2017年8月 1GEL=約45円
秋の始まり
トビリシに滞在していた8月末。昼間は日差しがきついため、夏真っ盛りだと感じられたが、
日陰に入ると涼しい風が吹き付ける(乾燥していることもあるが)。
また朝や夜は冷えて、冷たい風も吹くため、秋の近さを感じた。
そんな時、オープンテラスでのご飯が特段に素敵な気持ちにさせてくれる。
個人的にはトビリシ一オシャレな店はないだろうか、「Sofia Melnikovas Fantastiuri Duqani」を紹介したい。
Sofia Melnikovas Fantastiuri Duqaniで最高なランチを。
場所は自由広場から北東へ700~800m行ったところ。4月9日公園の近くに位置する。
初見だと分かりにくいかもしれない。僕も「え、ここでいいの?」と思ったほど。
まずは「Revaz Tabukashvili St」に出よう。ここを歩く必要がある。
北西へ歩き進めると、角に「Shop-Museum」と英語、ジョージア語、ロシア語で書かれた店が出てくる。
この横の通りを少し上がっていこう。
すると左手にこのような門(黄色いドア)が見えてくる。ここがお店となる。
ドアが開いているので、店の名前が出ていないが、黄色いドアには下記のようなレストラン名が書いてある。
最初通り沿いに面しているかと思っていたけど、店がなくて、「何かおかしい」と思い、この敷地内に入っていったら正解だった。
中庭みたいなところに出るので、左手がお店。
店員さんは中にいる。このようなドアをまた入ろう。一見さんお断り、かのような分かりづらさ。でもこれが「穴場」にしている理由なのかな。
中は冷房が効いており、暗め。夜お酒飲むならいいけど、ここは外のテラスに座ろう。
外で注文してもいいし、決まっていればその場で頼んでも。
スープは6~8GEL前後(約270~360円)、サラダは7GEL前後(約315円)、メインは15~20GEL(約675~900円)、ヒンカリは0.8GEL/個(最低5個から)、レモネードは4.9GELだ。
料金はジョージアの物価からすると高めの設定と言える、だけど心地よさとかの雰囲気を考えると、安いと思えるレベル。
今回は「オクローシカ」と呼ばれる冷静スープとヒンカリ5個、レモネードを注文した。これで16.3GEL(約740円)。オクローシカは5.9GEL(約266円)。
日陰だと涼しい風が。このテラス席、かなり最高。客も僕しかいないので、独り占めした雰囲気。そして静か。風の吹き抜ける音が聞こえるだけ。ぶどうのツタから指す日差しも心地よい。
東京にあったら確実に「インスタ映え」しているだろうな。。。それだけ写真を撮りたくなるような場所。
まずはオクローシカが到着。キュウリとジャガイモ、ハーブ、ヨーグルト(クワス??)ベースの冷静スープ。あまり日本では発想がない食事だけど、これが美味しいのだ。ロシアの夏のスープということで、今の季節にピッタリ。初めて食べたけど、酸味もそこまで強くなく、どんどんスプーンを進めていた。これはハマりそう。
続いてレモネード。ジョージアでレモネードを頼むと、ビンの炭酸が来るけど、ここは欧米系のレモネード。恐らくレモンを絞って、砂糖などで軽く味付けしているものだと思う。のどごしサッパリ。オクローシカとの相性抜群だな。。。
そしてヒンカリさん登場。5個から注文OK。ジョージア版小籠包。外はモチモチの皮、中は肉汁たっぷり。ひき肉も香草が交えてあるので、少しクセがある(良いクセ)。
食べ方は先を持ち、皮を少し噛んで、肉汁を吸い、後は食べていくという形。先はただの皮なので残すのがジョージアスタイル。
小籠包ならスプーンがあるから慣れているけど、このスタイルは最初は慣れない。けどコツをつかめば自分のペースで食べ進められる。
またボリュームがかなりあるので、女性一人だと5個はキツいかもしれない。複数人でシェアするのがベストかな。
小一時間ほどのんびりランチをした。後々ノマドぽいアメリカ人が来ていたけど、WIFIもあるので、作業スペースとしても良いかも。
レモネード飲みながら、WIFI繋いで休憩するのもアリかなと感じた。
トビリシ、ちょっと行ってほしい場所の一つだ。オススメできる。
Sofia Melnikovas Fantastiuri Duqani(სოფია მელნიკოვას ფანტასტიური დუქანი)
【住所】8 Gia Chanturia St, T’bilisi
【営業時間】12:00~02:00
【メニュー】スープ:6~8GEL、サラダ:7GEL前後、メイン:15~20GEL、ヒンカリ:0.8GEL/個、レモネード:4.9GEL
【アクセス】自由広場から徒歩5分。
【地図】