2018年11月 1ERN=約8円
エリトリアは1890年から1941年までイタリアの植民地だった。特に食べ物は大きな影響を及ぼし、街中ではイタリアンがどこでも食べられるし、カフェではカプチーノが気軽に飲めて、ジェラート屋さんもある。街を歩くと随所でイタリアの空気を感じさせてくれる。仏と同様に文化は流石だなと思う。
やはりアスマラに来たからには、エリトリアのイタリアンは堪能しておきたい。
昨夜に引き続き、高級の部類に入るレストランに訪れた。
Albergo Italiaで豪華なイタリアンを
ここはメイン通り近くにある。
建物自体も見所となっており、1899年に建てられたアスマラで最も古い石造建築物とのこと。
またアスマラ最初のホテルで昔は「Keren Hotel」と呼んでいたが、最近当初の「Albergo Italia」に名前を戻した。
1899年に建てられた。壁に西暦が刻まれている。
中に入り、目の前にバーとレセプションがある。
レストランは右手。イタリア語で「レストランテ」と表記がある。
建物内はルネッサンス様式(に見える)。
トイレは大理石が使われており、お金かけているなと。
メニューは英語表記もされているけど、イタリア語でも日本人には馴染みのあるものが多い。
全体的に200-250ERN(約1,600-2,000円)とお高め。日本と変わらないぐらいかな。
ただ味は抜群なので、そこは心配は要らない。
だだ、置いてないメニューもあるから店員さんにそこは聞いた方がいい。
ラザニアとラビオリはなかったので、ボロネーゼを注文。
一緒に行った方は海老のパスタと魚の揚げ物を注文していた。
パスタは200ERN(約1,600円)、魚は250ERN(約2,000円)となる。
コーラは12ERN(約96円)、水は25ERN(約200円)。ここは水よりコーラの方が安い。
エチオピアとの国境が開かれたことで、物資が入ってくるようになった。エチオピアもパスタを食べるし、コーラも作っているから、それで値段としてもまだ抑えられているようである。
魚類は紅海で獲れたものみたい。海からアスマラまではかなり時間かかるから、お高いんだろうな。空輸してるようには思えないし。
先ずはパンが到着。バター含めて温かい。少しパリっとしていてかなり美味。
エリトリアではバターは貴重なので同行の方も感動していた。
ボロネーゼは美味しく、日本人馴染みの味。
個人的にヒットしたのが、海老のパスタ。
パスタに魚介の風味が染み込んでおり、海老がぷりぷり。
味も濃すぎず、薄すぎず。ちょうど良くて、ニンニクとオリーブオイルの配分も個人的には抜群だった。これは注文してほしいなと思う一品。
こちらはフィッシュ。
レシートはこんな感じ。
やっぱちゃんとしたところで食べるイタリアンは絶品。ここはケチってはいけないと思う。優雅なランチとなった。
お店の情報
【店名】Albergo Italia
【住所】13 Nakfa Avenue، Shegali St, Asmara
【営業時間】不明
【メニュー】メイン:200-250ERN(約1,600-2,000円)前後
【地図】