【厦門】中国のトランジットビザと厦門航空の乗継ホテルサービス

2023年11月 1中国元=約20円

秋のバンコク&厦門旅行。
バンコクまでの往路はベトナム航空、
バンコクからの戻りは厦門航空で移動した。

厦門航空はバンコク→厦門→成田が約2.2万と激安チケット。
中国のトランジットと厦門航空のホテルサービスの流れについて紹介したい。

今回利用した厦門航空

11/22(水)MF 854 BKK 12:15 – XMN 16:35
11/23(木)MF 815 XMN 08:50 – NRT 13:40

中国:144時間以内の乗継(第三国へ抜ける航空券が必要)ではトランジットビザあり
厦門航空:6時間~24時間以内の乗継では無料ホテルサービスがあり

トランジットビザの流れ
【用意しておくもの】航空券のeチケット、ホテル予約確認書(あれば)、入国カード(空港で入手)

1. チェックイン時に出国するeチケットを提示
2. 空港に到着したら入国カードに記入
3. (空港によって)指紋採取を行う
4. 入国審査をする(3で指紋採取がない場合はここで指紋採取)
※滞在先を聞かれた場合はここでホテル予約確認書を提示、航空会社用意の場合はその旨を伝える
5. 入国後税関審査をして無事到着ターミナルへ

厦門:アライバルビザで中国入国

厦門高崎空港、案内に従って移動するが一本道だ

到着後、案内に従ってイミグレに進んでいく。
中国人と外国人で分かれていて、外国人は入国カードを書く必要がある。

入国カードは2種類ある、右側の見本に記載する

2種類あるので注意。
ビザ持って入国する人は長方形の濃青のカード、
アライバルの人は水色ぽいカードに記入する。
現地滞在先を書く必要あるけど、これは適当なホテル名で問題なし。

記入する入国カード、空港によっては両方記載する場合もある

特にビザ用のカウンターはないので、書き終えたら外国人用のレーンに並ぶ。
17時に並んで入国では両手の指紋とカメラ撮影があった。

どこから来たのか、
次はどこに行くのかと聞かれた。

念のため出国チケット手元にあると良いと思う。
17時15分に入国、入国カードの半券は出国時に使うので忘れないように。

24時間以内なので「24時間トランジットビザ」が発給された

上海だと別窓口で指紋認証や長方形の濃紺カードにも記載するので、空港ごとで運用が違うそうだ。

厦門航空のトランジットホテル

7番出口前の厦門航空のカウンター

到着ターミナルに出たら右側に進んでいく。
7番ゲート前に厦門航空のカウンターがあるのでそこでホテルを決めてもらう。

ホテルのバウチャー、バウチャー発行から2時間以内のチェックインが必要

ホテルはランダムでどこになるか分からない。
色んな人のデータ見ると以下になる事が多い。

【厦門航空のトランジットホテル】
①厦航酒店1987(厦門航空賓館)/福建省厦门市思明区莲花南路5号
27番バス→莲花路口东站→徒歩(510m)

②厦门和悦大酒店/福建省厦门市湖里区悦华路151号
27番バス→马垅站→徒歩(590m)

③廈門森海麗景酒店/福建省厦门市思明区东浦路66号(近火车站)
37番バス→莲前站→徒歩(1.1km)

④厦門航空金雁酒店/福建省厦门市思明区湖滨南路99号
27番バス→非矿站→徒歩(120m)

⑤华美假日酒店/福建省厦门市湖里区悦华路4-12号
41番バス→华美站→徒歩(80m)

⑥成旅晶赞酒店(厦门枫悦店)/福建省厦门市思明区仙岳路415号
27番バス→马垅站(乗り換え)/942,954番バス→文化宫站→徒歩(180m)

⑦可居酒店(厦门万达鹭港机场店(COZY)/福建省厦门市湖里区长浩东路23号
27番バス→殿前站→徒歩(1km)

基本的にはシングルは140元(約2,800円)かかる。
けどビジネスの人はシングルは無料、そしてスカイチームのエリートプラスも無料だった。

ただ日本語サイトは無料のままであるけど、英語だと表記無くなっていたので判断つかず。

エリートプラスである旨を告げたけど7月からルール変わったと言われた。
一応日本語サイトを中国語で印刷してマーカー引いたものを出したら、シングルであっさり出してくれた。言ってみるもんだと思う。

この無料ホテルは12月末までだから、来年になったら継続してもシングル有料のルールに変わっているだろう。
と思っていたけど、日本語ページにも記載が変わっていて今後注意が必要かなと思った。

厦門航空のホテルの外観

今回は「厦航酒店1987(厦門航空賓館)」となった。結構綺麗で評判良いところでラッキー。
一番良いのは「厦門航空金雁酒店」(レイクサイドホテル)だと思う。

厦門空港からホテルまでの移動

空港のタクシー乗り場

5番出口の前にタクシー止まっているけど、時間あったので公共交通機関で行くことにした。

空港バスの乗り場

タクシー乗り場の奥に空港バスのカウンターもあったけど、行き先が合わなさそうなので見送り。
15元で移動できるからタクシーより少し安いかな。

この植木の奥にバス停がある

厦門空港には地下鉄は通ってないので、路線バスで出る必要がある。
植木があるところを通過して行くけどグネグネしていて分かりにくい。

厦門高崎空港のバス停

バス停があるのでそこから乗車。
27番バスで1本だけどめちゃくちゃ混んでいたので地下鉄経由で行くことに。

厦門の地下鉄

殿前駅まで向かうバスに乗って、殿前駅から地下鉄で「蓮花路口」駅へ下った。バスは一律1元、地下鉄は3元。

バスルートと現在位置が出てくる百度地図

移動ルートは「百度地図」が便利。
全部移動ルート出てくるし、バスの現在位置もわかる。

地下鉄代をアリペイで支払う

バスも地下鉄も支払いはAlipayを使った。
バスはAlipayの「Transport」から連携する必要がある。そのままだと使えないので注意。

券売機でもAlipay支払いが出来る

地下鉄もバス同様に連携できるけど僕はエラーが出てうまくいかなかった。
ただ券売機で現金やAlipay払いできるのでそちらに切り替えた。

路線バスではAlipayのQRコードをカメラにかざす

そのため厦門での移動は特に困らなかった。
ホテルではパスポートとバウチャーを見せて予定通りにチェックインができた。結構スムーズに進んだ。

中国滞在で入れておきたいアプリ

滞在中は2つのアプリ「アリペイ(Alipay)」と「百度地図」を駆使した。
現地ではe-sim(KKday)を利用、不便なかったので共有したいと思う。

百度地図

路線バスのルート表示だけではなく、現在位置も出てくる

バスのルート検索も分かりやすい

中国版Googleマップ。
ルート検索に加えて路線バスの位置情報や交通費など記してくれるのでとても分かりやすかった。
中国語しかないけど何となく勝手が分かったので特に不便は感じず。
現地の飲食店の情報も見れるので、事前収集にもちょうど良い。

アリペイ

中国で必須なのがアリペイ。これないと詰むと思う。
日本で入れてVISAカードと連携させておく。現地着いたらそのままPayPayみたいに使える。
路線バスや地下鉄は「Transport」から別途連携するので注意。配車アプリのdidiもAlipayから飛べて使えて便利だった。

e-sim

中国ではKKdayのeSIMを利用。
2日/1GBで500円ぐらいと安い。日本で事前にインストールして現地到着後に直ぐに接続できた。
VPNなくてもLINEやTwitter、インスタ、Googleなどにアクセスできるので楽。
通信も途切れることなくてかなり便利だった。次中国行く時もこのeSIM使おうと思う。

空港と厦門航空賓館のアクセス

・タクシー

空港からホテルまではタクシーが早くて便利。

僕は朝便だったので、ホテル→空港はタクシーで移動した。

早朝はホテル前にタクシーが待機しているので、困ることはないと思う。

僕は経験するためにアリペイからDIDI(配車サービス)を使用した。

2分ぐらいで配車されて、約15分で到着。23元(約460円)ととても安い。

・路線バス&地下鉄
ホテル→空港はダイレクトがないのでタクシーが便利。
空港→ホテルはダイレクトのバスがあるので、荷物が少ない場合はこの利用も便利。

空港→ホテルは27番バスが1本(空港→?花路口?)だけど、この時は帰宅ラッシュで乗れなかった。

殿前駅

なので地下鉄1号線の「殿前」駅までバスで移動し、その後地下鉄1号線で「蓮花路口」駅まで移動した。
「蓮花路口」は2番出口から徒歩3分ぐらい。

トータルで4元(約80円)(バスが1元、地下鉄が3元)。
経験として乗ったけど、素直にタクシーが楽だと思う。

厦門での滞在

厦門の街

厦門では12時間ぐらいしかないので、手短に散策をした。
ホテル到着後は夕飯を食べに「厦門第一家拉麺」で西北拉麺をいただいた。
その後は海沿いのスタバに行き、中山路を散策。ホテルに戻ってきたという流れ。

厦門のスタバ

昼間に時間があればコロンス島など行きたかったけど、今回は仕方なかった。

まとめ

中国にトランジットビザで入国した。
空港で運用が異なるので、厦門以外は到着時によく確認した方がいい。
またE-SIMを繋いでアリペイと百度地図があれば何とかなるので活用してみよう。

厦門関連は以下記事にも似たような形でまとめているので、合わせて参照していただきたい。

【搭乗記】MF854便:バンコクから厦門へ、激安の厦門航空で移動する

2023年12月19日

【中国】厦門航空のトランジットホテル「厦門航空賓館」に宿泊する

2023年12月22日

【中国】厦門:西北拉麺の元祖「廈門第一家拉面」に訪れる

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【中国】厦門:展望台があるオシャレなスタバに訪れる

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【搭乗記】MF815便(厦門→成田):厦門空港のラウンジ+厦門航空で帰国する

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