日本に再上陸?したパンダエクスプレスに行ってきました。
2016年12月
◆はじめに
パンダエクスプレスが日本に上陸するというニュースを今年の夏に見た。まさかあのパンダが日本にやってくるとは思わず、かなり気になっていた。
パンダエクスプレスとは色々な思い出がある。
◆僕とパンダ
とは言っても、ただの客だけであり、感動話もくそもない。
パンダエクスプレスはアメリカ本土を始め、メキシコやプエルトリコでよく利用していた。
パンダのいいところは手頃な値段でボリュームある中華を食べられるということだ。
「アメリカン中華」なので、中国本土の味ではないけども、この微妙なアレンジさが何とも言えない。
プエルトリコのサンフアンでは、外食ができる店が少ない中、ウォルマートの中に入っていて、心の底から「助かった」と感じたほどだ。
僕のイメージでは、ヒスパニック系、アフリカ系の若いグループが使ってる印象。後はブルーカラーの人とか。
アメリカでは空港にたまに入っているし(ロサンゼルス空港とか)。でも基本的にLA中心で、中部や東部の町では見たことがなかった。
LAでも車が基本なので、駐車場を備えていたりしている。
LAには1週間ぐらいいたけど、安くて、アメリカの中では美味しいから結構重宝させてもらった。
それはお米が食べれて、ボリュームが多いご飯にありつけるということもあったのだ。
◆まさかの川崎
そんなパンダが日本に上陸すると聞いて、「どこにオープンするんだろ」と気になっていた。
それが川崎と聞いた時は「なんで!?」と感じたものだ。
運営するのが一風堂系の会社ということで、戦略はしっかりと練られていたに違いない。
普通東京に出すことが多いけど、あえての川崎。しかもラゾーナの中ということで、驚きもあった。
フードコートの中にあるということもあるだろうが、他の店に列が出来ていない中、パンダエクスプレスには長蛇の列。
これには驚きを隠せなかった。今だけなのか、それとも…。
とりあえず並ぼう。周りを見ると、年末だからか家族連れが多い。そして若い人を中心とした姿。
「何かがおかしい・・・」、俺が知ってるパンダは少し汚くて、少し怪しい雰囲気があるけど、程よい適当さが居心地が良かったはずだ。
でもここは、ホワイトカラーを中心とした層。
ふと看板やメニュー表を見ると「LA発」や「カリフォルニア生まれ」など日本人の心を”くすぐる”文字のオンパレード。
なるほど、こういうことか。実に日本らしいと同時に、日本向けの戦略である。
郷に入っては郷に従え、大切なことである。
◆パンダエクスプレス
メニューや注文スタイルは現地のパンダとさほど変わりはなかった。
むしろ独特な注文方法?ということで、戸惑う人が多かった印象。皆メニューや前の人が頼む姿を見て、自分なりにアレンジしていたのが印象的であった。
驚いたところとすれば、キッズメニューやファミリーメニューがあったのが印象的。現地のパンダにはなかったはず。
これも日本向け、というかラゾーナ川崎に出すという時点で、「ファミリー向け」という戦略があったのだろう。
炒飯と炒麵のハーフ&ハーフを頼む人が多い、それよりも炒麵大人気ですぐに品切れになるほど。
オープンして間近ということもあり、15分ほど並んだ。店員さんも大変そうだ。
メニューは下記を見てほしい。
「ボウル」か「プレート」がメインとなるだろう。見ているとプレートとキッズメニューを頼む人が多かった。
値段は1,000円超えないぐらい、ラゾーナのフードコートでは900円ぐらいが相場なので、こんなものなのだろう。
僕はプレートで頼んだ。炒飯&炒麵のハーフ&ハーフ。そしてWオレンジチキン。いつもこのパターンで注文している。
フォーチューンクッキーも一緒についてくる。ドリンクもある。ちなみにフードコートにはフリーの水が置いてある。
プレートで790円。なんだろう、量が少なく思える・・・。本国より少し値段安いと思うけど、ボリュームがない。。。
ボリュームがないパンダは正直なところ魅力が半減していると思う。これも「日本向け」なんだろうけど、本場のスタイルを崩さないでほしいと感じた瞬間でもあった。
なんだろう、食べ終わってもスッキリしない感覚は。味は変わらなかった、オレンジチキンはいい感じのジャンキーさでクセになる。
だけどボリュームがどうしても引っかかってしまう。山盛りに置いてあった炒麵や炒飯を見た時はかなり期待したけど、ちょっと裏切られてしまったところも。
◆おわりに
川崎にできたパンダエクスプレス。興味がある人は是非行ってみてほしい。ボリュームは期待しないで行くと、さほど裏切られた感覚はないだろう。長く持ってほしいな。
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