2018年11月 1KWD=約370円
クウェートには約20時間程滞在した。
一晩は明かすことになるのだが、朝のフライトが4時15分発。
空港までの足やホテルの高さ(1万ぐらいする)を考えると、空港泊という決断に至った。
9時半ぐらいに着いて、そこから日中は荷物を持って歩くという修行を催行。
これが大学の時なら良かったが、26歳の身体には少し重くのしかかってきた。今思うと素直に宿を取り、夜は眠り、金払ってタクシーで空港に移動するのが良かったかもしれない。
計画の時は「俺はできる」と高揚してるから思ってしまうんだけど、体は正直なのだ。今後の反省材料としていきたい。
そういうこともあり、半日のクウェート観光と空想泊の様子を紹介したい。
クウェートは見所は少ないと言われてるけど、意外に1日だと見たいポイントも行けなかった。
09時45分 クウェート到着
ドバイからの便(フライドバイ)は9時45分に到着した。
ここから空港スタートまで1時間を要しているんだけど、その様子は下に記載していく。
10時45分 空港からのアクセス
飛行機がクウェートに着いて、ビザ取得や移動もあったので、10時45分ぐらいに空港出発となった。
詳しいアクセスは下記を参照にしていただきたい。
クウェート空港からダウンタウンまでは、路線バスで1本で行ける。
11時40分 クウェートタワーを目指す
1時間程で空港からミルカブバスターミナルに到着した。
「ミルカブ」(Mirqab)は、クウェートダウンタウンのバスターミナル。この名前を覚えておけば、どこか迷っても戻ってくることができる。
11月下旬のクウェートは25度ぐらい。
風も少し強かったので、心地よい日だった。歩くと汗が出る感じ。
先ずはクウェートタワーを目指して歩く。
クウェートタワーの前は路線バスは走ってないので、タクシーか徒歩のどちらか。僕は散策がてら徒歩を選択した。
大通りを地図見ながら進んでいくんだけど、所々で工事していて、迂回しないといけないポイントがいくつかあった。
なので、地図で見ていけると思ってた感覚と、実際の所用時間にかなり開きが出てしまった。
また良いことなのか、太陽もしっかり顔を出していたので、荷物を背負っていることもあり、汗をかき、タワーに向かうだけで疲れてしまった。
これが、あまりクウェートを見て回れなかった要因の一つである。
今思うと、ガソリン代は激安、道幅も広く、駐車場が至るところにあるから、レンタカーをしても良かったかも。見たいポイント効率的に回れるし。後の祭りだ。
さて話を戻し、クウェートタワーまで向かう道中を紹介していきたい。
クウェートは車社会、車優先の街づくりとなっている。
歩行者道路もあるけど、ガタガタだったり、途中で道が無くなったりする仕様だ。上にある通り、慣れてる人はレンタカー借りるのがいいと思う。クウェート人の運転荒いけど。
シートベルトしない人が多いから、こんな注意喚起まで。初めて見た気がする。ローカルな服装なのが良いね。
ダウンタウンはビルが多いが、その中に下町感もあり混同している。土曜なので人は少ない。店も閉まっていたりした。
ビルも勿論お休み、「人気がないな」というのが第一印象だ。平日に来れば見方が変わっていただろう。
ドーハぽいなと思う反面、ドバイとは似てないなと思った。ただ湾岸諸国な空気は出ている。ここは消せない空気だろう。
地図見てたら20分ぐらいで着けたけど、迂回やら何やらで50分程かかった。ここで体力をまあまあ持ってかれた。学生の頃とやる事が何も変わってないなと思う。
クウェートタワーは南側から攻めていく。
南側はビーチになっており、ビーチとクウェートタワーという光景を収められる。
ビーチはお世辞にも綺麗とは言えない。あまり人も居なかった。肌寒いからね。
海はそんなに汚いようには見えなかったな。アバヤとのコントラスト。
ビーチからクウェートタワーへと向かう。
丸い球体が特徴的。
上に登って、クウェート市内を眺めることができる。またレストランのビュッフェもあるとのこと。
だけど逆光かつ、空が霞んでいたので、良い眺めは確実に期待できない状況だった。
そのため入場はパスして、写真だけ撮ってスルー。
地図:
13時30分 食堂でお昼ご飯
一旦ミルカブバスターミナルに戻ろうと思う。
今度は北側の湾沿いの道を歩く。
釣りをする人もいた。どんな魚捕れるのだろう。魚市場も近くにある。
お腹が空いたので、適当な食堂に入ることにした。
アラビア語しかないので、何の店名かは分からないけど、メニューに英語表記があったのが決め手。
だいたい1.5〜2KWDぐらい。食堂はこれが相場なのかな。
Kebab Riceが1.5KWD(約555円)と失敗しなさそうなメニューがあったので注文。
先に野菜とスープを持ってきてくれる。
スープはマギーだと思うけど、パスタ入ってて美味しかった。南米を思い出す味。
そしてトマトベースの豆ソースと水、メイン。
水はろ過してるものなので、一応安心して飲める。
ケバブは下に入っており、ライスが山盛り。ケバブは普通に美味かったし、豆ソースも当たり。
というかボリュームが凄い。全部食べきれないレベル。これが全てご飯込みなのだから、そりゃ太るわ。
以下のお店。ペルシャ料理なんだ。帰国後に知った。
地図:
15時00分 クウェート最大級のアベニューモールに向かう
昼を取り、ミルカブバスターミナルへ。
途中、グランドモスクを通ったけど、金土は一般には開放されていないので、中は見ることができなかった。残念。
クウェートタワーは中心部に行くと目立つ存在。ミルカブバスターミナルはタワーの近くにあるので、目印になると思う。
たまにアーティスティックな壁があるんだよね。
銀行のロゴ。ラクダがいい味を出している。
ミルカブから、クウェートの独特な給水塔を見に行こうと思ってたけど、該当の139番がどこにも居なくて。
そしたらアベニューモールを通る59番がちょうど出発しようとしていたので、飛び乗った。
0.25KWDをドライバーに支払いチケットを貰う。稀に検札が居るから無くさないようにしよう。
アベニューモールまでは約20分程。
その様子は以下の記事に紹介したい。中東最大級のモール。とにかく広くて疲れる。
17時10分 お洒落なカフェで充電
アベニューモールから同じ59番に乗って、ミルカブバスターミナルまで戻ってきた。
かなり歩き疲れていた点、電源が欲しかったという点で、「Pause Coffee」で休憩することにした。
その様子も以下に記載した。
19時半に出ようとしたけど、雨が降り始めてきた。雷が鳴るレベル。一時的なものなのて、止むまで再度待機。
結局20時半過ぎと3時間近くも居座ってしまった。
20時30分 夜のスークを散策
ミルカブバスターミナル近くのスーク(
Souk Al-Mubarakiya )を散策。
昼間は営業していないので、夜に来るのが活気がある。
雨が降っていたけど、このスークは屋根が付いているので、かなり助かる。ただ足元は濡れているので、そこだけ注意してもらいたい。
地元向けの施設。売ってるものもローカル。
何でもあるので、色々見て回ってもいいかも。ローカルな食堂もあるけど、気持ち値段は高めに思える。
僕は特に入らなくて、ふらふらしていた。
かなり疲れもあったので、気の向くままに散策。
良い写真撮れればよかったけど、中々判断が鈍ってる時は上手くいかないもんだね。仕方ない。
22時00分 空港で軽く仮眠を取る
21時前のバスで空港に向かった。
行きと同じ13番。僕が乗り込んで直ぐに出発になった。ちょうどよかった。
バスはちょこちょこ進みながら、約1時間ほどで空港に到着。フライトは朝4時だから急ぐ必要は全くなし。バスは出発する場所と同じところに到着した。雨も止んでいて助かった。
クウェートの空港はターミナルがいくつか分かれているけど、多くは一般のターミナルを使うことになる。
気をつけてほしいのが、出国審査は同じなんだけど、チェックインするカウンターのゾーンが異なること。
エジプト航空は車寄せ直ぐのところだった。
勿論4時発なので、カウンターもオープンしていない。ベンチあったけどコンセントはない。寝るには寝れるけど、人が多いので「うーん」ていう感じ。
個人的におススメなのは、スタバの2階。
カフェラテなら1.3KWDなので、余ったディナールを使った。
2階はソファ席もあるし、コンセントも完備。Wi-FiはコスタコーヒーのフリーWi-Fiを拝借した。
ただ困るのは、禁煙って書いてあるのに、喫煙する一定数の客がいること。クウェート人なのかエジプト人なのか、金はあるけどモラルがない奴がいる。
スタバは24時間オープン。しばしチェックインが空くまでお邪魔させてもらった。気持ち仮眠したけど、がっつり寝るのは勇気いるよね。
ソファでしばしの仮眠。他にも似たようなことしてる人いたな。
少し体力を回復させたところで、エジプト航空のカウンターへと向かった。
クウェートで空港泊する人は中々いないと思うけど、もし行うならスタバへ行こう。
まとめ
クウェートに弾丸滞在した。
高くても宿を構えて、もう少し時間を取れば良かったなと感じた。
夏は自殺行為、訪れるなら秋から春にかけてが良いだろう。
冬はマイナスになることもあるらしいから、秋か春がいいかな。雨は降るかもしれないけどね。
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