2020年1月 1THB=約3.6円
バンコク旅行で必ず訪れるであろう「3大寺院」。
ワットプラケオ(王宮)、ワットポー、ワットアルンの3つである。
日本人にとっては今はワットパクナムも加わって4大寺院となりつつある。
ただここで悩むのが、どの順番で回ろうというところだ。
実際に僕が訪問した経験を踏まえて、
今回はその周り方についてご紹介をしたい。
効率的な回り方
効率的な回り方は、
ワットプラケオ→ワットポー→ワットアルン
の順番だ。
何故ならば、
・ワットプラケオ(王宮)は朝から混雑するため、朝イチで見ておきたい。
・ワットプラケオは混雑するとチケットが長蛇の列になり、入場まで時間がかかる。
・ワットポーとワットアルンは混むけど、チケットや入場には時間がかからないことから。
僕が回ったタイムスケジュールだと、
08:15 ワットプラケオの列に並ぶ
08:30 ワットプラケオ入場(500THB)
09:00 ワットプラケオ退場
↓徒歩
09:20 ワットポー入場(200THB)
09:50 ワットポー退場
↓徒歩&渡し舟(5THB)
10:00 ワットアルン入場(50THB)
10:15 ワットアルン退場
↓GRAB(148THB)
10:40 ワットパクナム入場(無料)
11:00 ワットパクナム退場
という形となる。順を追って説明していきたい。
ワット・プラケオ
ワットプラケオ前には朝8時15分に到着。8時半オープンだが既に人は並んでいた。
中国系のツアー団体が開門と同時に入ってくるので、多少早めに着いておくと良いだろう。
入場列は以下のポイント。特に案内はないので気をつけてほしい。後しれっと横入りしてくる輩も阻止しよう。
地図:
8時半になると入場開始。手荷物検査はかなり適当。
門から少し入ったところで、服装チェック。肩や膝が出ている服装はNGとなる。
門から入り真っすぐ進むとチケット売り場になる。ここで500バーツ(約1,825円)を支払い(現金のみ)。
タイの観光スポットの中でもかなり割高な場所である。しかし一度は見ておきたい施設。
入場券を手にしたら左手の入り口へと進み入場。この時点では殆ど人がいなく空いていた。
尚、タイ人は無料で入れるので、朝から参拝している人で多かった。
ツアー団体は少し遅れて入ってくるので、8時半~40分ぐらいまでの10分間を有効活用したい。
入場後は自由に散策しよう。僕はタイの歴史や仏教については疎いので、同行者が満足するまで付き合っていた。
簡単にぷらーとみて写真を撮るぐらいなら30分ぐらいかな。
王宮自体は広いけど、ワットプラケオ自体はそんなに広くはない。
出口と入場は違う場所になる。出口はここから。入場門の西側。
地図(出口):
ここから王宮の左側の外周を通り、ワットポーへと向かう。
ワット・ポー
外周の歩道沿いを歩いていく。
トゥクトゥクで移動する方法もあるけど、100バーツ(約360円)あれば行ってくれるだろう。
だいたい約15-20分ぐらい。太陽が当たり、暑いので日焼けや熱中症対策はしてほしい(水必須)。
この左側の外周からくると、ワットポーのちょうど入り口に到着するので便利なのだ。
場所はここ。
地図(入口):ツーリストセンターの左横の門から
ワットポーはワットプラケオに比べると境内は小さい。
ここで200THB(約720円)を支払う。待たずに購入できた。
チケットは水が付いてくるので、涅槃像入口の奥で引き換える。
ちょうど日本人と韓国人のツアーがいたけど、中国人ツアーはいなかった。ワットプラケオにいるからだ。先行している形。
敷地内は観光客だらけだけど、自分のペースで歩けるぐらいなので、そこまで窮屈には感じなかった。
余談だが、夜のワットポーはライトアップされる。
境内は無料で入れて散策も可能。涅槃像は見れないけど、それでも素敵な寺院の姿を拝む価値はあると思う。
ワットポーはMRTの「Sanam Chai」駅1番出口より徒歩5分。
夜でも簡単にアクセスできるので、時間があれば訪れてみてほしい。
ワットポーを散策したら、ワットアルンへ向かう。
チャオプラヤー川の対岸に位置するので、川をボートで渡る必要がある。
ワット・アルン
ワットポーの西側ゲートから出たら、ター・ティヤン船着場へ向かおう。
船着場からは渡し船が出ていて4バーツ(約15円)で移動可能。10分置きぐらいに出ている。
地図(船着場):
この対岸から眺めるワットアルンも素敵だ。
川を渡れば(3分ぐらい)ワットアルンの敷地に入る。
船着場からの道を歩き、30m程で左に入ろう。そのまま真っすぐ進み、チケット売り場へと向かう。
チケットは50バーツ(約180円)。ここでも待たずに購入できた。
敷地はそこまで広くはない。思い思いに写真撮影や建築を見てみよう。
なので15分程で散策終了。その後は裏門から出て、ワットパクナムへと向かった。
ワット・パクナムに行く場合
僕は3人いたのでGRABを使うのが割安だった。
そのためワットアルンの裏門からGRABを拾った。アプリ起動から5分ぐらいで到着したので便利である。
現地SIMがない場合は、タクシーを使うのが手っ取り早い。
ただ裏門前にいるのは観光客を目当てにしたタクシーなので、メーターを使ってくれない可能性もある。
その時は大通り(Arun Amarin Rd)まで出てタクシーを拾おう。
ワットパクナムで通じない可能性もあるので、住所やタイ語の名前をメモしておくと良いかもしれない。
又は最近はGoogle Mapを活用しているドライバーが多いので、打ち込んであげるといいかも。
現地の交通機関を使う場合は、方法はMRT(地下鉄)のみとなる。
路線バスはいい具合に接続が出来ないし、何よりあったとしてもかなりの時間がかかる。
ワットアルン側のMRTの駅は「Itsaraphap」(地下駅)(ワットアルンから徒歩約12分)
ワットパクナム側の駅は「Bang Phai」(地上駅)(ワットパクナムから徒歩約12分)。
スムーズにいけば30分程、40分見ておけば確実だろう。
昼は日本人だらけとなるけど、あの綺麗な景色は上を向いて撮影するので、人が多くても問題なし。
後日本人だらけ、というのは良いポイントでもあり、人の撮影の邪魔をしたり察してくれるというところがあるので、
人が多くてもその場の風情はないかもしれないが、写真記録としては支障が出てこない。
ワットパクナムから次の候補地へ
ワットパクナム参拝後、後は好きなように動くだけである。
タクシーはよく来るので簡単に捕まえやすい(だいたいはタイ人参拝客を乗せてくる)。
GRABは10分ぐらい待ったけど来てくれる。
MRTは駅まで歩くだけ、BTSの「Talat Phlu」(タラートプルー)まではソンテウ(8バーツ)で移動するだけ。
入口の角のところで立っていればソンテウが到着する。
4番の路線バスに乗るには、少し参道を歩いて始発のバス停へと向かおう。
個人的にはアイコンサイアムまで行くのが効率が良いと思う。
しかし他のスポットでも簡単に移動が出来るので、MRTとBTSの利便性の高さがYく分かる。
✔ チャイナタウン(ヤワラー):徒歩→MRT「Bang Phai」→MRT「Wat Mangkon」下車 or 4番バスでチャイナタウン近辺で下車
✔ アイコンサイアム:ソンテウ→BTS「Talat Phlu」→BTS「Saphan Taksin」下車→シャトルボート
or ソンテウ→BTS「Talat Phlu」→BTS「Krung Thon Buri」下車→シャトルボート
✔ シーロム:ソンテウ→BTS「Talat Phlu」→BTS「Sala Daeng」下車 or 徒歩→MRT「Bang Phai」→MRT「Silom」下車 or 4番バスでシーロム下車
✔ サイアム:ソンテウ→BTS「Talat Phlu」→BTS「SIAM」下車
✔ アソーク(ターミナル21など):徒歩→MRT「Bang Phai」→MRT「Sukhumvit」下車
✔ モーチット(ウォークエンドマーケット):ソンテウ→BTS「Talat Phlu」→BTS「SIAM」乗換→BTS「Mochit」下車
まとめ
3大寺院及びワットパクナムの周り方をご案内した。
朝から動くなら是非このイメージで動くと良いかもしれない。
3大寺院はどうしても日中は混雑してしまうので、朝のうちに済ませておきたいという気持ちだ。
ご参考になれば幸いである。