2019年12月 1SAR＝約30円
冬のサウジアラビア旅行。
ダンマン→リヤド→ジェッダと国内を横断していった。
リヤドからジェッダは飛行機移動。夜行バスもあるけど12時間近くかかりそうなので素直に飛行機にした。
この区間は東京⇔大阪みたいに各サウジ系の航空会社のフライトが頻発している。
なので安い時間帯に移動すれば良いと思う。
安ければ3,000円とか。相場は5,000円ぐらい。
1時間半なのでどこでも良かったんだけど、サウディアが一番安かったのでそのフライトを使うことにした。
他だとフライナス、サウディガルフ、フライアディールというLCCがある。
19年12月05日(木) 11:00 RIYADH/RUH ターミナル5
19年12月05日(木) 12:40 JEDDAH/JED B ターミナルS
SAUDIA (SV)1029 Y (予約クラス：U) 予約OK
飛行時間:01時間40分
リヤドの空港まで
出発は11時。9時には着いてれば良かったんだけど、国内線の勝手が分からないので、8時ぐらいに着けば良いなと思い街中を出発。
出たのが7時前。Uberで65SAR（約1,950円）。画像と価格が違うのは再検索したら値上がりしたから。
朝なので少し割高だったかも。渋滞もそこまではまらず結局40分ほどで到着した。まだ8時前。早かったな。
国内線はすべての便が「ターミナル5」発着となる。ターミナルは1-5まであるので気をつけて。
Uberでは「Terminal 5」で検索すれば出てくる。他ターミナルとはシャトルバスで繋がっている様子。
空港へのアクセスは現時点では車のみ（タクシーやUber）。路線バスもなし。
地下鉄が工事中なので開通すれば街中と空港を結んでくれるので頼もしい存在になる。
地図：国内線ターミナル
チェックインからゲートまで
サウディアのHPでウェブチェックインをしようと思ったけど上手くいかなかったので空港チェックインに。
国内線のターミナルは綺麗で大きい。
各社がAからDまでのゾーンにあるので探そう。
サウディアはA,Bがエコノミー。Cがファースト・ビジネス・スカイプライオリティとなる。また自動チェックイン機もあるので活用してみると良いかも。
名ばかりスカイプライオリティなのでCゾーンで30秒ほどで終了。パスポートとEチケットを見せるだけだった。
出発ターミナルは何かあるわけではなく、スタバが入ってるぐらい。
チケットを貰ったら保安検査へ。
自動ゲートにバーコードをスキャンして上へのぼる。
すると保安検査があって向かって右手が女性、左手が男性と分かれる。
スカイプライオリティや各社ビジネスなどのプライオリティ系は専用ゾーンがあるのでそこを通過。
一般レーンでも手荷物検査は混んでなかったけど。
その後は免税店を通過して各ゲートへ。
横に長い国内線ターミナル。端まで6分とあるけど、そんなに距離は感じなかった。ゆっくりで6分かな。
ひっきりなしに便が飛んでるのでゲートはチェックしておこう。
右側に進むとカフェが1つあるぐらいで特に何もない。
また空港Wi-Fiがあるけど上手く接続できなかった。所々に充電スポットは設置されている。
ご飯とかは左手に。この会社が入っている。僕は食べなかったけど。
売店で水は3SAR（約90円）と市内の3倍ほど。空港価格。
余談だけど、セキュリティチェックで水を入れていたんだけど、普通に通過したから結構適当。
ラウンジについては次頁で記載をしたい。
リヤドの空港ラウンジ
国内線ターミナルにはサウディアとフライナスのラウンジがある。
一応スカイプライオリティなのでサウディアのラウンジに行ったんだけどここで新たな事実が。
結論から言うとラウンジに「入れなかった」。
スカイプライオリティであることは事実なんだけど、チケットを見せた時に「ジェッダが最終目的地？」と聞かれてうなづいたらダメだと。
というのもこのサウディアの国内線ラウンジは、
・ファーストまたはビジネス
・サウディアのゴールドメンバー
・国内線同士の乗継
・国際線の乗継
が対象になるというのだ。
スカイプライオリティでも乗継ならOKなんだけど、単独での利用は出来ないという。
そんな説明どこにもなかったじゃん、と思いつつもこれも勉強だ。早く空港に着いた意味が全くなかった。
少し肩を落としながらラウンジを後にした。
とはいえ、他の方法もある。
その奥にあるフライナスのラウンジへ。
ここはプライオリティパスで利用できるラウンジなのだ。
ここは無難に入場できた。
そこまでラウンジは広くないけど、国内線でそんなに長居する人もいないので回転は良い。
電源も一部完備されている。
朝というのでホットミールはなくパンなどの小麦類のみ。
ただパニーニやサラダラップなど種類はあったので、それをレンジでチンして食べていた。ジュースと合わせると完璧、日本での朝ごはんみたいだな。
飲み物はジュースや炭酸類が豊富。ペットボトルの水があるのもありがたい。
デーツとアラビアコーヒーもある。
サウジのアラビアコーヒーはあまり口に合わなかったので、紅茶を素直にいただいた。
リヤドからジェッダへ
10時15分にボーディングが開始される。
チケットにはゾーンが記載があるけどほぼあってないようなもの。
511ゲートは一番端っこになるけど、AとBに分かれている。
奥のAはビジネス、手前のBはエコノミーとなる。スカイプライオリティはエコノミーでもAから乗れるので好きな方で。ただAから乗るとビジネスに行っちゃう。
シートは34Aの窓側をチョイス。HPで購入したらその場で座席指定ができた。
サウジの国内線なのでサウジ人が利用するんだけど、ジェッダに行くフライトということもあって巡礼客も多く見かけた。全体の3割ぐらい？
早々と乗ったのに僕のシートには誰か座っていたのでどかす。65列目なのになぜ34に座ろうと思ったのか。こういうことは普通にあると思うのでちゃんと主張すれば問題ない。ごねてきたら客室乗務員を呼んで追い出そう。
機材はA330-343R。中型機になるのかな。2-4-2の配列。国内線すべてがこの機材ではなくて、便によって機材が全く異なるのでそこは注意。稀にB787のドリームライナーの便もあるけど、そこはサウディアのHPで何となく分かる。
足元は広くコンセントも。
画面はタッチパネル式。USBの差込口もある。
気になったのは英語とアラビア語、そしてフランス語という設定があったこと。パリのフライトはあるけど、別に西アフリカ諸国に飛ばしてないのに何でかなって。巡礼で来るアフリカ系の人たちのため？
でも北アフリカはアラビア語の世界だしこの理由が謎であった。
悲しいことにモニターのタッチパネルが壊れてて反応せず、1時間半だから別にいいけど…
1時間に1本あるとはいえ、木曜で週末にかかるからか、何なのか混んでた。
席でミスったのはAにしていたこと。南西に向かうのに太陽と同じ向きにしたのは失敗した。考えれば分かることなんだけど。
10時55分にはドアクローズ。
定刻通り11時出発。お祈りも流れた。
11時15分に離陸。
離陸して20分ほどで機内サービス。
サンドウィッチかシフォンケーキか、ジュースはオレンジ・りんご・マンゴー・ミックスから選べた。
マンゴージュースとサンドウィッチを。サンドウィッチはチーズとハムが入っていた。パサパサで水が欲しくなるお味。あるだけマシかな。
外を見るがアラビア半島の大地、砂ばかりだ。
そして逆光で暑い上に眩しくて基本窓を閉めていた。
この大地の中を巡礼しに歩いていたと思うと昔はかなり苦労も多かっただろうと勝手に想像する。
12時40分、ジェッダに着陸。上から見るとかなり大きな町だなと感じる。
12時48分に沖止め到着。南ターミナルはボーディングブリッジが無さそうな雰囲気。そのためどのフライトも沖止めになりそう。
13時3分に到着ターミナルに着いて、そのまま外に。
街中まではUberで。Careemと共に専用のピックアップゾーンがあった。13時10分には乗れたので早かった。旧市街まで約57SAR。渋滞一切無しで約30分と近かった。
地図：ジェッダのターミナル（全て南ターミナル/Terminal Sに国内線は到着する）
まとめ
リヤドからジェッダまでサウディアに乗った。
1時間半のフライトなので安い便で良いと思う。スカイプライオリティでもラウンジ入れないし。
ジェッダは沖止めになるので前方の座席に指定しても意味がないので注意して。
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