大学生の時、卒業旅行で西アフリカを横断した。
ナイジェリア→ベナン→トーゴ→ガーナ→コートジボワール⇨セネガルというルート。
ナイジェリアからコートジボワールまでは陸路、コートジボワールからセネガルは飛行機を使った。
西アフリカは情報が少なく、旅のハードルも高いと思われがちだが、実際はフランス語圏が多いだけで、そこまで高いわけではない。
情報の少ないという部分がマイナスになっているのだ。
今回はダカールの観光スポットを紹介すると同時に、治安や食事面も合わせて紹介していきたい。
アフリカデビューには最適なセネガル
セネガルは治安も良くて、アフリカデビューには最適な国。気候も温暖で通年25度が平均、GWぐらいの天気だと思ってくれれば良い。勿論夏場は雨も多いので、日本の秋から春にかけて行くのがいいだろう。
このツイートにセネガルの魅力を詰まらせた。
セネガルはいいぞ。ダカールは気持ちいいぞ。ビザは要らないし、治安良いし、物価も安いし、日本人宿もある。海も綺麗だ、気候も温暖だ、ご飯も美味い。アフリカデビューには最適な国だよ。
#アフリカに来い pic.twitter.com/QvUsUiv89h— 稲村 航平 (@Kouhei50) June 16, 2018
- 治安が良い
- 物価が安い
- 人が優しい
- 適度に観光スポットがある
- 気候が温暖
- ご飯が美味しい
- ビザが要らない
- ダカールには日本人宿もある
中々この条件を満たす国は多くはない。
これだけ見るとタイと同じ条件だ。
「アフリカ」と聞くとハードルが高そうに思われがちだか、それは自分自身が作り出した「幻想」でしかない。実際に行き、現地を見れば少なくともアフリカに対するイメージが変わってくるはずだ。
ただ気をつけてほしいのは、「アフリカ」と言っても、かなり広範囲だということ。
北アフリカ、西、東、南で雰囲気は全く異なる。
なので一つの国に行ったからと言って、アフリカを知ってるアピールはしないでもらいたい。
セネガルは西アフリカに位置する。
西アフリカも西アフリカ内で、大まかに旧英国とフランスの植民地で分かれている部分もあるので、その違いもあって、奥深い世界だ。
ただ、まだまだ情報が少ないこともあるので、とりあえずダカールに来れば、諸々の雰囲気を掴んでいけるのではないかと考える。
日本からはパリ経由やイスタンブール経由、アディスアベバで行くのが1回乗り継ぎで行ける。
お金を抑えたいなら、ベルギーのブリュッセルまで出て、ブリュッセル航空を使うという手もある。
セネガルは、ビザが要らないアフリカの中でも数少ない国。
「おいでよ、セネガル」と言わんばかりの適切な国である。
ダカールの治安
ダカールの治安は良い。今のところテロの心配も要らない、大きな犯罪に巻き込まれることもない。
勿論、スリや置き引きなどの軽犯罪対策は怠らないでほしい。特に路線バス乗車時は必要だ。
だけど、スペインやイタリアと比べたら遥かにいいだろう。
そこは「イスラム教」の国という観点が大きいのかもしれない。
夜も歩けるし、女性一人でも問題はない。
ぼったくる奴も少ない、観光地なんだけど、そこまで変な輩も多くはないから扱いやすい。
西アフリカ横断で少し疲れていた僕からすると、オアシスなような場所だった。
ダカールのおすすめ観光スポット
西アフリカ随一の観光地であるダカール。
湾岸諸国では見かけなかった旅行者が沢山いて驚いた。スペイン人多く見かけたな。
ゴレ島
ダカールで有名なのがゴレ島。
奴隷貿易の拠点とされており、世界遺産にも登録されている。
島内に住んでる人もいるんだけど、観光地としての側面が大きい。
ダカール市内からフェリーでアクセスができて、島自体も大きくはないので、半日あれは充分。フェリーは観光客が殆ど。
海が綺麗で、花も咲いていて、レンガ造りの家がとてもかわいい。
天気が良いと、楽園みたいに感じる。「ここで奴隷貿易があったのか」と思う程。
詳細は下記の記事を参考にしてもらいたい。
ラックローズ
ダカール近郊にある湖。「色が赤い」というかので注目度が上がった。
実際はプランクトンの多さと光の当たり具合、風の強さで見え方が異なってくるので、現地に行って「赤く」見れないこともあると思う。
ピンクはかなり珍しい、というかイチゴミルクのような色は期待しないほうがいい。余程のことがない限りは出てこないだろう。
ラックローズは塩の産地でもある。塩買うこともできるけど、衛生面は何も考えられていないので、個人的には推奨はしたくない。
ダカール市内からバスを乗り継いでいくことも可能。お金持ってる人は旅行会社のツアーに参加するのがいいかも。
阪急かクラブツーリズムか忘れたけど、バギーで乗り付けてるご年配の日本人ツアーも居た。
アルマディ岬
アフリカ大陸最西端の岬。
「最●端」と聞くとロマンを感じてしまい、実際に行ってみたくなるのが男の性。
実際に行くと、ホテルの中にあって、あまり風情はないんだけど、最西端のところにはモニュメントもあり、地味に感動した。
なんだけど、2018年6月現在。ホテルは改装中。
再びシェラトンが大型リゾートとしてオープンするみたいなので、雰囲気も異なっているかもしれない。
周辺にはウニを食べられるレストランもあるので、時間があれば寄ってみてほしい。
ちなみに道にはウニの残骸が落ちていて、中々シュール。
まだホテルが健在だった時は以下の記事に記載しています。
北朝鮮作成のアフリカルネサンス像
ダカールの街中を歩くと、一際目立つ像が見えることがある。
近付いてみるとその大きさに驚きを隠せないはずだ。高さは約50メートル。自由の女神が約46メートルなので、それよりも大きい。
この像は北朝鮮が協力して作った。だから自由の女神よりも大きいのか…
ウィキペディアを読むと、前大統領の発案ということであったが、こちらのモニュメントの65%は国家予算に、残りの35%は前大統領にお金が入るらしい。これぞ権力社会。
中は展望台になっているんだけど、階段の上に登ったところからの眺めも素晴らしい。
ダカール市内を一望ができるので、階段をせっせと登ってほしい。ただ車を使えば、簡単に上に行けるので、タクシーを活用するのもありだろう。
ンゴール島(個人的におすすめ)
ダカールで一番気に入ったのが「ンゴール島」だ。ゴレ島とは違い観光地ではないので、まだまだ知名度としては高くはない。
ヨフの海岸から渡し船を使ってンゴール島へアクセスする。
海の中に足が入るので、サンダル&半パンで行くのがベスト。
島は大きくないので、ぐるっと一周しても1時間ちょっとかな。
車もないし、バイクもない。人もそこまで歩いていない。
楽園みたいな雰囲気で、のんびりと静かに落ち着ける。島の反対側に出ると、ダカール市内が眺められる上、青い大西洋も拝められる。ポカポカ陽気なダカールなので、ぐだーとするのもあり。本当に散策が楽しかった島だ。
ダカールでおすすめする宿泊エリア
プラトー
ダカールの商業地がプラトー地区。ビルも建ち並び、交通量も多い。都会の雰囲気を味わえる場所だ。そして緑も多い。
ホテルはこの辺に集中している。ゴレ島に行くフェリーも、プラトーから出ているので、観光の拠点としても便利な場所だ。
ワッカム
僕が滞在していたのがワッカムエリア。ンゴールとプラトーの中間地点。
庶民的な住宅地で、現地人向けの食堂や商店などあって、ダカールのローカルを味わうことができる。
日本人宿の「和心」と「シェ山田」もこのエリアにあり、3番バス(TATA)を使うとダカールの色々なところに行くことができる。
ンゴール・アルマディ
ダカールの高級住宅街。アメリカ大使館もアルマディ岬の近くに位置している。
欧米人も多く住んでおり、プラトーやワッカムとは異なる雰囲気。
あまり日本人が滞在するような雰囲気ではないんだけど、開発も進むエリアなので、色々ホテルも出来てくるだろう。
セネガルの料理
日本人の口にも合うセネガル料理。
肉や野菜、そして沿岸部では海鮮類も食べることができる。
僕が現地で食べたご飯を紹介したい。
チェブジェン
チェブジェン:魚
チェブヤップ:肉
※チェブは「米」という意味。
ダカールに来たからには、まずこれを食しておきたい。
炊き込みご飯のような、パエリアのような。
とにかく魚又は肉の旨味がご飯に凝縮されていて、べらぼうに美味しいのだ。
多分ほぼ毎日食べていたんじゃないかな。
1皿500CFA(約100円)ぐらい。1皿の量も多いので、これだけでお腹いっぱいになる。
ヤッサ
こちらも食堂みたいなところで食べれる料理。
「ヤッサ」はタマネギソーズ、これに「プレ」(鶏肉)が付いて「ヤッサ・プレ」と呼ばれて提供されることもある。
多分日本人の口に合う料理だと思う。
タマネギ×鶏肉×ご飯なんだから、合わない訳がない。
お米が主食なので、上のチェブジェンや下のマーフェと共に助けられていた。
バゲットも食べるから、かなり炭水化物を摂ることになるだろう。
マーフェ
ピーナッツソースのご飯。ご飯の上にピーナッツソースがかかっているシンプルな料理。
ピーナッツソースは主張が強いこともあるので、もしかしたら口に合わない人もいるかもしれない。
地味にマーフェを提供する店を見かけなかったこともあるので、もし見つけたら食べておくのがいいかも。
サンドウィッチ
ちゃんとした名前がなんて言うのかは定かではないけど、朝はサンドウィッチを食べていた。
食パンのサンドウィッチではなく、フランスパンのサンドイッチだ。ベトナムのバインミーをイメージするのが早い。
路上や店の前で、バゲットと具材が出されており、好みに応じてアレンジしていく。
基本的には全部乗せで良いかと。1つ200~250CFA(約50円)だったと記憶している。
ボリュームあるし、バゲットも歯ごたえがあるので、満腹感としては高いご飯だ。
ネム
ネムとは「揚げ春巻」のこと。僕はワッカム滞在中に、近くの店でテイクアウトをしていた。
そもそも何でベトナム料理がセネガルにあるんだろうって思った。最初はフランスが関係しているのかなと思ったけど、戦争で仏に逃げて来ても、セネガルに行く理由がない。
調べてみると、フランスが関係しているのは当たっていた。
インドシナ戦争で、当時植民地だった西アフリカ諸国から、兵士としてベトナムに連れて行ったようだ。そこでセネガル人兵士がベトナム人の奥さんを見つけて、国に一緒に帰ったという話。なるほどな、と思った。
とりあえず揚げ春巻は美味しい。値段は忘れてしまったけど、500CFAぐらいだったかな。5個とかで。
ダカールで動く
公共交通機関
タクシー
黄色と黒の塗装が目立つダカールのタクシー。
基本的には古いプジョー、ルノー、トヨタが主流。たまに新しいタクシーもあるけど。
料金は交渉。メーターなどはついていない。市内なら1,000CFA(約200円)ほど。
人数が多い時や、荷物が多い時は安いので活用していくのがいいと思う。
ちなみに英語は殆ど通じない。現地語のウォロフ語かフランス語オンリー。
路線バス
ダカールの路線バスは「TATA」と「DIKK」の2タイプに分かれる。
関東バスと西武バスみたいに単に会社が違う。
見た目も異なっており、TATAは青と水色のラインが入ったバス。
大多数がTATAのバス、一部の小型バスは中国の金龍(King Long)製。
↑ King Long
DIKKは青と肌色に分かれているが、大型バスになるので、分かりやすい。
青は中国の申龍(Sunlong)製、肌色はインドのAshok Leyland製。
乗り方はどちらも同じ。前でも後ろでも近い方から乗ればいい。
料金は後部ドアの近くに車掌さんのBoxがあるので、そこで支払う。
値段は距離で異なり、近距離なら100CFA(約20円)、高くても300CFA(約60円)以下。
行先を告げて、500CFA出せば確実。ペラペラなチケット貰うけど、たまに検札が来るので、降りるまでは失くさないように。
DIKKは空いていることが多いんだけど、TATAはいつも混んでる。
僕が滞在していたワッカムとプラトーを結ぶ3番バスは混んでて、座れた印象がないほど。
ちなみに混んでる時、前から乗ると、車掌さんのBoxまで行けないことがある。
そんな時はバケツリレー形式でお金を支払う。近くの人に行先を伝えお金を渡すと、それが車掌さんのところまで伝わり、
お釣りやチケットがかえってくる。誰もお金を盗まないし、善意で成り立っているものだなと感じた。
車掌Boxの近くにいると、車掌さんの代理の役割を担うこともあるので、慣れてない人は離れていたほうがいいかも。
僕は何度かBox近くにいたので、代理を担当したこともあった。意外と面白い。
DIKKは降車ボタンがあるけど、TATAはない。前に居る時は運転手に、後ろでは車掌さんに降りる旨を告げる。
バスは時刻表もないし混んでいるけど、使い勝手はかなり良い。安いし。余裕を持って使って。スリには注意。
カーラピッド
派手なペイントが特徴的なカーラピッド。トラックを改造したもので、荷台に乗り込む。タイのソンテウみたいなもの。
ダカールのコミュニティ内、近距離のエリアで走行している。料金は50~200CFA(約10~40円)。降車時に車掌さんに支払う。
僕はダカール滞在中に使うことはなかった。路線バスが便利だったという点、そこまでカーラピッドが必要なエリアに行かないという部分からだ。経験として少しだけ乗ってみるのもありだろう。
ミニバン
カーラピッド同様にコミュニティ内を走る交通。始発は満員になってから基本的に出発。
ノアみたいなミニバンから、メルセデスの大きなバンまで色々なタイプがある。大きいのはコミュニティ外へ。
これも路線バスと比べると、使い勝手が悪かったので使うことはなかった。
乗合タクシー(カランドー)
ウズベキスタンの「白タクシー」と同じ考え方。
個人で貸切るのではなく、何人かで乗車をシェアする。
見た目は普通の車、だいたいボロいプジョーかルノーなんだけど、道で手を挙げていれば止まってくれる。
ルートは決まっているので、乗る際に運転手さんに行先を告げる。頷けばOK。
100CFA~。距離で値段が異なるけど、500CFAを越えることは殆どないと思う。
これも現地語かフランス語オンリーなんだけど、バスとは違って確実に座れるし、大通りなら目的地の前まで行けるので、かなり便利だった。
Combien?:いくら?(コンビアン?)
arrêt de bus:バス停(アレ ドュ ビュス)
Je voudrais aller à ●●.:私は●●へ行きたい(ジュ ヴドレ アレ ア ●●)
Je voudrais aller ici:私はココへ行きたい(ジュ ヴドレ アレア イスィ)
Prochain carrefour s’il vous plaît.:次の交差点でお願いします。(プロシャン カルフール シルブプレ)
Prochain arrêt s’il vous plaît.:次のバス停でお願いします。(プロシャン アレ シルブプレ)
実際に現地で使っていた表現だ。
しっかりとしたフランス語は習っていないので、めちゃくちゃな部分はあるし、かなり簡略化してるところもあると思う。
でもまずは「伝える」という部分が大切なので、これを機に派生させていただきたい。
また「ボンジュール」(Hello)、「メルシー」(ありがとう)、「シルブプレ」(please)は必ず伝えよう。
声をかける時は「ボンジュール、マダム(or ムシュー)」や「Excusez-moi, マダム(or ムシュー)」ということを心がけたい。
スーパーマーケット
ダカールにはそんなにスーパーは多くはない。
プラトーやンゴール地区など、富裕層や外国人が住んでいるところに位置している。
個人商店が多いし、そんなにスーパーが激安というわけではないので、スーパーまで行く労力を考えると、滞在中近くの個人商店に行くのが良いだろう。
大手チェーンとしては、仏資本の「Casino」と西資本の「Dia」(現地では「citydia」)が挙げられる。
仏資本の大手カルフールはない。というか西アフリカでは、アビジャンに1店舗できたと意外な店舗展開。
diaはまいばすけっとのように、中型・小型店舗として展開している。カジノは広いスーパー。
セネガルのコーヒーはどちらでも購入はできるので、お土産探しには良いかもしれない。
ダカールのショッピングモール「Sea Plaza」にはCasinoが入居。プラトーやンゴールにもある。
ダカール小ネタ
ダカールの写真を少し紹介します。
↑ プラトーのダカール駅。コロニアルな雰囲気が最高。
↑ サンダガ市場周辺。ここぐらいでしか声は掛けられなかった。
↑ まだまだドンキーも現役。
↑ 床屋さん。この絵タッチがアフリカらしくて好き。
↑ 片足だけの靴。盗まれる可能性があるから片足だけ、という理由もあるし、本当に片足しか置いてないこともある。
↑ バスのつり革に靴が。なんか理由があった気がするんだけど、忘れてしまった。
↑ 体形の割に顔が小さいミシュラン。
↑ Sea Plaza近くにあるアフリカモニュメント。スモール版欲しい。
↑ 滞在中、選挙前みたいで音楽ガンガンに流したトラックがよくは知ってた。選挙はかなり盛り上がるけど、別の意味でも盛り上がるから、少し危険。
↑ その辺にヤギがいがち。
↑ お土産。セネガルはシアバターが有名なんだけど、石鹸をお土産で購入した。
街中に売られているのは、裸の量り売りで包装も新聞紙とか誰かにあげるのはあまり適してないし、スーパーでも需要がないからか全然売ってない。左のも「Made in USA」だったので、地味にちゃんとしたものを探すのが難しかった。
またセネガルはコーヒーも日常的に飲まれる。街中のスタンドではネスカフェとかのインスタントなんだけど、「Cafe Touba」が現地ブランド。
アラビアコーヒーみたいにクセのある味で、少し辛い(ペッパーなどの香辛料とブレンドしているから)。
スーパーとかでインスタントも売っているので、お土産としては面白いかも。
まとめ
ダカールの街情報と魅力を紹介した。
アフリカは17ヵ国巡ったけど、この中でセネガルは一番旅しやすい環境だと感じた。
(モロッコ、エジプト、スーダン、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ、南アフリカ、ナイジェリア、ベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボワール、セネガル)
勿論各国に観光スポットはあるし、言語や文化も異なるので、雰囲気は全く異なる。
なんだけど、サブサハラの中では一番居心地が良いと感じたほど。
適度な大きさ、気温、観光スポットなのが良いかもしれない。
頑張れば3,4連休で行ける国。
ビザも要らないので、思い立ったらすぐに行けるのも魅力的だ。
これを読んでダカール、そしてセネガルに興味を持ってくれれば幸いだ。