2019年4月 1AUD=約78円
GWに訪れたオーストラリア。メルボルンとシドニーの二大都市に訪問した。
メルボルンは「住みたい街」ランキングでも常に上位に位置する都市。
確かにその雰囲気は感じ取れたし、僕もかなり好きな街だなと思った。
メルボルンは観光名所とよりかは、都市の生活・雰囲気を味わえる場所。
NYやロンドン、パリに近いかな。勿論観光名所もあるけど、それよりかは現地に根付いた空気というか。
なので僕が歩き回って訪れた場所から、オススメなところを紹介したい。
CBD内
ビクトリア州立図書館
メルボルンの有名スポット。メルボルンに来た観光客の90%はここに行くんじゃないかな。
インスタ映えスポットということもあるので、日本人限らず多くのが来ていた。
街のほぼ真ん中に位置している。良いポイントとしては、綺麗なトイレが使えて、無料Wifiがあり、この写真の閲覧ルームではコンセントが使えるということ。
少し街歩きに疲れた時の休憩ポイントとして活用ができる。
この閲覧ルームに入ると、出入り口は一か所になる。
上からの写真を撮る場合は、2階に上がり、別棟に移り、そこから上っていくというステップがある。最初は一瞬迷った。
地図:
クイーンビクトリアマーケット
CBDの外れにあるマーケット。無料トラムのギリギリの場所になる。
月・水以外営業。水は時期にもよるけど、夜にナイトマーケットが開催されているので、HP( https://qvm.com.au/ )で確認しておくと良い。個人的にはQVMのサイトのデザインが好き。
夏だとサマーナイトマーケットが開かれているけど、4-5月は秋になるのでないことも。だけど僕が行った時はヨーロッパナイトマーケットが開かれていて、とても面白かった。
大きな市場で朝から空いている。野菜や果物、生鮮品、乳製品などなど。お土産も売られている。
屋内より外のオープンマーケットがかなり広い。屋内は朝からでも空いているけど、屋外は朝だとまだ支度中なことが多いので、タイミングが難しい。
地図:
フリンダースストリート駅
メルボルンのメインステーション。メトロの発着点でもある。
大きさだとサザンクロス駅になるけど、歴史や雰囲気などはフリンダースストリート駅が美しい。
地図:
アートストリート「Hosier lanes」
フリンダースストリート駅近くにあるのが「ホイザーレーン」。
メルボルンのストリートアートを見ることができるポイントの一つ。とりあえず観光客が多い。
朝とかなら居ないので、自由に写真は撮れるけど、昼間は何かしら人影は入ってしまう。
地図:
ヤラ川沿い
フリンダースストリート駅の裏手。ヤラ川沿いはのんびりとした空気が流れる場所。
ここからクラウンカジノまでの一帯は昼夜問わず散策していて面白い。ただここらの店はまあまあ値段が張る。
地図:
CBD外
セントパトリック大聖堂
メルボルンの教会で一番美しいと思ったのが、セントパトリック大聖堂。
外観の荘厳さ、内装の綺麗度合いが素敵だなと感じた。
地図:
カールトン庭園
メルボルンの街を歩くと緑が多いことに気付くと思う。
その代表的な一つに挙げられるのがカールトン庭園。王立展示館と合わせて世界遺産に登録されている。
秋ということもあって、紅葉に少し期待したけど、そこまでだった。でも青空と少し色づいた葉のコンビネーションは最高。
庭園の芝生ではのんびり本を読む学生や、お話し合うカップルなどいて、平和な光景。心安らぐ場所であった。
地図:
フィッツロイ(Fitzroy)
メルボルンらしさの一つであるフィッツロイの街。
11番トラムのブランズウィックストリート(Brunswick St)と86番トラムのスミスストリート(Smith St)が一体のエリアとなる。
昼は雑貨や古着、カフェがメイン。夜はバーやパブなどの世界となる。Brunswick Stは昼、Smith Stは夜の印象がある。
まあまあエリアは広域になるので、ぶらぶら散歩などかなり疲れてしまうかも。
行きたい店など決め打ちして、その周辺を散策するのが良いかもしれない。
地図:
チェルシービーチ
個人的に穴場だと思うのがチェルシービーチ。シティから電車で1時間程。
とにかく海がかなり綺麗。そし人も少なく、穏やかでのんびりと出来る。時間が許すなら訪れて思いにふけてほしい。
地図:
ブライトンビーチ
インスタ映えで有名なブライトンビーチ。ここもシティから1時間弱で来れる場所。
観光名所なのでとりあえず人が多い。常に空いているので、朝早く行けば人が少ない中で撮れると思う。
地図:
エスニックタウン
オーストラリアは移民の国。白人=オーストラリア人という方程式は成り立たない。
もしそのイメージがあるならば即刻取り外すべきだし、現地に訪れるとその考えは無くなるはずだ。
特にメルボルンは移民の街でエスニックタウンも多い。その様子を軽く紹介したい。
チャイナタウン
メルボルンにもチャイナタウンがある。
古くはゴールドラッシュの時代、歴としてはかなり長い。
このチャイナタウンは「ザ・観光地」という建物とかが多いけど、この周辺が中華系の店が集まっているので面白い。
中国のチェーンもあるし、何より中国系の若者がかなりたくさんいる。それを見ているだけでも、メルボルンの多様性や中国系の多さを実感できるに違いない。
地図:
カールトン(イタリア系)
メルボルンには多くのイタリア系移民が住んでいる。白豪主義の時代、イングランド・アイルランドからの移民が減ったことに伴い、労働力として「英語の出来ない白人」が入ってきた。
1950-60年代にかけて、南欧や東欧からやってきたけども、南欧(特にギリシャやイタリア)の割合が多かった。
カールトン地区のライゴンストリート沿いはリトルイタリーとして知られる。
そこまで大きなエリアではないので、手軽に散策するのは面白い。
地図:
フッツクレイ(ベトナム系)
個人的に面白かったのが、メルボルン西部に位置するフッツクレイの街。
メルボルンにはいくつかベトナム系のエリアあるんだけど、フッツクレイはシティから一番近いところに位置している。
この街はベトナム系が殆どなんだけど、ほのかにエチオピアの香りがするのがとても興味深い。
ダンデノン(多民族)
メルボルン郊外のダンデノンは移民が多い街。
見た感じだとアフガン、インド、スリランカ、中国系が多い印象だった。
シティからまあまあ離れてるので、あまり観光で訪れることはないだろうし、そもそも観光地ではない。
なのでローカルな店が多く、オーストラリアやメルボルンの移民の多様性を享受できる街ではないかと思う。
エスニックコミュニティに興味がある人なら訪れてみてほしい。
メルボルンで食べたご飯
移民が多い街なので、エスニックフードがどこでも食べられる。
オーストラリア料理の方が店として割合が低いんじゃないだろうか。
なのでご飯に困ることはないし、色々な選択肢があるので気分に合わせて変えられるのが素敵だ。
食がワンパターンだと疲れてしまうから。
撮りためた写真を紹介
ここからはブログに紹介していない写真を紹介したい。
↑ メルボルンには新旧の建物が混在している。ただ東京みたいに滅茶苦茶な感じではなく、どこか調和の取れた雰囲気。
写真はルイヴィトンが入るビル。
↑ チャイナタウンでガス爆発があったみたい。死者はいなかったけど、道路歩いていて巻き込まれた可能性もあるので運が良かったと思う。
↑ こういうのを見るとどの国からオーストラリアへやって来ているのかが分かる。
移民ではなくワーホリや働き口としてもあるんだろうけど、多種多様だなと。移民が多い国から来ているというのも面白い。
↑ 近郊からシティへ向かう車窓。低層な建物が多く、CBDのビル群、高架を走っていることもあり、NYのクイーンズやブルックリンからマンハッタンへ入る雰囲気にそっくり。どこか懐かしい気持ちになった。
↑ フリンダースストリート駅前。建設中のビルが多い。
↑ 夜のフリンダースストリート駅。ライトアップされていて美しい。
↑ フリンダースストリート駅。時計台が目印。この「SUBWAY」は地下鉄ではなく地下道という意味。
旧イギリスの雰囲気が漂う。
↑ 夜のヤラ川沿い。夜景が美しい。川沿いにはレストランが建ち並ぶ。ここでリッチなディナーも良い思い出となるだろう。
↑ フィッツロイ。突如現れるマトリョーシカ。奥の無機質なアパートと相まってロシアにいる感覚に陥る。
↑ メルボルンではトラムが便利だったので、トラムで殆ど移動していた。あまり路線バスは使わなかったかな。
CBDの中ではトラムフリーゾーンもあるので、歩くのが面倒だと思った時とかはかなり使えた。
↑ サザンクロス駅。新宿駅みたい。高島屋の前から西口を見た雰囲気。
まとめ
メルボルンで行った場所と溜めた写真を紹介した。まだまだあるんだけど、かなり重くなってしまうので、少し割愛させてもらった。
メルボルンは徒歩で歩けるCBDだけでも楽しめるし、郊外に足を伸ばしても面白い場所は沢山ある。
色んな用途の楽しみ方があるので、このブログが一つでもお役に立てれば光栄だ。