【香港】屯門:ローカルに大人気。行列必須の「雲貴風正宗雲南米線」で麺料理を堪能する。

2017年12月 1HKD=約15円

屯門のローカルな食堂

初めて訪れた屯門。新界の一つの街だが、観光客が来ることは少ないと思う。
だからこそ地元向けのローカルな食堂が立ち並んでいたりして、そういうところを覗いて見るのは面白い。

例によって、香港では「オープンライス」という香港版食べログを参考にしている。
香港は口コミがかなり重要で、日本以上に当たり外れがあるからだ。

せっかくの旅行、ご飯を台無しにされると気分が滅入るので、ここもオープンライスを参照にした。

屯門駅から歩いたところにある「雲貴風」という麺食堂へと行ってみた。

雲貴風への行き方(アクセス)

屯門駅から歩いて行けると言ったが、実際には10分以上歩くことになる。
真っ直ぐな道ならいいけど、道路を渡ったりする必要があるから、路面電車(LRT)に乗ってもいい。
上の写真の高層アパートの裏手に位置する。

614又は614Pの「景峰」という駅が最寄りとなる。
降りたら西側へ向かい、アパート方面へとスロープを下る。そのまま路地に入り、歩いていくと「雲貴風」が見えてくる。

この雲貴風はかなり人気なお店、恐らく待ってる人が居るだろうから分かるとは思う。
もし迷ったら地元の人に聞けば確実。

雲貴風で米線を食す

土曜の13時半過ぎに行ったけど、5人ぐらいの先客が。
店内は20人ぐらいで満席になる広さ。ただ回転は早いのでそこまで待たされることはない。

人数を告げると番号が書かれた整理券を貰える。困ったのは、広東語で番号を読み上げること(当たり前)。
店員さんがチェックするボードの近くに座り、番号をアピールして、何とか外されないように食らいついていた。ちなみに番号に◯が付いていたら、テイクアウトの人なので覚えておくと少し役立つかも。
この写真だと「32番/1人」という意味。

メニューは外に出ているので、並んでる間に決めておこう。中にもあるから指差し注文もOK。
学生用向けのメニューもあるようだ。

呼ばれたら注文を取られるか、中に入れてもらえるかの二択。
前の人は先に注文を取って、席に座ると同時に出てきたけど、僕は着席してからの注文だった。

オープンライスで目に付けていた「炸猪扒米線」を注文。
米線は中国雲南省の料理。ライスヌードルのこと。実はこれが初めてだった。日本でも提供している店はあるけど、そこまで数としては多くはないし、一般的とは言えない。
でも香港では店が増えてきているようだ。この店は昔からあるぽいけど。

注文の時、広東語分かんない雰囲気出してたら、店員さんが英語に切り替えてくれたので、単語とかは通じるぽい。
注文も「辛い、辛くない」と選べるので、辛くない方で選択。麻辣は本当に辛そうだったな….

米線は35元(約525円)。だいたいが30元(約450円)前後と安い。
注文するとレシートをくれるので、これは会計時に提示する。
飲み物はアイスティーが12HKD(約180円)、コーラが8HKD(約120円)とか。

米線は5分も待たない内に到着。豚肉は別皿で提供。
中には高菜が入っているので、塩気はある。卓上の調味料とかは要らないかな。
お皿を見ると「少ないんじゃないか」と思うけど、香港の麺料理あるあるの「実はボリューム満点」のパターン。底に溜まってたりするので、食べ終わる頃にはお腹いっぱいになる。

ペロリと平らげてお会計を済まして店を後に。
僕が出るころもまだ人は待っており、さっきよりも増えてるんじゃないかと思う程。
早めに行くのが待ち時間減らすコツなのかもしれない。

お店の情報

【店名】香港雲貴風正宗雲南米線
【住所】香港 San Hui, 屯門井財街15號金銘大廈地下M號舖
【アクセス】LRT「景峰駅」(Prime View)より徒歩3分。614,614Pが運行。MRT「屯門駅」からは徒歩10分程。
【営業時間】12:00~24:00(火休)
【メニュー】炸猪扒米線:35元(約525円)他
【地図】

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