2020年1月 1THB=約3.6円
バンコクで思えばマッサマンカレーを食べたことがなかった。
何度も訪れているのにその選択肢がなかったことが不思議であったが、この訪問時に同行者からの希望でマッサマンカレーを食べることにした。
有名なのはシーロムの「Krua Aroy-Aroy」だが、今回のスケジュール上、シーロムに行くことはなかった。
タイ国立図書館の戻りにカオサンを通ろうと思っていたのだが、
そこで該当として挙がったのがこの「Karim Roti Mataba」である。
12時半頃に訪問した。
アクセス
場所はカオサン北西部。寺裏エリアの近くである。「プラスメン要塞」の真向かいだ。
カオサンからだと徒歩7-8分ぐらい。周囲にBTSやMRTの駅は無い。
路線バスでアクセスしようにも、この「Phra Athit」通りは北方向へ向かうバスのみとなる。
ここは3番の赤バス(一律8バーツ)が通過するけど、北方向の終点はモーチットとなる。
南→北のルートだと、始発はBTSの「クルン・トンブリー駅」。
アイコンサイアム前→ウォンウィエンヤイのロータリー
→パーククロン市場→ワットポー(東側)→王宮広場(右側)→国立図書館→サパーンクワイ駅(BTS沿い)→モーチットとなる。
アイコンサイアム前を通るので、アイコンサイアムからカオサンやモーチット方面に向かう人は活用できるバス。
僕は国立図書館からあえてチャオプラヤー川の水上バスで移動した。
最寄りの停留所は「Phra Arthit」。川沿いから移動するならここから歩いても良いと思う。
地図:ボート停留所「Phra Athit」
Karim Roti Mataba
日曜の12時半頃に行った。店内は満席。1階と2階、外に分かれる。
外は2席のテーブルが2つ、1階は3つ、2階に4人がけテーブルが5-6個あり、大人数用のテーブルもあった。
3人なので1階の2席のテーブルが空いても待ったけど、1人や2人ならあまり待つことはないと思う。
インド料理に位置付けられるけど、どちらかと言うとマレー系統に近いと思う。
なのでインド料理という感じは全くしない。運営もタイ人だし。
ここはマッサマンカレーが有名になっているけど、メインの商品は「ロティ」や「マタバ」。
ロティはインドのクレープみたいなもの、ロティの中に具を入れるとマタバになる。
ただこのタイミングでは品切れになっていた。店を出る頃には復活していたので、タイミングの問題。
なので朝イチか昼過ぎに行くと良いと思う。
ただ目的はマッサマンカレーだったので少し残念だけど問題なし。
マッサマンカレーは単品でもあるけど、マッサマンカレー&ビリヤニセットが89バーツ(約320円)で良いと思う。
ちなみにマッサマンカレーは単品で60バーツ(約216円)、白米は17バーツ(約61円)。
これとタイミルクティー33バーツ(約119円)を注文。
先ずはタイミルクティー。練乳入りの甘々なんだけど、これが暑いカラダにしみる。
容器はこのお店の創業者の顔が入っていて面白い。
そしてメインのマッサマンカレー。量はそこまで多くはないので物足りなく感じる人もいるだろう。
チキンマッサマンだけど、チキンはスプーンで簡単にほぐれるので食べやすい。
そしてこのカレーはとても甘い。
グリーンやレッドとは違い、砂糖を多く使っているのか、ココナッツミルクが多いのか。
辛いカレーが好きな人からすると口に合わない可能性もある。
僕は甘いカレーが大好きなので、とても口に合ったし、美味しいと思った。何杯でもいけそうな感じ。
ビリヤニもそんなに辛くないのでありがたい限り。ペロリと平らげてしまい会計はレシートを持ち1階で。
ここはカオサン周辺に泊まっているなら何度か通いたくなるお店だったな。
お店の情報
【店名】Karim Roti Mataba
【住所】136 Phra Athit Rd, Chana Songkhram, Phra Nakhon, Bangkok 10200 タイ
【営業時間】09:00-22:30(月曜休)
【地図】