景山公園から朝の北京を眺めてきました。
2015年10月 1人民元=約20円
◆はじめに
北京最終日。飛行機が昼だったので朝に時間があった。
滞在中は基本的に曇りで青空を眺めることがあまり出来なかったのだが、この日の北京は雲一つない晴れ予報。
なので朝の北京を眺めようと、景山公園へと向かった。
故宮博物館の北側にあるので、天安門からも歩いては行ける。
しかし、朝に直接来たい場合だとバスを使うのが分かりやすい。
バスの車両で乗り方が違うのだが、共通しているのは乗る時も降りる時も、ピッと機械にかざすことだ。
6時半になるとオープン。チケット2元かかると書いてあったが、門が空いた時には誰もチケットする人がいなくスリーパス状態。
入ってから一番上に見える「万春亭」へ向かう。
ここには階段を上っていかないといけない。
ご年配の方々に混ざりながら、時折吹く冬の風に顔をしかめ、上がっていく。
さほど段数はないので健脚の人ならすぐ。運動不足の人でも余裕。
ここから眺める北京の街並み、そして故宮の全景は素晴らしい。天気が良ければ一見の価値があると言える。
顔を故宮から東の方向に向けると、国貿(CBD)のビル群の間から太陽が顔を出すところであった。
北京の日の出。10月後半ではあったが日本の冬のような寒さであった。しかしそこは耐えて待つ。
空が赤色と青色のコントラスト。とても美しい。
ここに来る前、真っ暗の胡同を歩いた際、ふと空を見上げると星が見えた。
大気汚染が深刻な北京。確かに昼間は空が霞んでいる。しかし車や人が少ない朝や夜遅くだとそんなことはない。
この景山公園からの眺めがそれを物語っている。北京の景色を見るなら朝の内だ。
そうこうしている間に太陽はビルの間から現れた。日の出を拝んだところで、周りに目を移す。
故宮とは反対側。鼓楼方向も素敵だ。
北京西。
そして朝焼けに染まる故宮。
北京最終日に美しい景色を見ることができた。
朝焼けを眺めて、下へ降りる。
ご年配の方々が公園を散歩したり、何か踊ってたり。中国の朝と言える光景だ、中国の一つの“名物”と言えるかもしれない。
◆おわりに
朝の景山公園へと訪れた。
天気が良かったので朝陽と朝焼けを見ることができた。
10月後半だったが朝はとても寒いので、防寒をしっかりしてもらいたい。
あと6時45分ぐらいに来れば、ちょうどいい景色を見ることができるかも。人も少ないのでゆっくりすることができる。
朝の空いた時間に行ってみてはどうだろうか。
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