【ボリビア】 僕がオススメするラパスのおでかけスポット6選

ラパスのおでかけスポットをご紹介します。

1Bs=約18円

◆はじめに

ボリビアの事実上の首都ラパス。国際空港や巨大なバスターミナルもあることから、ボリビアの玄関口として世界中から観光客がやってくる。

今回は1週間滞在した僕が、個人的にオススメしたいラパスをおでかけスポットをご紹介する。

◆ラパスのおでかけスポット

① コロニアルなハエン通り

ムリーリョ広場からほど近いところにあるハエン通り。100mほどの通りはコロニアルな雰囲気を醸し出している。

この周辺は博物館がたくさんあるエリア。文化などに興味がある人は覗いてみてはいかがだろうか。僕は全く興味がなかったのでスルーした。

夜は人通りが少なくなる。訪れるなら晴れた日の日中がいいだろう。街歩きの途中によってみてはいかがだろうか。

② 金持ちが集まるメガセンター

ラパスの南東にあるカラコト地区。新興住宅地でありお金持ちが住むエリアだ。

ここにラパス一大きなショッピングセンター「メガセンター」がある。訪れるのは現地在住の外国人か白人系に近い肌の色をする人々。ラパスの所得層がよく分かる場所である。

駐車場を見ると中心では中々見かけない車ばかり。中心では日本の中古車ばかりであったが、ここでは韓国車やアメリカ車など新車やそれに近い車が多い。やっぱり違う。

また、SC内は他の国と似たような構図。映画館があり、大きなファストフードばかりのフードコートがあり、ファッションショップや巨大スーパーがある。車のディーラーも入っていたのは意外であった。

スーパーKetal。ラパスのお土産を買うならここがいいかも。色々と食べ物系は揃う。

見ているだけで面白いので一見の価値があるだろう。

最近ロープウェーのTelefericoが開通。

◆アクセス

タクシー:マヨール広場から20~30Bs。

ミニバス:”Los Pinos”方面のミニバス乗車。バリビアン通りの”Calle 12″ or “Calle 13″で降りる。そこから徒歩。降りる時は”calle doce, por favor.”と言う。片道2Bsぐらい。

③ 土産物屋が並ぶリナレス通り

ラパスで民芸品などのお土産を買うならリナレス通りに行くことをオススメする。

サンフランシスコ寺院(マヨール広場)からサガルナガ通りの坂を上って5分ほど。わずか400mほどの道の両端には色鮮やかな商品を扱う店がずらっと並んでいる。

リナレス通りに限らずサガルナガ通りにもお土産屋が広がっており、現地民よりかは観光客の姿をよく見かける。働いている人もインディヘナの恰好をした人やあまり所得が高そうには見えない人ばかり。オーナーは別にいるのだろう。

店が多くて見ているだけで疲れてしまうかもしれない。1日で決めてしまうのではなく、何度か訪れて決めるのがいいだろう。

ビビっときた商品があれば買ってしまうのも吉。性能が悪い商品もあるので目を光らせよう。クスコやウユニよりかはラパスのほうが安いみたいなので、ここでお土産を大量購入するのはありだろう。しかし、買いすぎには気をつけて。最悪郵便局から郵送するという手も残っている。

④ 泥棒市エル・アルト

ラパスに訪れた旅行者はほぼ必ず訪れるのが、エル・アルトの泥棒市だ。

ほぼ何でも売ってるのが泥棒市の特徴。生活に必要なものはここに行けば何でも手に入る。

一部言われていることが、とても沢山の服を売ってるのだが、ブランド価値がボリビア人が売るので、何でも均一料金にして、本当に値が高いものが混じっているということ。

ゴミの山から宝石を探すぐらい難しいので、運がないと人ではないと見つけることはできない。

泥棒市はかなり広範囲。毎週木曜日と日曜日に行われる。かなりの人手なのでスリには注意。本当の泥棒がいる。盗まれたら次の泥棒市に行けば自分のモノが出ているかもしれない。

服や靴からスマホやカメラまで。車のエンブレムとかバンパーとか売っていて泥棒市の本気を見た。

アクセスはミニバスがいいだろう。タクシーは吹っかけてくることが多い。

サンフランシスコ寺院の目の前。横断歩道を渡ったところのミニバス乗り場からエル・アルトへ向かう車が出ている。

“El Alto”とは書いていなく”CEJA”と書かれている車が目印。泥棒市やエル・アルトへ向かう車だ。休日はかなりの需要があるので、10時ぐらいに行くとかなりの人がいる。ちゃんと列に並んでいても、割り込みやぐわーとなることは確実なので、そこは戦争。車が来たら一目散に駆け寄って乗り込もう。戦争なので、相手のこととか考えなくていい。ガッツが大切。

◆アクセス

ミニバス:”CEJA”と書いてある車は全て行く。片道2~2.5Bs。

実際はもっと手前。7月16日通りの近くに広がる。

⑤ ラパス名物!おばちゃんプロレス

もしラパス滞在が日曜日に重なるならば、おばちゃんプロレスを是非見てほしい。

エル・アルトのCEJAに近いところ。現地ではおばちゃんプロレスではなく”Lucha Libre”と呼ばれている。

名前の通り、民族衣装チョリータを着たおばちゃん達がプロレスをするのだ。ガチなプロレスではなく、エンターテイメント性が強い競技なので、格闘技に興味がない人でもかなり楽しめる。

夕方17時ぐらいから19~20時ぐらいまで開催。現地人価格と外国人価格があり、外国人と分かると50Bsを請求される。

そこにはチケットに加えて、水やポップコーン、ポストカードが含まれている。

気をつけてほしいのが、ポップコーンをすぐに食べないこと。試合が進行していく途中にその秘密は明らかになってくる。このおばプロではポップコーンは「食べるため」に用意されていない。それは現地にて秘密を確認してもらいたい。

◆アクセス

ミニバス:”CEJA”と書いてある車は全て行く。片道2~2.5Bs。帰りも同じ。

試合後会場の前からツアーバスが出ている。マヨール広場までは10Bs。「タダだよ」と言われても、車内でお金を請求されるので、気をつけて。安全を取るなら乗るのがベスト。

⑥ ムード満点のミラドール・キリキリ

世界でも有数の夜景スポットであるラパス。すり鉢状に広がる景色は南米に限らず、世界でもかなり珍しい。

ラパスの夜景スポットであるミラドール・キリキリ。ここに行くにはタクシーを使うのがベストだろう。

夜になると治安が不安されるエリア、周囲はミニバスなど車の往来が少なくなるので、タクシーをチャーターするのが安全と言える。

待ちを含めて往復40Bs/台(約600円)ぐらいで交渉するといいだろう(4人の場合)。

お金は中心に戻ってきて降りる時に支払うこと。「前払い」と言われたら拒否。確実に夜景を見ている時にいなくなってしまう。

ミクロやミニバスでも行けるのだろうけど、ルートは知らない。もし安く行きたいならその手段を取ればいいと思うけど、治安面は自己責任で考えてもらいたい。

番外編 ラパスのシマウマ

車優先社会ボリビア。歩行者優先という概念はなく、道路を歩く時歩行者は肩身の狭いとなる。横断歩道がないところもあるので、道を渡る時も警戒が必要。

そういう時は「シマウマ」が活躍する。彼らはシマウマの着ぐるみを着て、交通整理をする若者たち。横断歩道の色からシマウマと連想させている。

朝夕になるとどこからか登場してきて、車を停車させ歩行者を渡らせる。交通マナーが悪いラパスではかなり良いこと。

「セブラ」の人たち、運転手のマナーだけではなく、歩行者のマナーも徹底させるようにしている。正しく横断歩道を使うことなど。初歩的な段階なのだが、学校では教えてくれない内容なのだろう。

ボリビア人には珍しくカメラを向けると、ノリノリで写真撮影に応じてくれる。

もしラパスで見つけた時は記念に写真を撮ってみてはいかがだろうか。

ちなみについ先日、シマウマが車に引かれてしまう悲しい事件があった。危険な仕事でもあるようだ。

◆おわりに

6つのスポットを紹介したが、ラパスはこれ以外にも見所がある場所だ。治安が悪いので動きに制限がかかるかもしれないけど、安全の範囲内で色々と見てほしいと感じる。

ある1日のプランの中にこれらを組み込んでみてはいかがだろうか。

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