世界遺産・イグアスの滝に突っ込んできました。
2014年2月 1レアル=約43円 1アルゼンチンペソ=約100円(闇レート)
◎はじめに
「世界最大」と言われているイグアスの滝。ブラジルとアルゼンチンの国境に跨っており、どちらの国からも鑑賞することができる。
全体が見渡せるブラジル側に対し、アルゼンチン側は細かいところまで見れるので、旅人からは「アルゼンチン側のほうが充実している」という声をきく。
確かにアルゼンチン側のほうが観光にも時間かかるし、アトラクションもたくさんあるので楽しいのだが、結論から言うと「どちらも行くべし」ということだ。
どちらにも楽しみ方はあるし、ブラジル側も見ることで判断ができることだろう。
今回はアルゼンチン側を紹介する。
◎アクセス
フォス・ド・イグアスから行ったので、ブラジル⇒アルゼンチンの国境越えも紹介する。
フォス・ド・イグアスの乗り場は近距離バスターミナル(T.T.U)の外側だ。
]
北側にある細い通り。バスターミナルの裏、歩いていればバス停があるので分かりやすい。
そこからプエルト・イグアス行きのバスが30分間隔で出ている。
片道
3.5レアル(約150円)/15ペソ(闇約150円)
どちらの通貨でも払うことができる。運転手さんはスペイン語もポルトガル語もいけると思う。
さて、国境越えの話だ。
僕はブラジルからアルゼンチンへの「日帰り」なので出入国審査を受ける必要はない。
しかし、そのままアルゼンチンに入る場合は、出入国審査が必要になる。
ブラジル国境、アルゼンチン国境には、言わないと止めてくれない。何も言わずに乗り込むとスルーされる。
中にはバックパックを見て止まってくれる運転手さんもいるけど、少ないと思ったほうがいい。
出入国審査をする人は「国境で降ろして!」と言おう。
スペイン語の場合は”Frontera, porfavor.”で通じる。
バスの本数は少ないので、国境越えでかなり時間がかかると思う。
日程には余裕を持つことが大事だ。
ちなみに降りる際、運転手さんからチケットを貰っておくと、そのまま次のバスに運賃を払わず乗り込むことができる。
国境越えがなければ30分ほどでプエルト・イグアスのバスターミナルに到着する。
そして、そこからイグアス滝行きのバスが出ている。
確か11番乗り場?から、Uruguay社のバスが往復80ペソ(約800円)。20~30分に1本。オフィス前に時刻表があるので、現地で参考にするのが良い。
そこから滝までは40分ほどだ。
帰りはプエルト・イグアスのバスターミナルからフォス行が出ている。5番乗り場だったかな?
ブラジル側に日帰りする人も、ビザ等は必要ないのでそのまま国境スルーが出来る。そのままビザなしで国内を旅することは不可能だけど。
<移動まとめ>
・フォス・ド・イグアス⇔プエルト・イグアス
料金:片道3.5レアル or 15ペソ
時間:30分(国境越えする人はもっと)
※バスの本数がそれほど多くはないので、注意しよう!
・プエルト・イグアス⇔イグアスの滝
料金:往復80ペソ
時間:40分
※珍しく時刻表通りに動くので、時間を確認しておこう!
※注意※
時期によってブラジルとアルゼンチンで時差がある場合がある。
南米の「夏」(日本の「冬」)に行く人は、時差を確認しておくべき。
◎滝散策
バスを降りると目の前にはゲート。
9時開門だけど、すでに多くの人が並んでいる。
入場券は180ペソ(闇約1,800円)。
入場するとまずは、ボートツアーの申し込み。
すでにチケットは購入してあるので、時間を予約する。11時スタートとなったので、2時間弱散策することにした。
園内を走る列車はすでに発車した後なので、歩くことに。
散策コースを歩けば次の駅まで行けるし、10分ぐらいで着く。
だんだんと青空が出てきた。
早速滝が見えるところに。
高い。そして結構迫力がある。
煙ではない水しぶきだ。悪魔ののどぶえ、凄そう。
植物の案内。
鳥。
自然ですね。
いくつも滝が見える。綺麗。
こんな近くまで行ける。水しぶきは半端ない。
地図で見ると広いんだけど、意外と遊歩道は短かったりするので、1時間ぐらいで散策終わってしまう。
滝見ながら時間潰して、いよいよボートツアーだ。
◎いざ滝つぼへ
待ちに待った「滝壺ボートツアー」。
名の通り、ボートが滝へ突っ込むのだ。
料金は180ペソ(闇約1,800円)。イグアス移住地のペンション八幡で買えば170ペソ(闇約1,700円)。
結構人気なので、午後から来ると乗れないという可能性があるので、早めに来て乗ってしまおう。
崖下の乗り場まで降りていく。
荷物を入れるカバンと救命胴衣は乗る前に貰える。荷物は濡れることないけど、服は濡れてもいい恰好で。女性はメイク厳禁!
こんな感じ。
だんだん滝に近づいていきます。
周りは欧米人。皆さんテンション高いです。
あそこに突っ込むのか・・・・?
あれはすごい。
そして!
もうどうなっていたのか分かりません。
とにかく、凄かった。そしてびしょ濡れ。
写真撮る余裕などございません。ほんと滝の側面なんだけど、こんなに水かかるとは思わなかった。
だいたい15~20分ぐらいのコースなんだけど、行く価値十分にある。もう一回乗りたかったと思うぐらい。
ホント、凄かった。
◎悪魔ののどぶえ
列車の駅まで戻り、悪魔ののどぶえまで向かう。
列車で10分ぐらいかかるので、歩くのには遠い。
列車もゲートから乗っても、必ず途中駅で降ろされるので、気を付けよう。
悪魔ののどぶえまで歩く。
だんだん見えてきた。
そして、
うおー!!!!
これは凄い。
何も見えない。水しぶきすごいな。
これぞ悪魔ののどぶえ、という雰囲気で満足。
かなりの人混みなので、イライラしないように。
写真撮影する人も大変だ。
帰りは列車で戻る。
途中駅で降ろされるので、そこからは歩いてゲートまで戻った。
◎おわりに
世界遺産に登録されているイグアス。ヴィクトリアの滝に並び、大満足した観光名所。
少々高くても、ブラジル側&アルゼンチン側に行って良かった。
楽しい報告記事でした!(・∀・)b