2018年2月
ロンドンからの帰路
ご縁があり、パリとロンドンを巡った。
往復フィンエアー(フィンランド航空)に乗り、帰りのヘルシンキ→成田はビジネスを使った。
ロンドンからヘルシンキのエコノミー、そしてヘルシンキ→成田のビジネスの様子を紹介したい。
ちなみに往路はエコノミープラスを利用した(パリまで)。
ロンドンを出る
フィンエアーはターミナル3から出発する。
基本的にワンワールドはターミナル3から。カタールとマレーシアはターミナル4なので若干違う。
またBAとIBはターミナル5を使用している(一部フライトはターミナル3から)。
とりあえずターミナル3まで向かおう。
僕はヒースローエクスプレスでわずか15分の移動で着いてしまった。
フィンエアーはBゾーン。近くにカンタスがある。
自動チェックイン機を使おう。日本語の選択もある。
Eチケットナンバーや予約番号、マイレージ番号、またはパスポートをスキャンすると自分の予約が表示される。
ウェブチェックインをしていれば、そのまま手荷物カウンターへ行けば良い。
案内に従い進めていき、座席も変更ができる。
そのままバゲージタグを出して、搭乗券もロンドン→ヘルシンキ、ヘルシンキ→成田と出てくる。
バゲージタグは自分で荷物に付けて、手荷物カウンターへ。
パスポートと搭乗券を出して、預けて終了。
ここまで5分もかかっていなんじゃないかな。
かなり楽だし便利。というか、これがグローバルスタンダード。日本が特殊なんだなと思う瞬間だ。
そのまま上に上がり、ゲートでチケットのバーコードをスキャンして通過。ここが出国審査となる。手荷物検査を経て、ゲートへと到着する。
ターミナル3は外に何もないけど、ゲート内には色々お店も揃っているので、こちらで買い物をするのが良いだろう。
ヘルシンキ行きは10時20分発、9時20分にゲートが判明しオープンする。
ターミナル3も広いので、ゲートまでかなり時間がかかったりするので、注意してほしい。
ちなみにラウンジは各ゲートの間ぐらいに位置している。
A350でヘルシンキへ
フィンエアーが早くに導入したA350。
成田⇄ヘルシンキでは早速運用されているけど、ロンドン⇄ヘルシンキの短距離でも今は使われている(今後機材が変わる可能性が大)。
なのでUSBプラグや個人モニターなど完備されているので、とても快適な空の旅を送れるのだ。
枕や毛布はないので、客室乗務員に頼まなければいけない。
ヘルシンキまでは3時間ほどのフライト、11時25分には出発。
1時間20分ほどでドリンクのサービス。
その後は免税店の販売とかあったけど、基本的にはモニターを見ながら到着を待つのみだ。
フライトはデンマークスウェーデンの上空を飛びながらヘルシンキへと着陸していく。
ヘルシンキトランジット
非シェンゲンから非シェンゲンへのフライトは特に手荷物検査とかなく、そのままゲートへ行くことができる。
ただ東京から経由する場合はあるかな、ロンドンから帰る時は直ぐにゲートのところに出られた。
帰路はビジネスを使うためラウンジが使えた。
フィンエアーのラウンジは50番ゲート近く。
成田行きは34番だったので、かなり近かった。
フィンのラウンジはシェンゲンと非シェンゲンで2つあって、非シェンゲンはビジネスとプレミアムで分かれている。
後者はマイレージステータスが高い人専用となる。
ラウンジは広そうに見えるけど、かなり席が埋まっていることが多い。
関空や名古屋、成田行きなど重なっていることが要因でもあって、僕は15時半ぐらいに入ったけど、ソファの部分はぽつぽつとしか空きがなかった。
ゆっくりする、というよりかはファミレスにいるような感覚かな。日本人がかなり多い。
日本語の新聞も完備。ちょうど平昌オリンピック開催していて、羽生選手がメダルを獲得した時だった。
お酒や飲み物の種類は豊富。ご飯は少なめ。デザートもケーキが少しぐらい。アイスはなし。
ご飯もお肉とかはなくて、パスタやサラダ、野菜ぐらい。重くなく軽いからそこまでお腹に溜まることはないかな。
マリメッコな食器とかはかわいい。
のんびりしてたら搭乗時間となったので、ゲートへと向かった。
ヘルシンキから成田へ
34番ゲートはラウンジから近くて1分もかからずに到着。
ビジネスなので専用レーンで即搭乗。
フィンエアーのビジネスは1-2-1の配列。
欧米系キャリアでよく見られるものだ。
ヘルシンキからのフライトはA列がオーロラが見られる可能性があるということだけど、A,Kの窓側は人気が高いのですぐに埋まってしまう。
フィッシュボーンなので、2列のところは隣り合うことになる。
今回は隣に人がいなかったけど、誰かいても仕切りがあるから気にはならないかな。
アメニティは全てマリメッコ。
ミーハーなので、このマリメッコが凄く気になってた。
枕や毛布、スリッパ、ポーチ全てがマリメッコでかわいいデザイン。枕とか持って帰りたいぐらい。
ウェルカムドリンクが席に座ってから提供される。
ブルーベリージュース、シャンパン、水の何れか。
僕はそこまでお酒は飲めないので、ブルーベリージュースをチョイス。
その後、フィンランドで有名なチョコレートとFazerもサービスされる。新聞や雑誌の提供も。
17時20分発だけど、荷物の搬入に時間がかかったことで20分近く遅く出発。
帰るだけだし、ビジネスなので何も問題がない。これが余裕というのか。
18時過ぎに離陸。成田までは9時間程。速いな。
離陸して安定飛行に入ったらおしぼりのサービス。
そしてその後に夕食の注文を取りに来てくれる。
メインは3種。鱈か豚の角煮かシェフのおすすめ(ビーフ)から。
前菜も2種から選べて、まさにコース料理。
食前酒でシャンパン、そしてアミューズブッシュとして、クレームフレッシュが提供される。
続いて前菜。サーモン。
次にメイン。シェフのおすすめ(ロールキャベツ)にした。鱈は既に無くなったということで、かなり人気があったのだろうな。
最後にデザートが聞かれる。
チーズ盛り合わせかアイスクリーム(バニラ or レモン)。
僕はバニラのアイスクリームをチョイス。
食後はミニケーキのサービスが。寝ようかなと思ったけど、ありがたく頂戴し、紅茶をいただく。
軽食や飲み物は随時頼めば持ってきてくれる。
寝るからいただきはしなかったけど。
ヘルシンキからのフライトはA列に座るとオーロラが見れると言われている。
夕飯食べた直後に客室乗務員の方から、オーロラが出ていることを教えてもらった。
外を眺めると、なんとオーロラが。生まれて初めて見たけど、ちょっと感動的だったな。
その後仮眠して、到着2時間前になると朝食のサーブがスタートする。洋食か和食が選べるんだけど、起きた人から聞きに来る形で寝ているのを邪魔しない。これがエコノミーとの違いか。
海外発なので、洋食を選ぼうかなと思ったけど、和食が気になったので選択。
鮭とご飯、つみれ、味噌汁、フルーツという内容。
現地で肉や油物を食べていたので、お腹に優しい食事。
ビジネスはWi-Fiが1時間無料で接続ができる。サクサクでかなり快適だった。中途半端に映画を見終わっても問題はなし。
飛行機は残り40分ぐらいのところで新潟上空を通過する。そして着陸態勢を取り始めていく。
10時前に着陸。手荷物受取のところで10時15分ぐらいなので、日本入国は楽だな。
外国旅券はそれなりの行列だったから、時間がかかってそうだった。
荷物ピックアップに少し待って、10時30分過ぎに受取、税関通過。
その後はバスで東京まで戻った。
まとめ
フィンエアーのビジネスに乗ったけど、やっぱ快適だなと実感。
ほぼ個室なのでストレスはないし、ゆっくり眠ることができた。
中々自費で乗ることは少ないけど、機会があれば他の航空会社も乗ってみたいな。