2022年9月 1TRY=約8円
秋のイスタンブール旅行。
ビルギ大学構内にある「サントライスタンブール」(Santralistanbul)に訪れた。
ここは昔発電所として使われていた施設がそのまま博物館になっているのだ。学食と合わせて訪問した様子を紹介したい。
また大学に入るにはパスポートが必ず必要なので、原本を持っていこう。
アクセス
ビルギ大学は金角湾の運河沿いを上がったところに位置している。
地図で見るとトラム5番(T5)の「Universite」が一番近そうだけど、大学の構造上不便なのでオススメではない。
というのも大学の入口はいくつかあるけど、あくまでも学生証がある人のみ。
外部の人は一度正門で登録が必要となるので、こういう風に道路を回り道していかないとダメなのだ。
なのでトラムよりかは路線バスで行く方が歩く距離も短くて済む。
路線バスだと「50N番」がタクシム広場から、「47K番/399B」がエミノニュから行くのでトラム5番乗るよりかは楽かもしれない。
道路から大学の方にぐるっと歩くと警備員室で荷物検査と登録。
パスポートを提出するのと、大学に来た理由を告げる。「サントライスタンブール(博物館)に行く」と言えば問題はなし。
出る時は正門以外のゲートも通してくれるので、そこはショートカットも可能だ。
サントライスタンブール
大学は広いけど、サントライスタンブールは正門から近いところに位置している。
正門から左斜め前に進むとこういう景色が見えてくると思う。これの左側の建物に博物館はある。
案内がどーんと出ていないので「ここでいいのか?」と思うかもしれないけど、そのまま進んでいこう。
建物の中に入って左手に進むとエスカレーターがあるのでそのまま上に行けばOK。
もし迷う事があれば誰かに聞けば確実に教えてくれる。あと英語できる学生も多いのでそこは安心。
博物館は無料。
特に細かな案内はないので全容を把握はできないけど、発電所というワードを知っているだけで、
「こういう事に使っていたのかな」と考えながら見学ができる。
空間的にモダンな雰囲気で面白い。写真映えするだろうな、と思ったけど現に大学にパンフレットぽい撮影でも使われていた。
見学する人は少ないけど、トルコ人ちらほら見かける。
サラリーマンぽい人が結構熱心に撮っていたのは、何かこういう機械関係の仕事なのかな。
物理に関する展示もあったけど、この辺は頭が痛くなるので特に見ずに降りていった。
学食でランチ
大学にはカフェなど入っていて外部の人でも自由に使える。
正門横には「Espresso Lab」というチェーン店もあったりしたけど、その横の学食ぽいカフェでランチすることにした。外部の人も利用可。
ロカンタ方式でショーケースから料理選んでいくスタイル。
メイン1品だけだと58リラ(約464円])、2品だと68リラ(約544円)、3品だと78リラ(約624円)という料金設定。
ここで気を付けて欲しいのが、1皿当たりの料金なので2皿に盛るとそれぞれ料金が加算されるので注意。
僕はそれを見落としていて150リラ払うことになりミスったなと思った。あと量もそれなりにある。
僕が選んだもの。メインが2品で58×2で116リラ、プロフは20リラ、アイランが14リラ。
学食だけど街中のロカンタとあまり値段変わらないから、ここで食べなくても正直良いとは思う。経験としては楽しいけど。
見た目以上にボリュームがあるのと美味しかったから良かった。
片づけてくれるので食べ終わったらそのままでOK。
平日だけど学生とか全然いなくて静かな空気だった。
まとめ
イスタンブール・ビルギ大学内の「サントライスタンブール」に訪れた。
博物館としては見所あり、かなり面白い施設だった。学食は街中と料金変わらないけど経験としては面白いかもしれない。
もし時間があれば訪れてみてほしい。
地図: