【バルセロナ】モンセラットまでのアクセス方法。カタルーニャ鉄道と登山鉄道で向かう。

2019年1月 1ユーロ=約125円

バルセロナは4回目となるけれど、モンセラット(Montserrat)には一度も行ったことがなかった。
学生の頃は単に往復代が高いと思って敬遠していたんだけれども、社会人になって「そろそろ行っておくか」と思い、今回行くことにした。

冬は良ければ雲海が観れるとのこと。それに期待しつつ、始発で行くことにした。
今回はモンセラットまでのアクセスを紹介したい。

モンセラットまでのアクセス

モンセラットまではツアーもあるけども、自力で行く人が大半だと思う。楽する場合はツアーで行くのが良い。
けど個人アクセスもそこまで難しくはないので、鉄道のダイヤを把握していればとてもイージーだ。
行き方としては、カタルーニャ鉄道(FGC)でモンセラットの麓まで向かい、そこからロープウェイ(Aeri)又は登山鉄道(Cremallera)を使うことになる。

カタルーニャ鉄道は麓までは同じ列車、しかしロープウェイを使うか、登山鉄道を使うかで降りる駅が異なる。そこだけ注意したい。
ロープウェイは「Aeri de Montserrat」、登山鉄道は「Monistrol de Montserrat」。
バルセロナから向かうとロープウェイの駅が先に到着するので、「人が降りているからここだ!」と釣られて降りてしまわないようにしよう。

またロープウェイは時期によっては点検で運休になることもある。事前告知があるので、その時は登山鉄道を使おう。
僕が訪れた1月中旬はロープウェイは運休していたので、登山鉄道1択であった。

出発はスペイン広場(プラザ・デ・エスパーニャ / Plaza de España)。
地下鉄は「L1 / L3 / L8」が通っている。観光客に馴染みがあるのはL1とL3。路線バスも沢山通っているので、利便性は高い。
地下鉄だと駅のコンコースを通って、路線バスの場合は広場にある階段を降りていく。
そして、オレンジ色のロゴ(SやR番号)の方向へと向かっていこう。そこらに「Montserrat」と書いてあるから、迷うことはない。

夏(4-9月)は6時36分、冬(10-3月)は7時36分が始発となる。
改札の前には券売機があって、そこでチケットが購入可。英語表記があるけど、なんせチケットの種類が山のようにある。

そんな時はスタッフの人がいるので、教えてもらおう。
「ロープウェイか登山鉄道か」「片道か往復か」ぐらい聞かれる。向こうでのランチ代込みのタイプもあるので、要望を伝えておくのが良い。

僕が行く時はロープウェイが運休だったので、登山鉄道一択であった。
往復だけということを伝えると、直ぐにタッチを進めてくれて会計の画面に。

カタルーニャ鉄道の往復、登山鉄道の往復で21.5ユーロ(約2,687円)。ロープウェイだと少し高くなる。
クレジットカードも使えて簡単、JCBは使えない。アメックスは大丈夫だった。

チケットはこんな感じ。失くさないように。

7時36分発。R5となる。モンセラットに行くのはすべてR5、1時間に1本となるから時刻には気をつけよう。

この時点で出発まで30分ぐらいあったので、上のカフェで軽く朝ごはんを食べて時間を潰した。
ちなみにクロワッサンとカフェコンレチェ、オレンジジュースという典型的な内容。3.95ユーロ(約493円)。ここでもクレカはOK(Visa / Master)。

こちらが改札。目の前のホームは違う方面に向かう。R5は4番線。階段を降りて左側。

3両編成で真ん中は自転車を置ける車両となる。土曜朝、観光客は韓国人数名。コリアンはいつも朝早いから、俺の行動とよく被る。

ちなみに改札を通ると右手にトイレがある。
電車の中にもあるけど、綺麗かは微妙なところなので、ここで済ませておくのがいいかな。ここは綺麗だったけど、便器がないので少し女性は大変かも。

良いなと思ったのが、各車両の連結部の近くにはコンセントが設置されていること。

1時間近くあるから、充分にチャージができるのは助かった。席はそれぞれ4席、そして各側に4つあるから喧嘩になることもない。

07:36 Plz. Espanya発(R5)
08:41 Monistrol de Montserrat
08:48 Monistrol(Cremallera)
09:08 Montserrat

途中までは地下を走り、地上へと出る。しかし1月の日の出は8時ぐらい、駅を出て少しはまだ暗い中を進んでいく。

特に何かあるわけではないんだけど、モンセラットの駅に近づいてくるに従い、進行方向左手に見えてくる。
下から見ると、雲がかかっている!ということは・・・。少し期待を持つ。

8時41分。定刻通りに「 Monistrol de Montserrat」駅に到着。
階段を下りて、登山鉄道のホームまで向かう。
帰る時は1番線に到着し、そのままホームまで行けていたので、朝だけこうなるのかな。

登山鉄道は温かい。中で待ち出発。ちなみにガラガラ。
登山鉄道も進行方向左側に座ろう(帰りは右側)。景色が楽しめる。
右側だと岩しかない。

出発して橋を渡るんだけど、ここで先ず撮影スポット。
雲に隠れるモンセラット。ラピュタみたい。

登山鉄道は直ぐに観光バスの駐車場駅(Monistrol-Vila)に停車。
日中は2本に1本がFGCの駅まで行くけど、この駐車場折り返しもあるから気を付けて。

モンセラットは700メートルのところにある。麓は152メートルなので、約550m登ることに。凄いね。

だんだん上っていくと、いつの間にか下が見えなくなっている。
というか雲海が!すごいな・・・。登山鉄道でテンションMax。

9時8分にモンセラット到着。駅を降りて左手に観光案内所がある。ここで地図を貰っておくと便利。

モンセラットでの滞在の記録は以下に記載。ご参照ください。

【バルセロナ】モンセラットで雲海を望む。絶景ハイキングとちょこっと修道院。

2019年6月18日

バルセロナに戻る

時刻表とにらめっこをしていたけど、昼間の時間帯だと、

登山鉄道:モンセラット 毎時15分発⇒ Monistrol de Montserrat 毎時35分着
FGC: Monistrol de Montserrat 毎時41分発⇒バルセロナ 毎時45分着(+1時間)

というスケジュールになる。
登山鉄道は1時間に1本のみ。15分以外に運行しているものは、観光バスが止まる駐車場行きとなるから気を付けて。

帰りは12時15分のに乗ったけど、ガラガラ。逆に来る登山鉄道は満員だった。
朝早く動くだけでかなりストレスフリー。昼から観光だと人がかなり多いから、逆に時間かかるかも。


帰りは進行方向右側に座ればOK。雲がない景色も絶景。

麓に降りて、FGCに乗り換えてバルセロナへ。ここからは座れたけど、市街に入ると混んできたな。
13時45分にバルセロナ着。これだと半日まだ使えるので、かなり良い。体力的には少し疲れるけどね。

まとめ

モンセラットへの行き方を紹介した。
朝は空いているけど、昼頃はかなり込み合う。
のんびりする、ハイキングをする人は早起きして朝に行こう。
朝が苦手、修道院周辺だけならば昼頃でも遅くはない。ご参考になれば。

地図:Plaza de España(FGC始発駅)

地図:Montserrat-Aeri(FGC / ロープウェイ)

地図:Monistrol de Montserrat駅(FGC / 登山鉄道)

地図:モンセラット駅

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