2018年5月 1USD=約8,000スム
鉄道のチケット購入
ウズベキスタンはダイヤが合えば鉄道移動するのが安くて楽だ。
なんだけど、ダイヤも極端なので中々合わないし、鉄道のチケットを買うのも面倒だと言われている。
実際に現地で買ってみたけど、特に複雑なことはなかった。
方法としては、
1.駅で直接購入
2.街中のカーサで購入
3.旅行代理店を通じて購入
があるだろう。
3の代理店を通じる場合、手数料がかかるので、割高になってしまう。
旅行シーズンや帰省シーズンは事前に買っておくのが安心だろう。
タシケント⇄サマルカンドの路線は混んでるとのことなので、安心代だと思って購入しておくのもアリだ。
現地での予定が流動的、タクシーか悩んでる場合は現地で購入するのが良い。
タシケントだと駅に出向くのが速いけど、ブハラやヒヴァ、サマルカンドだと少し駅が市街地と離れている。
そういう時は、街中の「カーサ」(KASSA)を使いたい。
どの街にも必ずあるので、そこで買うと駅まで出向く必要はない。
・ヒヴァのカーサは以下。
ハチミツ屋さんの隣。北門から真っすぐ上がっていくだけでよい。
地図:※目安 この郵便局の北。
・ブハラのカーサは以下。
地図のカフェの真向かいの交差点より。
購入時にはパスポートが必要。
ブハラは前を通っただけなので分からないけど、ヒヴァは英語が通じてスムーズに購入できた。
今回はブハラ→サマルカンドの片道。アフラシャブ号の2等(エコノミー)で51,000スム(約6.4ドル)と安い。
ブハラからサマルカンドへ(アフラシャブ号)
ブハラの駅はブハラ市内ではなく、南東のカガンという街にある。
僕が宿泊していた「ルミ」というゲストハウスからタクシーで20,000スム、約15分。
15時55分発だったけど、15時過ぎに出ても余裕で間に合った。
鉄道駅はソ連だなー、というシンメトリーの白を基調とした建物。旅情が沸いてくる。
外観は撮影OK、中はダメとのこと。
駅に入るのに、パスポートとチケットチェック。
そして中に入ったら荷物検査があって、チケットにスタンプを貰う。
駅舎内にはトイレや待合室、売店とあるので困ることはないだろう。
既に止まっていたので、早速乗り込む。
各入口にスタッフが居て、チケット確認。
ソ連だなー、とここでも感じる。
チケットは乗るときに回収されるので、事前に撮影しておくといいかも。
ウズベキスタンは駅での撮影が厳しいと聞いていたけど、鉄道の写真撮ってても何も言われなかった。
なので、先頭まで行って、写真撮影。
横には夜行電車と思われる車両が止まっていた。
アフはブハラが始発。サマルカンド経由でタシケントまで向かう。
車両はスペインのタルゴを使用。何処と無く安心感。
車内にはトイレが付いていてわりかし綺麗だった。
座席は真ん中が4人掛けコンパートメント、そして前向きと後ろ向きが半分ずつ。欧州と同じ。
13,14,15,16,17,18が4人掛けで、ブハラからの路線は小さい数字が進行方向向き、大きいと逆向きだった。
タシケントから反対に大きな数字が前向きとなるだろう。
2等は何かサービスがあるわけではない。
コンセントがあるのは素晴らしい。車内販売はたまに来る。
足元は広め。ゴミ箱もある。TGVみたい。
車窓はウズベキスタンの肥大した大地を眺めるのだが、スペインのアンダルシアを見ているようで、「ここはスペイン」と言われても違和感がないほど。
15:55にブハラを出て、16時32分に「Navoiy」に到着。そして出発。
200km越えることもあって、マックス230kmだった。これは速いね。
そして、17時34分にサマルカンド駅到着。
降りる人、そしてタシケントまで行く人で駅は混んでたな。
駅を出るとタクシー勧誘が沢山。
1人3,000スムあれば乗れるので、無視しても良い。路線バスも3番が中心部まで向かう。
4人でミニバンに乗ったけど、7,500スム(1人)だった。少し高いと思うけど、50円ぐらいの差なので気にすることはない。
まとめ
ブハラからサマルカンドまでウズベキスタン鉄道に乗車した。
かなり楽だし、早い。そして安い。時刻やチケットが取れるならこれを使うのが一番確実。
チケットは不安なら日本で買ってもいいし、慣れてる人は現地のカーサで購入するのがベストだろう。
一度経験として乗っておくのも面白い。