2019年8月 1RUB=約1.7円
ウラジオ随一の観光スポットである「鷲の巣展望台」。24時間空いており、朝昼晩と違った姿を見せてくれる。
昼と夜にそれぞれ訪れた。
アクセスを含めて紹介したい。
ケーブルカーに乗る
鷲の巣展望台まではバスやタクシーで簡単に行けるけど、ケーブルカーはレトロで味があるので片道でも使ってみたい。
乗り場にはウラジオストク駅や中央広場前から「31番」のバスに乗車。
「ДВГТУ」(ドフグトゥ)というバス停で下車だが、アナウンスはロシア語だけになるので運転手さんに伝えておくか、地図アプリをダウンロードしてGPSで追うことが必要だろう。
バス停の位置:
歩いて行く場合は、中央広場から徒歩20分ぐらいかな。
ケーブルカーは14ルーブル(約24円)。乗り込んでお金を車掌さんに支払う。
約2分と短い乗車。赤と青のケーブルカーの2両のみ。僕は赤に乗車した。
このケーブルカーは1959年にアメリカからウラジオ経由でモスクワに帰るフルシチョフ(ソ連の指導者)が「ソビエトのサンフランシスコを建設する」と宣言して作られたもの。1962年オープンと50年以上も走っているのだから、中々すごい。
ケーブルカーを降りると目の前はロータリーになる。
展望台は左上。ロータリーの地下通路を通って、階段を上がって行くだけ。昼も夜も観光客が多いので、行けば分かると思う。
展望台:地図
路線バスを使ったアクセス
路線バスは確認できたのだと2系統が通っていた。
15番と38番。それぞれ紹介したい。
38番は行きしか使ってないのだけれど、中央部から行くには一番早い方法。5分ぐらいで着く。
「Clover House」というショッピングモールがある。
ここはフレッシュ25というスーパーが入ってるビルになる。
その前から38番のミニバスが始発で出ている。2停留所目が降り場。ちょうどケーブルカー駅の目の前に着くので、右手に見えたら降りよう。一応各停留所で止まってくれる、または減速してくれる。23ルーブル(約39円)。
あとはロータリーの下をくぐって行くだけ。
Clover House:地図
15番は少し注意が必要なところがある。
中央の乗り場は「Izumrud Mall」(ТЦ “Изумруд”)。北朝鮮レストランの高麗の裏手。15番は黄色い中国製のバスになってエアコンが付いてる。23ルーブル(約39円)。
バス乗り場:地図
降り場はここ。
展望台へ近いところで、階段を上がっていくだけだ。
アナウンスとかもロシア語なので運転手さんに伝えておくか、地図を見て判断しよう。だいたい10-15分ぐらい。
降り場:地図
中央に戻る時も同じバス停となる。
ここで気をつけたいのが、来る時も帰る時も同じバス停ということ。つまりは上りも下りも同じなので、バスの乗り間違えが生じるということだ。
僕は乗り間違えてしまって、反対方向に向かってしまい、金角湾大橋をまさかのバスで渡る羽目になった。
橋を通った最初の停留所で降りて、反対側に渡って、また15番に乗れたので大事にはならなかったけど、これは間違えやすいと思う。
行き先とかもロシア語になるので判別する方法は難しい。なので運転手さんに「ウラジオストク」や起点の「Izumrud Mall」(ТЦ “Изумруд”)と聞く。または「ルースキー島」と聞く。ルースキー島だと逆方向になるので、頷けば下車。違う場合はそのまま乗るということもできる。
とりあえず来たバスにそのまま乗るのではなく、確認を都度してほしい。
鷲の巣展望台
展望台はビュースポットとキュリロスとメトディオスの像があるぐらい。
このキュリロスとメトディオスは、ギリシャ語をスラブ語に翻訳しスラブ世界にキリスト教を布教した東方正教会の宣教師。ウラジオはスラブ語圏の東の果てとなる。
昼夜共に観光客は多め。治安も保たれている。
この金角湾大橋を眺めるところがハイライトとなるだろう。それなりに広いので、混んでて写真を撮れないということはならないので、のんびり行こう。
8月頭は20時半が日没だったので、21時ぐらいにならないと暗くならなかった。
夏は陽が長いのでそこは注意。こちらが夜景。少しぶれたね。
まとめ
中々眺めの良いスポットとなるので、一度足を運んでみてほしい。夜は風が通るので、羽織るものがあると良いかも。15番バスも注意して。