
「キタイスキー」は通称になるのだが、正式名称は不明。キタイスキーは「中国の」という意味合いとなる。
ここはウラジオ中でもかなり規模の大きな市場。キタイスキーに来れば何でも揃うのではないかと思う。
線路脇の蚤の市
今回紹介するキタイスキー市場・蚤の市共に、中央広場から31番のバスで向かうことができる。
先ずは蚤の市について紹介したい。
キタイスキー市場には路面電車が通っているんだけど、その北側の線路脇で週末限定で蚤の市が開かれている。
まさにガラクタだらけ。古着や靴、誰が使うんだという工具など。でも不思議と見ていて面白いんだよな。
その中で僕が気になったのは、ソ連のピンバッチ。2つの露店で提供していた。
一方はピンバッチの種類も豊富で選びたい放題という感じ。
片方は30ルーブル(約51円)でレーニンのピンバッチがあったので購入。安い。
種類が豊富なのはマニアックなものばかりで、どれが良いか悩むほど。ただロシア語読めないから、何の意味なのかは分からない。
ということでモスクワオリンピックのピンバッチとソ連の鎌と槌を購入。
オリンピックは100ルーブル(約170円)、鎌と槌は50ルーブル(約85円)。もしかしたら高いかもしれないけど、個人的には納得できる料金なのでそのまま購入した。安いと思うけどね。
他にはアゼルバイジャンカラーのジャージ。
本や衣類。
店番は可愛いロシア女子。
なんで卒業式のアルバムがあるんだよ。
そんなに蚤の市は長くないけど、好奇心を刺激する商品があったりするので、立ち寄ってみてほしい。
地図:
キタイスキー市場
キタイスキーは10時からオープンし始める。
手前が衣料品、奥が食料品。
衣料品はかなり広い。そして売られてるものがほぼ同じな上、中国系が店を営んでいる。
「キタイスキー」という名も納得。国が近いし、安価なモノが入ってくるんだろうな。
そのためか中華レストランが3軒ぐらいあった。街中だとレストランはなくて、Wokみたいな軽食になるんだけど、ここはガッツリ系のレストラン。気にはなったけど、敬遠した。
食料品エリアで気になったのが、サマルカンドナンが売られていたこと。
ウズベクなどの中央アジア系がいる、というか店員さんがそっちの顔立ちで、ウラジオにも居るんだ、と思った。人の流れって面白いよな。ソ連時代に来たのか、ロシアになって来たのか。
プロフやシャシリク、ラグマンなどの店を提供する店も。ウラジオ中心部では中々見かけないお店。
他は中央広場にあるようなお店や商品が多い。
暑かったのでブルーベリージュースを。50ルーブル(約80円)。
ここらのジュースは全て50ルーブル。冷えてはなかったけど、甘みがあって喉を潤すには最適だった。冷たいとお腹冷えちゃうし。
全部回ろうと思うと疲れるので、ポイントを定めて周遊するのが良さそう。
マクドナルドのパクリ。モスクワのマックが世界で一番売り上げ高いらしいね。
路面電車に乗って
ウラジオストクには1系統ながら路面電車が残っている。上記キタイスキー市場も通るので、終点まで一度乗車したことがあった。
1回16ルーブル(約27.2円)。旧ソ連の時から走っているので、かなり年期がある。
何か「これ!」というのはないんだけど、車体にソビエトマークがあったのは流石だと感じた。
まとめ
キタイスキー市場と線路脇の蚤の市を紹介した。個人的にグッと来たのは蚤の市、好きなものがあったので面白かった。
キタイスキー市場は中央市場などと異なる店や、ウラジオに人が入ってる一部分を垣間見れて楽しい。