2019年1月
1月に3泊5日でバルセロナに行った。
往復はBAことブリティッシュ・エアウェイズ。基本的にBAは少し高めなので乗ることはないんだけど、今回は半ツアー?みたいな形なので乗る機会があった。
ロンドン経由でバルセロナへ、その時の様子を紹介したい。
BA008 羽田 09:45-13:25 LHR T5
BA470 LHR T3 15:05-18:15 BCN
チェックインをする
BAは一部の上級会員を除いて、事前座席指定は有料となる。これはBA限らず欧州系キャリアはそうなることが多い。
だけど、24時間前からウェブチェックインにて座席指定ができるようになる。
なんだけど、今回は団体用チケットということもあって、当日空港でのチェックイン対応となってしまった。まあまあ座席はこだわる方なので、そこは残念。
羽田はLカウンターを使用。一番左端となる。
チェックイン機(セルフチェックイン)は対応していないので、カウンターに行かないといけない。
BAはエコノミーは「ワールドトラベラー」という名前で付けられている。名前のセンスは良いけど、そこはイギリス。ガチの階級社会なので、エコノミーはど底辺の扱いとなってしまう。ヒースローのT5が顕著。
その話は置いておいて、だいたい5,6分待ってチェックインができた。
羽田からロンドンまでは通路側、ロンドンからバルセロナまでは窓側と希望の席でアサインされていたのは助かった。細かな指定は言える程の身分でもない、希望席だけでも有難い限りである。
ボーディングパスはバルセロナまで、勿論荷物もバルセロナまでスルー。
Lカウンターは保安検査場&出国審査の真向かいなので、そのままスライドで行ける。
保安検査場は波が収まったからか、誰も待っていなかったので、出国審査と合わせて1分半ぐらいで通過。空港着いてから20分弱ぐらいかな。
僕はワンワールドのグローバル会員ではないので、カード会社のラウンジ(Sky Lounge)でのんびりしていた。
BA8便:羽田からヒースローへ
ヒースロー行きのBA8便は145番ゲート発となる。フードコートの近くLカウンターからだとかなり近い場所にある。
9時45分発に対して、搭乗は9時5分。今回は通路側だし、荷物も預けて機内持ち込みは小さなバッグだけ。なので急いで乗る必要はないので、少しゆとりを持って向かった。
搭乗は9時10分前に開始。グループ1-2-3までが案内。僕はグループ4なので静かに待つ。だいたい最初のグループにいるのはイギリス人だったな。ビジネス使う客層。ビジネスクラスになると日本人は日系使うこと多いからね。
機内に入ると「イギリス!」感はなくて、ごく普通。ただブリティッシュぽく色は抑えられていて、個人的には好き。
3-3-3配列のB777-300。ビジネスを横目にエコノミーの客は席に向かうけど、窓際と真ん中の一部は後ろ向きという設定。真ん中はカップルシートだから見知らぬ人とは並び席になるのはどうかなと思う感じ。
客室乗務員はイギリス人がメイン、日本人も乗っている。皆ベテランぽくてなんか安心感。欧米のおばちゃん、おっちゃんが主体なのは好きですよ。
エコノミーの座席は狭くない。でもカタールとかと比べたら狭く感じるかな。
毛布と枕、イヤホンがあって他はない。
モニターはタッチOK、USBプラグも付いている。
日本語の画面はないんだけど、日本語吹き替えの英語は44本入ってる。1/3はキッズやディズニー作品。
エコノミーはガラガラ、真ん中3列独占できてしまった。この時期の欧州往復は空いてる。ヒースローまでは約12時間なのでかなりありがたい限り。
9時45分発だけど、ボーディングクローズは9時半。なので少し早めに出発。
安全モニターはイギリスの有名人が出演。なんだけどナオミ・キャンベルしか分からなかった、、、
離陸して40分程でドリンクサービス。
ワインやビール、ソフトドリンクなど。サワークリーム味のプレッツェルが付いてくる。烏龍茶や緑茶もある。
コーラ頼んだら2本付いてきた。ワインも勧めてくれる。太っ腹。通路側なので遠慮なくいただく。
離陸して1時間程で機内食。ビーフorサーモン。ビーフは洋食、サーモンは和食。
サーモン選択した人に聞くと「ビーフが良かったな」と言っていたので、ビーフにチョイス。
メインとパン、小鉢、シフォンケーキ、ムースというラインナップ。量はそこまで多いわけではない。サーモンにはライスが付いてるけど、ビーフはない。パンが炭水化物代わり。
朝に沢山食べておいたから、ちょうどいいぐらいのボリュームだった。
味は普通、可もなく不可もなく。ムースが一番美味しかったかも。
ここでもドリンク貰えるし、ワインも勧めてもらった。機内では水分を沢山補給しないといけないからありがたい。水も付いてくる。
食後はコーヒーか紅茶。ここは紅茶で。
後は機内モニターを見て過ごす。トイレは進行方向左側に2つあるから、左手に座るのがいいかも。うち一つは車椅子用となっていて、スペースがかなり広い。
真横になって仮眠。食事の後は真横より座ったままの方が良かったかな。消化考えると。
仮眠して、到着6時間前というところ。
一番後ろにギャレーがあって、飲み物やスナックを貰える。頼まなかったけど、カップヌードルもあるので、お腹が空いてる人はお願いしてもいいかも。
到着2時間前になると2回目の機内食。
パスタかチキンの2択。ここはパスタを選択。だいたい機内食はパスタを頼んでおけばハズレは少ない。
パスタはバジルソース、コールスローとチョコケーキ、水と軽め。飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジ、烏龍茶から。
パスタはアツアツ、ペンネ、普通に美味しかった。「パスタ外れない説」継続中。
徐々に飛行機は着陸へと向かっていく。
13時過ぎに着陸。進行方向左側(A席)は太陽が挿し込むので、右側(K席)が良い。ロンドンの街を眺めながら着陸していく。
ロンドンは過去2回滞在したけど、最初は夜行バス、2回目はユーロスターだから空路で入るのは地味に初めて。
13時10分にターミナル5に到着。少し定刻より早い。
ターミナル5からターミナル3へ移動する
バルセロナ行きはターミナル3から出発する。
基本的にBAはターミナル5を使用するんだけど、一部便はターミナル3を利用する。
シャトルバスに乗るので、少しその流れを紹介したい。
1 「コネクト」の標識に従い歩く
2 エアポートシャトルに乗る
3 終点で下車、ターミナル3行きのシャトルバスに乗る
4 ターミナル3に着いたら手荷物検査、各ゲートへ
看板が分かりやすいので、そこまで迷うことはない。写真を使いながら行ってみよう。
降りたらとりあえず通路を歩く。
エスカレーターを降りると「Welcome」と大きな広告が出てくる。
ターミナル5で乗り継ぎをする人はゲートを確認しておきたい。ゲートによってはシャトルに乗らない、途中で下車することがある。
入国する人、ターミナル5以外に乗り継ぐ人はシャトルの終点まで向かおう。
降りてエスカレーターを上がっていく。
上に着くと、左が入国審査、右が各ターミナルへの乗り継ぎバスとなる。
乗継の場合は入国審査を通ることはないので、右側に進もう。
またターミナル5の人はそのまま真っ直ぐ。
ターミナル2,3,4へ向かう人はシャトルバスに乗る。なのでエスカレーターを下がろう。
バス乗り場は各ターミナルごとに分かれている。チケット確認とかもないので、間違えたターミナルに行かないようにしよう。
間違えても、着いたターミナルから別のターミナルに向かうバスがある。
ここまで15分ぐらい。少しゆっくり歩いてる。
ターミナル5からターミナル3には少し移動時間がかかる。カーブが多くて揺れるので、座っておきたいところだ。
だいたい5分ぐらいでターミナル3に到着。
到着したらエスカレーターを上がる。
そのままボーディングパスがあれば保安検査へ、なければ各航空会社のカウンターがあるからチケットを出してもらおう。
保安検査は空いていたので、5分もかからずに通過。水などは没収となるので、機内で配られたペットボトルもダメ。
ただし水筒(空)やジップロックに入れていれば大丈夫。
保安検査過ぎたところに、ボトル用の水入れ場があった。
後は各ゲートに向かうだけ。ターミナル3はかなり大きい上に、ギリギリまでゲートが決まらないので、そこは注意しておいた方が良い。
免税店を抜けるとショップが並ぶエリアとなる。
プライオリティパス:「No1 ラウンジ」へ
ターミナル3にはプライオリティパスが使えるラウンジが2つある。
その内「No. 1 ラウンジ」は評価が高いので行ってみることにした。
ターミナル3のラウンジは1つのエリアに固められている。ゲート1-22の方向へ向かうと分かりやすい。ラウンジという案内もあるけど。
とりあえずラウンジエリアまで行けば、どのラウンジがどこにあるのかアルファベットで確認できる。
No.1ラウンジは「F」に位置している。
Fまで行って、そこから通用路みたいなコンコースを歩く。出る手前にNo.1ラウンジへ向かう看板がある。
ラウンジは2階にあるので、階段又はエレベーターで上に行こう。
降りたら目の前がラウンジ。入口は写真撮り忘れた。
プライオリティパスを提示し、入室。ここはオーダー制のホットミール1つが無料で食べられる。
受付でメニューをくれるので、カウンターで注文して席まで持ってきてくれる。
朝と昼以降でラインナップが変わるけど、軽め。がっつりではない。
真ん中にはサラダやパンが置いてあるけど、そこには期待しないで。お酒はカウンターで同様に注文する。
ボトルウォーターなどペットボトル系はなし。
ミールはメキシカンチリを美味しそうだから頼んだけど、ライスがクスクスみたいな食感のもので個人的に口に合わなかったのは残念。4種類ぐらいあるから、好きなの選んでみてほしい。
人は結構いるけど、席は程よく空いていた。
出る時に気付いたけど、ライブラリールームや半個室、スパやシャワーもあって驚き。
後者は有料かと思うけど、前者は入口の右手にあってくつろげそうだった。
BA470便:ヒースローからバルセロナへ
14時20分にゲートがわかった。9番とラウンジのかなり近く。これはありがたい。
14時半オープンで少し遅めに行ったけど、列が結構できてた。
14時40分には搭乗開始となって、並んでる間にボーディングスタートという感じ。
急ぐ事でもないので、ブログの下書きしながら中に入れるのを待つ。
A320、3-3のシート。
ビジネスは前方にあるけど、シートはエコノミーと同じ。真ん中の列を使わないだけの違い。
機内は満席、スペイン人が多かった。
モニターもUSBもないけど、2時間ぐらいなので問題はない。機内は寒いので注意。
足元は広くはないけど、短時間ならまあいいかなって思う幅。
勿論機内食の提供はなく有料となる。値段はポンド表示なのでユーロと勘違いしないで。
僕は水を乗る前に買っておいた。「Boots」の薬局で500mlが80ペンス。機内で買うと1.8ポンドなので1ポンドも違う。買う時に搭乗券拝見された。
満席で乗り込むの遅れてそうだから、案の定気持ち遅延。15時10分にゲートクローズ、出発。
ヒースローの離陸待ちで30分ぐらい待った。先に離陸していくのは、カタールやエアカナダ、エアインディア、ユナイテッドなどロングなフライトたち。
この路線は窓側(F)だったけど、西日ががっつり当たるので、少しミスった。
最初は本読んでたけど、後半は寝ていた。やっぱヒースローまでの疲れが出ている。
バルセロナには18時5分に着陸、日も落ちている時間であった。
18時8分到着。定刻より早い。
横にはアルジェリア航空が、2年前に乗ったのは懐かしい。
18時20分にパスポートコントロールに並ぶ。アルジェリア人で長蛇の列、これは時間かかりそう。おまけにアシアナのソウル便も重なったので余計に込んできた。
18時50分、30分待って入国。日本人は入国審査は直ぐ終わる。多いのが、審査官が「こんにちは」と言ってくれること。過去スペイン入国(5回)の中でほぼ言ってくれてる気がする。
階段を降りると、手荷物受取。
入国審査で並んだことで、ちょうどスーツケースが出てきたのはありがたかった。
バルセロナの空港はかなり綺麗だし、案内も多いから迷うことはないはず。
まとめ
初めてBAに乗った。可もなく不可もなくだけど、横の席が空席だったからゆったり使うことができた。
値段が安ければ乗りたい気はあるけど、JALやAYと変わらなければどうかなっていう感じ。ただBAを使うと世界の行ける幅がかなり広がるので、使い勝手はとても良い。