2018年10月 1USD=1,500LBP=約133円
ベイルートの北20キロのところに「ハリッサ」という場所がある。標高650メートルの丘の上にマリア像があり、巡礼地として知られている。
ここの上からの眺めがとても素晴らしいということなので、ロープウェイで上がってみた。
ハリッサへのアクセス
路線バスでケーブルカー乗り場へ
車で直接丘の上に行けるけど、公共の交通機関を使った場合の方法を記しておきたい。
ハリッサにはジューニェという場所からロープウェイが伸びている。このロープウェイ乗り場までは、セルビス(バスタイプ)で行けてしまう。
「ドーラ」という場所まで先ずは向かおう。ベイルート市内からここにはハムラからだと2番バス(1,000LBP/約0.7USD)で行ける。「ドーラ」と言えば、タクシーの運転手さんも瞬時に理解してくれるぐらい。
ドーラもバスターミナルみたいになっていて、交差点のところに集まっている。ここからジューニェ行きのバスに乗ればOK。乗り場は、大通りのジューニェ方向にいれば、大抵のマイクロバスは行く。
ただポイントとして、「幹線道路で降りる」か「乗り場前まで行くか」という部分がある。なので乗る時に「ハリッサ、テレフェリケ?」と聞こう。
幹線道路の場合は途中で降りて、道路を渡って、ケーブルカー乗り場まで向かう。目の前まで行くのは、本当に乗り場の目の前で降りられる。帰りは反対側から乗るだけでOK。
1,500LBP(約1USD)で行けるのでかなり割安。
↓ ロープウェー乗り場。
ケーブルカーでハリッサへ
オンシーズン(4月〜9月)とオフシーズン(それ以外)で運行時間が違う。ケーブルカーのHPに記載されているけど、10月は10時が始発。ちょうど10分ぐらい前に着けたので、特に並ばずに乗れた。
土日はかなり混み合うから、出来れば早めに行くといいかも。週末は往復で11,000LBP(約7.5USD)。平日は9,000LBP(約6SUD)。
まとめて乗るタイプではなくて、マックス4人までのレトロな小さいタイプ。個人的には一人で色々写真撮れるからありがたい。
乗り込んで出発。乗った時に写真を撮ってもらえて、それは上で買うこともできる。
ここから上までは5分ぐらいなんだけど、かなり見晴らしがいいから、キョロキョロしてほしい。
進行方向左手がジューニェの街。右手はベイルート方面。振り向くと地中海と赤い屋根の家々があって、とても美しい。南仏にいるかのような景観だ。
ゴトゴト揺れながら上まで。風が通るから涼しい。
写真撮ってたらあっという間に上に着いた。
ここからハリッサのマリアまでは階段を上がるか、またケーブルカーに乗るかという選択肢がある。
ケーブルカーに乗る場合は、「フードコート」とか書いてある方向に行けば乗り場がある。地味に階段も段数があるから行きはショートカットしてもいいかな。
ハリッサのマリア
リオのコルコバードの丘みたい。ただマリア像は小さいし、360度一望できるわけではないんだけどね。
マリア像と教会がある以外は何もない。行ったのが日曜ということもあって、教会ではミサが行われていた。人もいっぱい。静かな空気なら平日、賑わいの中なら土日がいいと思う。
個人的にはマリアから眺める景色より、ケーブルカー寄りの景色の方がよい。マリアのところは木が入るので、「一望!」という状態ではないのだ。
駐車場は満車。週末でミサが開かれるということもある。レンタカー借りている人は、車でもいいかもね。
ちなみに教会の中。開放感があって素敵。
頂上でちょっとのんびりして、再び地上へと戻った。
まとめ
ハリッサについて紹介した。眺めは良いから天気が良い日に是非訪れたい。ベイルートからもタクシーで行ける。だいたい10ドルぐらい。行きはタクシー、帰りはバスという方法でも良いと思う。その方が楽かも。
結構有名な場所なので迷うことはないはず。時間があれば行ってみて。ビブロスに行く途中にあるよ。
↓ハリッサの場所