中東のハブ「ドバイ」
ドバイでのトランジット
ドバイはターミナルが3つある。
1タミはエミレーツ以外の航空会社。2タミはフライドバイ(LCC)、3タミがエミレーツ専用となる。
エミレーツ同士ならば、ある程度コネクトはされているのだけれど、それ以外はかなり時間がかかる。
ターミナル3は、ゲートはA,B,Cとある。とりあえず広い。
エミレーツ同士でも乗り継ぎでゆとりを持つ必要がある。
ちなみにターミナル1は「D」、ターミナル2は「F」というゲート表記になる。
ターミナル1(ゲートD):エミレーツ以外の航空会社
ターミナル2(ゲートF):フライドバイ
ターミナル3(ゲートA,B,C):エミレーツ専用(カンタス含む)
ターミナル間の乗継は以下にまとめた。ご参照ください。
同じエミレーツなら通しでチケットを出してくれるので、乗り遅れても何とかなる。1時間半あれば余裕かなていう様子だ。
往路の乗り継ぎ(4時間)
成田からのフライトは朝3時半頃到着。次のラルナカ経由マルタ行きが7時55分発なので、4時間強のトランジットだ。
帰りは7時間のトランジットだった。
前までは4時間以上のトランジットの客にはミールクーポン(ミールバウチャー)が貰えたのだが、2017年1月より廃止になったそうだ。残念。
8時間以上の「ドバイコネクト」は継続中だけど、事前に申し込みが必要なので気を付けて。
僕はAゲート(コンコース)からBゲート(コンコース)へと乗り継いだが、15分はかかった。荷物検査も一番始め、全てスムーズに行っての15分なので、混んでたり、何人かいる場合は30分は見ておいたほうがいいのかなと。
途中空港シャトルにも乗るけど、そこまで待たされることはないと思う。
ドバイの空港を探検しようかなと思ってたけど、いざ到着したらやる気失くしてベンチでまったりするのがオチ。
広いけど、店のラインナップはそれほどなので、大人しくWi-Fiを繋ぐことにした。
あまりBゲート周辺、コンセントが少ないので充電するには不十分かなと思った。
安定の高級車展示。港町ってそんなに儲かるのかよ、としみじみ。
マクドナルド。マックアラビアは確認してない。
エミレーツの機内にUSBプラグかコンセントがあるので一応事足りるのだが、少ない分コンセント争いもある。
免税店。数年前は中国語の案内がなかったけど、ここ最近は中国語の案内が増えてきている。需要なのだろう。ここ最近で一気に中国シフトをしている様子で、韓国勢いを見てきた自分からすると、何か違和感。時代の流れか。日本企業は目立たないところで、しぶとくやってるよな。
HUAWEIの勢いに関心しつつ、「サムスンはどこへ・・・」と考えながら、ベントで仮眠することにした。
復路の乗り継ぎ(7時間)
あと1時間あれば「ドバイコネクト」でホテルの提供が受けられたのだが、仕方がない。
ミールクーポンがない今、何をするかと言えば寝るしかない。免税店も飽きるし。。。
と思ったけど、Aゲートどこもベンチ満席!
時刻表見たら20便ぐらい午前3時前後で重なってる。それはそうだよな。。。
ベンチ難民なりそうだし、ターミナルは異様な混み具合。
仕方ないので一度下に降りて、シャトルトレインを降りたところに戻るとガラガラ!
皆んな上に行くので地味に穴場かもしれない。今気づいたけど、この「TRUMP」って、あれだよね。
本当はBかCに行っても良いんだけど、万が一ということを考えて。
ベンチ裏で仮眠を取り、少し体を癒した。
朝6時ごろに再び戻ると、便が少し減ったこともあって、ベンチにも余裕が。
羽田行きはA18番と下のゲートになる。意外とギリギリまで人が来なかったりするので、ここものんびりできる。
7時間トランジットだけど寝てたり、Wi-Fi繋いでいたら苦ではなかったな。動画も普通に見れる速度。
もし微妙な待ち時間の場合、外に出る気もないけど、ゆっくり休みたいならば、空港内にもデイユースで使えるホテルもある。
ホテルというよりかは、仮眠室みたいな形。漫画喫茶も個室版を想像してもらえれば良いと思う。
数字単位から使用が可能。値段も安い。ドバイのホテルは全体的に高く、5,000円以上は必ずしてしまう。
安いところは空港から距離があったりするので、どうしても時間がかかってしまう。
ここの「Sleep ‘n fly Sleep Lounge – Dubai Airport, A-Gates (Terminal 3)」はエミレーツが使うターミナル3内に位置する。
なので乗り継ぎ客には向いているだろう。またプライオリティパスでも2時間まで無料可。ただ枕やブランケットなどのアメニティは付かない。
少しだけ仮眠するならいいけど、2時間だと中途半端になっちゃうんじゃないかなと思う。
使い勝手が良いので、身体を休ませるためにはいいかも。
2018年11月に訪れた時は、ドバイに夜着(19時頃)→翌朝ドバイ発(朝8時)というスケジュールだった。
別々の航空会社となるので、この時は入国して1泊することにしたのだ。ディラ地区にはまだ安めのホテルが多い。
中でも上のホテルは、許容範囲なクオリティ。周辺にはインド・パキスタンな食堂が多いので、ご飯には困らないし、夜でも明るいので治安も良い。
外に出てみよう
今回の往復乗り継ぎではドバイ空港の中で落ち着いたが、もし日中に時間があれば(6時間以上)、ドバイの街に出てみよう。
ドバイ空港には地下鉄が乗り入れており(ターミナル1駅、ターミナル3駅)、ドバイの見どころの半分ぐらいは地下鉄の沿線沿いに位置する。
他にも路線バスも乗り入れているんだけど、ルートをすぐに理解できる人はそんなに多くはないので、地下鉄を使うのがベストだ。
地下鉄を使えば、
バージュ・ハリファ&ドバイモールまで:約30分(Burj Khalifa/ Dubai Mall Metro Station下車)
「世界一美しいスタバ」があるイブン・バットゥーダモールまで:約1時間(Ibn Battuta下車)
こういうところまで行けてしまう。
あまり時間がなければ、空港近くに下町・ディラ地区もある。
ここらは移民街にもなっており、ドバイの経済を支える現場人が多く住んでいるので、散策としても面白い。
都市と空港が近い街だからこそ、短時間での散策も楽しめるので、少し歩いてみるのも楽しいはずだ。
2018年12月はお土産を買いにドバイモールまで出かけた。
その時の様子は以下に記載した。
ターミナル2への行き方
ターミナル2はフライドバイが使うターミナルとなる。
フライドバイはエミレーツグループ。LCCとなり、エミレーツ便名でも飛んでいる。
だいたいエミレーツの4ケタ便(例:EK1200便とか)はフライドバイだと思ってもらうのが良い。
その場合、ターミナル3からターミナル2まで移動が必要となる。
逆にフライドバイ→エミレーツの場合はターミナル2から3への移動。
UAEに入国しなければ、ターミナル間のバスで簡単に移動ができるのだが、ドバイ観光などするとややこしいことになる。
というのも、ターミナル2へは地下鉄でのアクセスができないからだ。
メトロはターミナル1と3は通るけど、ターミナル2は真逆の位置となる。また外ではターミナル間を移動するバスなどは一切ない。
地図:ターミナル2(陸の孤島)
ならばどうするのか、色んなサイトを見てると「タクシーでしか行けない」とか書いてあるけど、実際には路線バスで簡単に行けてしまう。
僕は路線バスで1本で行けたので、その様子を紹介したい。
バスで簡単に行けるし、最悪タクシーで何とかなるけど、車移動となるので少し時間には余裕を持ってほしい。
以下の記事にアクセス方法を紹介した。
流れとしては、
① ゴールド・スーク・バスステーション(Gold Souq Bus Station)へ向かう。メトログリーンライン「Palm Deira」駅の真上。
② 「13B」か「43」番のバスに乗る。
③ ターミナル2下車。
過去記事:
まとめ
ドバイは大きいので設備も整っているけど、暇つぶしをするような何かはない。ラウンジとか使える人はラウンジでのんびりするのがベスト。
時間によってはかなり混み合うので、深夜とかは覚悟が必要だ。
あと広いので時間に余裕を持ってほしい。エミレーツ同士なら遅れてもスタッフが誘導してくれるけど。
免税店なども大きいので、基本的には何でも揃ってると思ってもらいたい。マクドナルドやスターバックスなども入っている。
空港のATMではUSD、EURも引き出しが可能。
深夜は外に出ても何もできないけど、朝や昼まで5時間以上あればちょっと街中まで出てみるのもありだろう。
ドバイ空港で快適なトランジットになることを祈っている。
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