2017年10月 1HKD=約15円
ミシュラン一つ星のレストラン
「ミシュラン」というと敷居の高いレストランばかりと思う。
僕もそう思うし、現に「え、こんな払えない・・・」というような店ばかりだ。
でも全てがすべてそうではなく、一つ星の店ならば「あ、ここいいな」と思うところも多い。
香港もミシュランに掲載されてる店は多いが、「添好運」と「一點心」はローカルな飲茶レストランで誰でも入りやすい雰囲気。
今回は太子の「一點心」に行ってみることにした。
アクセス
場所は旺角の北にある「太子」(Prince Edward)。MTRの太子駅A出口から運動場道を歩いていけば着く。
他にも1番や1Aのバスに乗り、「太子站」(Prince Edward Station)で下車するのもOK。降りて道を少し北へ向かえば到着する。
地下鉄の駅から向かうと「名點心」という似たような名前のレストランもあるので、間違いがないように。
ここも調べたら評判が良さそうだけど、「One Dim Sum」と書いてあるところがゴールだ。
「ここがミシュラン?」と感じる外観かもしれないが、見た目だけで判断はしたくないところ。
一點心:美味な点心
日曜の18時頃。夕ご飯を食べるために訪れた。
少し夕飯時をずらしたこともあってか、並ばずにすぐ入店。店内はそこまで広くはないので、並ぶのも無理はないかも。
だいたい20~30人入ればいっぱいになるぐらいかな。2人だとすぐ入りやすい、3人以上だと並ぶかも。
僕が入った直後に行列になったので、「あぶねぇ」と思った。18時前に行くのが良いかも。
ここの良いところは他の飲茶レストランが昼時しか提供していないことに対して、この 一點心は通しで点心が楽しめるのだ。
営業時間は平日が11時~24時半、土日が10時~24時半。いつ行っても飲茶が楽しめるのはありがたい。
お茶は4元(約60円)。安い。このレストランは安いのも魅力的。レストランよりかは食堂に近い。
メニューも多すぎないので分かりやすい。
点心(餃子や焼売)は16-26元、腸粉は20元ほど、ご飯は26元統一。
高くても27元、最低は16元から。ミシュラン一つ星とは思えないコスパの良さ。
蟹みそ焼売(蟹皇蒸焼賣):25元(約375円)
海老餃子(鮮蝦菜苗餃):20元(約300円)
にわとりの足爪(豉椒蒸鳳爪):20元(約300円)
牛肉腸粉(香茜牛肉腸):22元(約330円)
以上4つを注文。今回2人で訪れたのだが、これでちょうどよかった。
蟹みそ焼売は美味。海老が入っていて、ぷりぷり。
エビ餃子も同様。こちらはニンニクが効いている。夜で良かった。
鶏の足の爪は骨が多いけど、皮の部分の味付けがベスト。これは見た目や食感などは好き嫌いがあると思うから、無理をして頼む必要はない。
最後に腸粉が登場。広州か香港でよく見かける広東料理。広州で食べた時は「こんなものか」と思ったけど、この店の腸粉は外はモチモチで中の具とソースとの相性が最高だった。
注文はマークシートに記入。料理が到着次第都度チェックをしてくれるので、行き違いがない。
支払いは出口前のレジで。4品頼んで91HKD(約1,3651円)。100切るとは香港の物価からしてかなり割安だ。
「味はミシュラン一つ星?」という舌が肥えた方もいらっしゃるようだが、個人的には美味だし、満足。
並んで食べても価値はあると思う。昼夜といつでも使えるし、休憩時間もないので飛行機が到着してすぐに行くことも可能。
何人かで行ってシェアするのがいいかな。
お店の情報
【店名】一點心(One Dim Sum)
【住所】Prince Edward, Playing Field Rd, 15號號 號 地舖 1-2 號 Kenwood Mansion
【アクセス】MTR太子駅 A出口より徒歩5分。
【営業時間】
平日 11:00-24:30
土日 10:00-24:30
【メニュー】 点心(餃子や焼売):16-26元、腸粉:20元ほど、ご飯類:26元統一
【地図】