2019年12月
冬のサウジアラビア旅行。
最後のフライトはドバイから成田までのエミレーツとなる。
行きとは違って帰りは約9時間半と短いフライト、その様子を紹介したい。
19年12月08日(日) 02:55 DUBAI/DXB ターミナル3
19年12月08日(日) 17:20 成田(NARITA)/NRT ターミナル2
エミレーツ航空 (EK)0318 エコノミー (予約クラス:L)
飛行時間:09時間25分
この日はジェッダからドバイへとサウジのLCC・フライナスで移動。
その後パキスタン料理屋さんでディナー。
そしてフライト時間前までカフェで時間調整をしていた。
ドバイでチェックイン
深夜3時発とかなり身体にはキツいフライト。
乗継対象としている便が多いので、この時間になるのは仕方がない。
出発48時間前からウェブチェックインが可能。
事前に座席指定も行い念のためアプリでボーディングパスを出しておいた。
エミレーツはドバイではターミナル3を利用する。
メトロの駅を降りたら案内の通りに進んで行けばOK。
エミレーツのカウンターはこのようになっている。
エコノミーは3又は4から。ビジネスなどはまた違うゾーンとなる。
ただ深夜便が多いので3と4はかなりの列に。
そこまでカウンターも空いてなかったので、紙のボーディングパスは貰わないことにして、アプリで乗ることに決めた。
そのまま出国と手荷物検査になる。
ドバイ入国時にスマートゲートのシールを貼ったので、出国はスマートゲートを試してみることに。
まずは有人カウンターに行きパスポート提示と顔認証、そして指定されたゲートでパスポートと搭乗券をスキャンして通過という流れ。スタンプは無し。
有人審査の列が長ければ早いけど、最初の有人はいる?という感じ。ガラガラなら少し手間に思えた。
手荷物検査を経てゲートへ。
コンコースA(ゲートA)はエアトレインに乗る。BとCは繋がっているので徒歩。成田行はCから出発する。
ドバイの空港はコンコース=ゲートという認識でOK、案内ではターミナル1(D)とターミナル2(F)という案内をしている。
ラウンジ
プライオリティパスで使えるラウンジに向かった。
ゲートA,B,Cにはマルハバラウンジがあるけど混むので回避。
また仮眠用も気になったけど、コンコースAとエアトレインを使うため少し移動が面倒なので何かあったときに直ぐに動かないので回避。
そのため目に付けておいたターミナルBの「AHLAN LOUNGE AT B」へ向かった。
ここは2018年のプライオリティパス内で年間最優秀ラウンジ賞(地域部門優秀賞)を受賞している。
ターミナルBならCまで徒歩移動できるのでまだ楽だ。少し歩くけどね。
目印はゲート26近く。マック横のエレベーター又は階段で2階に上がる。
タパスバー(レストラン)がラウンジ代わりとなるけど、普通利用している人は皆無で殆どがプライオリティパスかそれ同等の資格のある人だった。
ここはホテルが運営しているので、系列のシャワールームも使えるんだけど(徒歩10分)、2時まで予約で一杯ということで回避。深夜便だから人気なのね…
中は落ち着いた雰囲気。壁際にはコンセントがあるけどそこまで多くはないので早い者勝ち。
ソファ席はゆったりできそう。僕は充電優先にした。
Wi-Fiは空港のがそのまま速く使えるので、それを利用していた。
食べ物はビュッフェ形式。ホットミールは6種類。
飲み物はオーダー式でお酒も豊富。お酒飲まない人間からするとセルフの方がやりやすかったりする。
とりあえずここのラウンジで3時間潰した。
意外にネットしたり、写真整理したり、記事書いてたらあっという間だったな。
23時頃は空いてたけど、0時越えた辺りから混み始めてきた。
EK318便:ドバイから成田へ
2時55分に対して2時10分に搭乗開始。
このラウンジからCゲートまでは約7,8分程かかるので余裕を持って動いてほしい。
C23なのでコンコースCの中でも手前の方。
既に搭乗は始まっていたけど、ちゃんとしたゾーンのアナウンスをしてないからか、なんかごちゃごちゃしていて運用が?となっていた。
行きと同じ機材はA380。雰囲気は同じなので往路の記事も少し参照してみてほしい。
日曜の成田行ということもあり、観光客が比較的多い。行きにいたツアー客もいたし、基本的に席は埋まっていた(空いてるのは真ん中席がポツポツとあるぐらい)。
2時38分にはゲートクローズ。早い。
珍しくドバイでは雨が降っていた。しかもまあまあ降ってるし、夜から続いているので気持ち長め。
ポーチはオレンジ色をゲット。青とはデザインが違ってこれもまた素敵。
3時3分に出発、3時22分に離陸した。
1時間ほどで機内食。ヒンドゥーミールをリクエストしていた。
朝ごはんとなるのでチャパティやオムレツなど。小麦類が多いね。
ちなみに通常メニューはこんな感じ。
食べた後はは寝ていたけど、カップラーメンを頼めば持ってきてくれるし、適宜ドリンクサービスもあったので不便に感じることはないと思う。
到着2時間前になると再度機内食。こちらはランチ扱いになる。
今度はカレー、フィッシュカレーと初めて。
他はサラダとかなど。全体的にマイルドで美味しかったな。
やはりインド系労働者や住人が多い現地発のフライトはヒンドゥーミールにすると面白い。
到着50分ぐらい前になると適宜ブランケットとイヤホンを回収しに来る。
夕景に染まる富士山をボーッと眺めていた。
17時13分 着陸
17時28分 ゲート着
17時36分 ドアオープン
17時45分 アライバルホールに
ゲート着からドアオープンまでは少しブランクが。ビジネスから先に下ろしたからか。
便は重なっていたけど、そこまで人は多く無かったので税関含めて簡単に通過できた。
降りた時にメディア陣が待ち構えていて「誰が乗っていたんだろう」と思ったけど、アライバルホールに出た瞬間に分かった。
アフガニスタン国旗、僕は中村医師と同じフライトだったのだ。
在日アフガン人、関係者の方が到着ゲートで待ち構えている。
中村さんの棺はそのまま下ろされて、献花と黙祷がされたけど、これは彼らなりの中村医師に対する誠意だろうなと感じた。
まさか同じフライトに乗ってるとは。言葉にならない。
当たり前のように帰国してるけど、元気に「ただいま」と言えることがどれだけ尊いことか。こういう事がないと改めて感じないんだよな。
長居することはせず、僕は家路へと向かった。