【スペイン】バルセロナ:Clot地区のコレフォック(Correfoc)と豚祭り(Porkada)を楽しむ。

2019年1月 1ユーロ=約125円

1月中旬にバルセロナに訪れる際、動物の守護聖人の聖アントニオの祭りが市内でいくつか開催されることを目にしていた。
その中で、クロット地区で豚祭りが開催。最後にコレフォックが見れるとのことで、訪れてみた。

コレフォックとは、炎のパレード。祭りの最後に行われる。
悪魔祓いを目的とし、太鼓のリズムに合わせて、火花や松明に点火。火をまき散らすというクレイジーな内容。
火のシャワーを浴びることで、災いを振り払うことができるみたいな。

カタルーニャ州伝統のお祭りとなる。バルセロナやパルマで見れることが多い。
たまたま小規模だけど、重なることができて良かった。

Clot地区の豚まつりとコレフォック

豚が主役のお祭り (Porkada)。
Clot地区の「Mercat de Clot」前がメイン会場。

昼からパレードやタパス祭りをしていたみたい。
20時パレード開始で来たけど、まだパレード前。
DJが音楽を流しながら、周囲でビールを飲んだり、タパスを食していたりして、良い空気感。
Los Rodríguezの「Sin Documentos」が聞けた。

豚に乗る人たち。このセクシーな豚はタラガ市(Tàrrega)の”La Verreta”とのこと。
2017年にデビュー。綺麗な胸と白玉な赤いスカーフが目印。


観光客向けに宣伝をしていないし、観光客も来るエリアではない。
ファミリーも多くて、穏やかな雰囲気。

一応?救急車も用意。この日は使用されることはなかった。

20時半ぐらいになると、太鼓の部隊が登場。最初に太鼓の演奏が始まる。

そして豚人形が2匹登場。豚の悪魔というところか。
するといきなり点火。皆がサッと離れていく。
「どういうことか?」と思うと、火花が。

かなり広範囲に飛び散るので注意。最初距離感がつかめなくて、もろ被る結果に。
マウンテンパーカーだから燃えることはなかったし、燃えるような感じもしなかったけど、服の生地は注意して。

それにしても凄い・・・。終わる時は大きな音がする。

コレフォックは市場の周辺をグルっと一周する。
(Plaça del Mercat Clot ⇒ Escoles ⇒ Escultors Claperòs ⇒ Rosend Nobas ⇒ Plaça del Mercat Clot)
先頭に豚、真ん中に太鼓グループ①、後続に豚、一番後ろに太鼓グループ②となる。

今回は先頭グループを主に撮影していた。折角なので一緒に一周してみることにした。

着火。

ヴォーっと火花が散る。

太鼓の音頭と火をまき散らすことが繰り返される。ただ何度見ても飽きないんだよな。

遠くから見ると火事が起きたみたい。
まだ町内会のイベントのようなものだから、規模としては小さいけど、大きな規模なコレフォックはやばそう・・・。

メルセーの後のイベントなどは、本気に対策していかないと危ないレベルだな。
普通にこのコレフォックでも口に火の粉浴びて、やけどしたぽい子どもいたし。道幅が狭いところだと特に。

小一時間程、パレードが続いた。基本的にやることは同じなんだけど、最後まで参加したいという欲が発生。

人が交代しながら豚の中に入るけど、暑そうだし、重労働。すごいな。

大人は笑顔。写真はないけど知らない子どもは怖がっている。

最後はメルカド前で。ありたっけの花火を打ち上げるかのように、めちゃくちゃ光ってた。
これには周囲も盛り上がり。



太鼓隊も解散したところで、お祭りは流れで終了。
22時前とかなので、終バスを逃さないために、早めに後にした。

まとめ

クロット地区の豚祭りとコレフォックを紹介した。
1年に1回、1月の同じ時期に開催される。この前後ではサン・アントニオ関連のイベントも開かれるので、チェックしておくといいかも。
大きな規模のコレフォックを見るには、メルセー祭りやパルマなど別の機会となる。コレフォックに合わせて渡航計画を立てるのでもいいかもしれない。

地図:この周辺

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