ロンドンっ子なら誰でも知ってる中華料理店がある。ソーホーのチャイナタウン、そこの一角に構える店「旺記(ワンケイ)」。一時期は接客態度が最悪ということで、ギネスに載るのではないかと騒がれたこともあったそうだ。イギリスにおいて接客態度が最悪、そして激安中華が食べられるということで早速向かってみた。
2013年9月 1ポンド=約150円(当時)
チャイナタウン
ロンドンの繁華街ソーホー。ロンドン滞在中は毎日通っていたぐらい。その中に世界的に見ても規模が大きいチャイナタウンがある。他国のチャイナタウンだと、現地の空気とまた違う空気が流れるのだが、ロンドンの中華街は町中に溶け込んでいる。
もちろん、中国系の店や人も多いんだけど、ロンドン市民や観光客もいたりするし、それほど中華臭が臭わないので、「超チャイナタウン!!!」とはならない。日本と同じ感じだろうか。
立派な門もある。場所柄か人がかなり多い。この通りには中華レストランやスーパー、香港にあるようなタピオカの店などあったりして賑やか。歴史的なこともあり、広東系の店が殆ど。ビュッフェを提供する店も多い、どこを見ても席が埋まっていたりするので、人気みたいだ。
ロンドンのチャイナタウン、それほど中華色が濃すぎないので個人的には好きだ。ちょうどいい。英語も話せるが多い人いるのでやりやすい。チャイナタウンの裏路地、香港に来たかのような錯覚にさせてくれる。雰囲気抜群。
Wong Kei(旺記)
ピカデリーサーカスからチャイナタウンに来ると、この食堂が見つかるはずだ。地下から2階まで座席いっぱいの食堂。レストランと言うのには適さないほどだ。「世界一接客態度が悪い」と言われているので、恐る恐る入店したのだが、入った途端に席へ案内される。「上」か「下」か1階。一人で入ると1階、2人以上だと2階か地下へ通される。
メニューを貰う。ご飯の種類はかなりたくさん。50種類以上はあるのではないだろうか。そして値段がどれも安い。単品で麺やご飯ものだと4~5ポンドぐらい。驚きの安さにビックリしてしまった。何を頼んだのかは忘れてしまったが、とにかく麺が安くてボリュームあったので、いつも麺を注文していたことは覚えている。
店員さんに注文。メニューは英語と漢字表記なので分かりやすい。英語通じるので問題なし。ここまでは普通の中華屋、特に接客態度が悪いとは感じない。店員はテキパキと仕事をこなす、入口近くにはテイクアウトを待つ人。一人で来ている客は中華系もいたが、白人のロンドン市民もいる。観光客はいなさそうだ。テーブルには温かいお茶が置いてあるので、それを飲みながら待つ。2,3分ほどで麺到着。
1階と2階に座ったことあるけど、訪れた時は2階の店員はあまり接客よくなかった。でも中華店ではよくある態度だったので、さほど悪いとは感じず。むしろ1階の人は”Thank you”とか言ってくれたので、「いいじゃん!」と思うほど。
態度最悪というのは、昔の話だったのではないだろうか。今は安くて早くて味はそこそこの中華料理店になってしまっている。
スーパーで買ったカルピス。1.5ポンド(約225円)。スーパーで衝動買いしてしまった。人の店にスーパーで買ったもの持ち込むのはマナー違反なのだが、やってしまった。ちなみにワンケイ、会計する時はカウンターで行う。さほど時間はかからない。
【住所】41-43 Wardour St, London W1D 6PY
【営業時間】11:30~23:30
【メニュー】麺、ご飯類など:4~6ポンド(約600~900円)※現金払いオンリー
【英語】通じる、広東語OK
【アクセス】ロンドン地下鉄・ピカデリーサーカス駅 or レスタースクエア駅から徒歩5分。
【場所】
まとめ
ロンドンではかなりお安い中華を紹介した。外食で4~5ポンドぐらいで食べれる店はあまりないと思う。ここのワンケイには毎日通っていたほどお世話になった。また行きたい。店の雰囲気は香港の食堂にいる気分、ローカル感満載であった。ロンドンの非日常を味わえた気がする。ロンドンに訪れた際は是非。
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