2018年5月 1USD=約8,000スム、1USD=約110円
GWのウズベキスタン旅行
今年のゴールデンウィークはウズベキスタンに旅行した。
以下が実際に組んだスケジュールだ。
・1日目(4月29日/日) タシケント
朝〜夕 大韓航空で仁川経由でタシケントへ。
【泊】タシケント
・2日目(4月30日/月) ヒヴァ
朝 国内線でタシケントからウルゲンチへ(1時間半)
その後、ウルゲンチからヒヴァまでタクシー(50分)
昼〜夕 ヒヴァ散策
【泊】ヒヴァ
・3日目(5月1日/火)ブハラ
朝 ヒヴァ散策
昼前 ヒヴァからブハラへタクシー移動(6時間)
夕 ブハラ散策
【泊】ブハラ
・4日目(5月2日/水)サマルカンド
朝昼 ブハラ散策
夕 ブハラからサマルカンドへ鉄道移動(2時間半)
【泊】サマルカンド
・5日目(5月3日/木)サマルカンド
朝昼夕 サマルカンド散策
【泊】サマルカンド
・6日目(5月4日/金)タシケント&機内泊
朝 サマルカンドからタシケントへタクシー移動(4時間)
昼夕 タシケント散策
【泊】機内
・7日目(5月5日/土)帰国
朝 仁川到着
昼 ソウルトランジット、ソウル散策
夕 ソウルから東京へ
5泊7日とかなり強行スケジュールのように感じたが、見所は一通り見れたので日程としては問題はないかなと思う。
ほぼ移動だったけども、タクシーをチャーターしての移動だったので、精神的な部分では疲れることはなかった。
またGWということで、多くの日本人を見かけた。
皆が同じようなルートを辿るので、どこかしらで「あ、あの時の!」という形で再会したりしたな。
ただ社会人以上で、ウズベキスタンを選択する人々なので、総じてマナーも良くて、落ち着いていたように見られる。
男性の一人旅よりも女性の一人旅を多く見かけた。次にご夫妻での旅行など。
年齢層も30代が中心だったかな。
日本人が驚くほどいっぱいいた。だから安心してほしい。ビザが無くなった、日程的にもぴったりハマるというのも要因の一つだろう。
今回、一週間の旅行を経て、感じたことや費用などをまとめて紹介したい。
だいたいの人が一週間ぐらいのはず。長期の場合は倍に考えてくれれば。
ウズベキスタンの治安
ウズベキスタンの治安はかなり良い。アメリカや欧州より良い。
街を歩いていて不安になることはなかったし、スリみたいな人には出会わなかった。
勿論警戒はしておく必要はあるけど、そこまで気を張ることはいらない。
夜でも女性が一人で歩いていたり、子どもが遊んでることもある(子どもだけで)。
イスラム教の国ということもあるけど、しっかりしてるなと思う。
エジプトとかだとセクハラもあると思うけど、見ている限りはなさそうだった。
ただ「絶対」はないので、気を付けてほしいかな。
ウズベキスタンの費用
-
- 【トータル】161,873円
- 航空券:14.1万円
- 宿泊代:約7,315円(USD 66.5)
- 移動費:約5,500円(USD 50.00)
- 飲食代:約5,049円(USD 45.90)
- その他:約3,009円(USD 27.35)
航空券
国内線:6,070円(ウズベキスタン航空:タシケント⇒ウルゲンチ)
航空券は自前のルートで購入。GWということもあり、少し高くなってしまったが仕方ない。
ウズベキスタンはタシケントがゲートウェイ。
日本からだと大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)、ウズベキスタン航空(HY)でのアクセスが容易だ。
ウズベキスタン航空は季節便となり、冬場は運行していない。週2日(火・金)となるので、GWのスケジュールを考えると合わなかった。
現地で知り合った日本人曰く、GWの連休にプラスしたら往復8.5万円とかで買えたとのことで、そう考えると安い。
ただウズベキスタン航空は成田発のみ。大阪や名古屋、福岡、札幌などからの出発だとKEやアシアナを使うのが便利。
仁川からは毎日運行ではないけども、通年でスケジュールはあるので、冬場とかでもアクセスはできる。
ウルムチ経由の中国南方航空(CZ)やアルマトイ経由のエア・アスタナ(KC)といった方法もあるけど、かなり時間はかかるので、色々経由していきたい人向き。
ウズベキスタンは広いので、国内線を使うのがいい。
タシケント⇒ウルゲンチは鉄道だと20時間近くかかるけど、飛行機なら2時間弱。
しかも6,000円程度なので、積極的に使いたい。
ウルゲンチ⇒ブハラやタシケント⇔サマルカンドなどの路線もある。
ただスケジュールが1日1本だったり、朝か夜という「ちょうどいい」時間がなかったりするから、そこは諦めてほしい。
タシケント⇒ウルゲンチは朝に2便のみ。6時15分か7時半という二択だった。
・東京⇒タシケント(仁川経由)
・タシケント⇒ウルゲンチ
・タシケント⇒東京(仁川経由)
宿泊代
ヒヴァ (1泊):USD 16.00(Islamvek Khiva)
ブハラ(1泊):USD 13.50(Rumi)
サマルカンド(2泊):USD 12.00/泊(Amir Hostel)
ウズベキスタンは物価の割には宿泊代が高い。需要と供給の関係なのだろうけど、ドミトリーでも1,000円はオーバーする。
全体的にB&B形式の宿が多く、家族経営のところが殆ど。なので居心地が良い。
まだインフラ面の整備が遅れているので、水道が止まることや停電も地方部になるに従い多くなる。
GWはちょうどいい気候だから問題ないけど、夏や冬だとかなり深刻。特にシャワーは温いこともあるから、冬はキツいと思う。
乾燥している分、まだ暑さも耐えられると思うけど、昼間はキツいだろうな。
夏や冬に旅する人は、多少お金を払ってでも、評価の高いところに泊まることをオススメします。
ウズベキスタンで嬉しいことは、どこのホステルも無料で朝食が付いてくるんだけど、ボリュームが多い。そして似た朝食がなく、「家庭」的なご飯が出てくるので美味しい。
そういう面では、1,000円は超すけど、クオリティは高いと思う。
だいたい日本人が宿泊する宿は決まっているので、どこの宿に行っても日本人に出会える。
そこでタクシーや食事がシェアできるので、一人旅でも心配する必要はない。
WIFIは完備している宿が多いけど、地方部になるに従いスピードも弱くなる。
なので期待しないでほしいし、WIFIを繋いで作業するのも不可。今回パソコンは置いていったけど、持ってこなくて正解だったと思う。スマホ一つで十分。
もし心配な人は、WIFIをレンタルしていくのも一つの手。田舎でもWIFI繋げるし、空港レンタル・返却もできるので、申し込みだけでOKだ。
アメニティ面では、今回宿泊したすべての宿でタオルが付いてきた。シャンプーやボディソープは宿によりけりなので、もっていくのがいい。タオルは乾かしたりする手間や、移動日の朝だと浴びにくい部分があるので、どこも付いているのは助かる。
宿の支払いは基本的には米ドル。スム払いを受け付けてくれるところもある。お釣りはドルがない場合があるので、スムになる。
換算レートは公定レートになるから、心配は不要。
下に今回宿泊した宿を紹介する。参考にしていただければ幸いだ。
タシケント:「Sunrise Caravan Guest House」
ヒヴァ:「イスラムベック・ヒヴァ」
ブハラ:「Rumi」
サマルカンド:「Amir Hostel」
移動費
移動はケチらず、時間優先で使った。なんだけど、国土の広さを考えると滅茶苦茶安い。
一番楽なのは飛行機だけど、上述のようにスケジュールが極端。路線によってはすぐ満席となる。
次に鉄道。タシケント⇔サマルカンド⇔ブハラは基幹路線となり、アフラシャブ号(高速鉄道)が走っている。
鉄道は時間も正確だし、料金もリーズナブルで使い勝手がかなり良い。
なんだけど、スケジュールがこちらもそんなに良くない。「なんでこの時間」というダイヤ。
そして本数も多くないので、大抵は混んでいる、当日だとチケット確保は難しいかも。
チケットは駅でも買えるけど、駅と中心部が離れている街(ヒヴァやブハラ)には街中に「KASSA」と呼ばれるチケット売り場がある。ここでパスポート提示で購入が可能。
事前に確保しておくと安心だ。
高速バスは時間がかかる上、不正確なので割愛。
そうなると一番使うのは「タクシー」だ。
都市間を結ぶシェアタクシーは頻発している上、料金もそこまで安くはない。
タシケント⇔サマルカンド間は客の取り合いになるほど、この区間で困ることはない。
ヒヴァ⇔ブハラの移動でもタクシーを使用した。ここは宿でチャーターして、2人でシェア。6時間かかったけど、2人だったので楽だった。
無理に4人乗車するとかなり狭いので、少し多く払ってでも貸し切りに近い形にするのが望ましい。
ちなみにウズベキスタンはシボレーの小型&中型車が主流。ボロいシボレーや大宇(韓国)も出回っていて、車に当たりはずれがある。
なので車内が狭い。助手席に1人、後部座席に2人がベストなフォーメーション。
シェアタクシー乗り場に行けば待っているし、宿でチャーターもできるので、宿に聞いてみるといいかな。
ちなみに都市内での移動は「路線バス」か「タクシー」となる。
タシケントでは地下鉄、サマルカンドではトラムが走っている。
タクシーは一台をそのままチャーターするタクシーと、相乗りタクシーの2タイプがある。
白タクシーだらけなので、そこらへんで手だしていれば、何かしらは止まってくれる。値段も安いから活用したい移動手段。
・ヒヴァ⇒ブハラ
・ブハラ⇒サマルカンド
・サマルカンド⇒タシケント
食費
食費がかなり安い。なので食べたいものを食べていた。
安いんだけど、ボリュームが多いし、美味しいから、確実に太ったかも。
ウズベクで食べたものを紹介。
プロフ
ウズベキスタンの名物料理。ピラフに近い料理。
かなり油っこいので、プロフオンリーで食べることはオススメしない。
店によって作り方が若干違い、また地方によって入れる具材も違うため、各エリアで食してみたい料理。
米と肉は必ず入っていて、そこにニンジンやレーズンなど。
大きな窯で一度に作るので、一気に注文が入ると無くなることも多い。
「プロフない」と何度か言われたこともあった。昼の遅い時間だと無くなる。
また、基本的に昼間に食べるご飯なので、夜は提供していないことが多い。
ラグマン
こちらは麺料理。うどんやラーメンなどとはまた違う。
色鮮やかな具材にトマトベースな汁。コシのある麺が入っている。
自家製の手打ち麺であることが多いので、かなり食べ応えがあって外れは殆どない。
基本的にラグマンはスープがあるんだけど、「焼きラグマン」という料理もある。
これはミートソースに近い料理になり、パスタ風。ただ麺は太い。
定義も店によってバラバラなので、注文して到着して、「あ、こういう形ね」と分かる。
野菜も摂れるし、炭水化物も摂れるし。時間に関わらず食べることができる料理。
迷ったらラグマンを頼んでおけば間違いない。ただ少しニンニクが入っているので、口臭は注意。
シャシリク
ウズベキスタンの中で一番おいしかったと思う。
単に「串焼き」なんだけど、シンプルで最高だった。
牛かマトンなんだけど、牛がいいかな。塩コショウの簡単な味付けなので、肉の素材をそのまま感じられる。
たいていどこのお店にもあるけど、1本10,000スム以下が基本。1USDぐらいと考えると安い。ファミチキより安い。
なので毎食シャシリクを食べていたな。パワーも出るし、肉食の自分としてはありがたい存在だった。
肉が高い日本では少し恋しい存在。
マントゥ
マンティとも呼ばれる蒸し餃子。
ただ餃子とは違って、皮がかなりモチモチ。中は羊肉が入っている。
ヨーグルトをかけて食べるんだけど、肉汁が入っていて、かなり美味しい。そして重い。
1皿に4,5個入っているけど、お腹がそんなに空いていない時は頼まないほうがいいと思う。
旧ソ連圏ではよく見かける料理で、これも外すことは絶対にない。なので安心して注文できる料理。
韓国料理
ウズベキスタンでの外国料理といえば、韓国料理だろう。
朝鮮族が昔から住んでおり、韓国企業の進出も多い。なのでタシケントやサマルカンドでは韓国料理屋さんを見かけることが多い。
市場でもキムチが売られていたりして、所々に韓国要素を感じとることができる。
韓国料理屋は物価を考えると、高級料理の部類に入る。1食700円、800円ぐらいかな。
ただボリュームが韓国と同じ。1つ頼めば沢山の副菜が出てくるし、お代わり自由。お水も自由に飲める。
どうしてもウズベク料理だと野菜不足になりがちだし、同じパターンでのご飯になってしまう。
なのでどこかで韓国料理を挟んでおくと、元気が出るし、活力が沸いてくる。
今回サマルカンドで食べたんだけど、韓国料理の美味しさに感動してしまった。
旅先で中華と韓国には幾度となくお世話になったけど、久々に韓国料理のありがたみを感じた。
ナン
ウズベクで料理を食べる時に、ナンは必ずセットで出てくる。ただ別料金。
「ナン」と言っても、インド料理を食べる時に出てくるナンとは違い、固いことが多い。
保存食で使われていることもあるんだけど、モチモチのナンではないことは念頭に置いてほしい。
各地方でナンの作り方にも違いがあり、薄くてかたいナンもあれば、サマルカンドだと大きくて厚いナンだったり。
ご飯やさんでナンを断ることもできるけど、40円ぐらいなので、各都市ごとに見比べてみるのも面白いだろう。
チャイ
ナンとセットで出てくるのがチャイだ。店によっては注文しないと出てこないところもある。
ただウズベキスタンでご飯を食べる時は、飲み物とセットにするのが一般的。
コーラのボトルで70円や80円の世界、チャイだと20円ぐらいで出てくる。
どんなに暑くても、チャイは温かい。
また「チャイ」というと、紅茶かと思うが、ウズベクでは「グリーンティー」が一般的だ。
日本の緑茶ではないし、中国茶でもないんだけど、どこか親近感がわいてくる。
料理が油っこいということもあるのだろう。お茶を飲むことで上手く分解してくれる(はず)。
個人的にはお茶は好きだし落ち着くので、どこに行っても頼んでいた。
体を冷たくするのが嫌なので、食後のチャイはホッとする時間。チャイは外れないし。
あと茶柱がよく立つので、単純なんだけど「お、なんか良いことあるんじゃないか」と思っていた。
その他
洗濯:USD 4
諸費:7,000スム(USD 0.9)
土産:73,500スム(USD 9.2)
基本的には観光代ぐらい。
どの観光地もスム払い・USドル払いどちらも受け付けてくれる。
なんだけど、レートはスムで支払うのが確実に良いので、スム払いを極力心がけるといいだろう。
5ドルを越えることは殆どない。だいたい1~3ドルぐらいなので、観光地としてでもかなり安価な部類と言える。
両替について
友達:80,000スム(USD 10,00)
両替は基本的にどこでも出来る。
17年秋から、公定レートと闇レートが同じになったので、
どこで両替しても基本的にレートは一緒。
渡航時は、公定が1USD=約8,070スムぐらい。
空港で替えると、1USD=約8,040スムだった。
多分高くても、1USD=約8,100スムだと思う。
100USD替えれば、804,000スム~810,000スムぐらい。
違いは6,000スム(約0.75USD)なので、探す労力を考えると、空港で替えてしまうのがベスト。
ただ空港では少し並ぶので、午前や昼着なら街中で替えても良い。
街中で基本的にはどこでも両替ができる。僕は知り合った旅行者から、足りない分は両替してもらった。
ウズベキスタンの街情報
タシケント
タシケントは中央アジアの中でも大都市に部類されて、地下鉄も走ってるぐらい。
エリアとしては広いんだけど、ホテルは新市街周辺、ホステルは空港近くに固まっているから、そこまで宿選びは悩まないと思う。
タシケントはこの中では一番滞在時間としては短かった。だけど、旧ソ連の雰囲気が残る街並みを見ていると、少し掘り下げても良かったかなと感じる。
移動は地下鉄やタクシーが便利。路線バスも番号とルートさえ覚えてしまえば、使い勝手は良い。ただ大体混んでたりする。
ヒヴァ
古都ヒヴァの街は想像以上に小さい。
城壁内に滞在することになるだろうけど、見所を散策するだけなら、半日もあれば回れてしまう。
なので、午前ヒヴァに着いて、夕方には移動もできるんだけど、朝や夜の静寂な雰囲気も素敵なので、1泊して様子を見てほしい。
1年の内、300日は晴れてるので、写真とかも問題なし。
少し砂が舞ってる点、夏場は暑くなる点は気をつけて。
ブハラ
ヒヴァからブハラに来ると、想像以上の都会にびっくりしてしまう。
タシケントやサマルカンドに次ぐウズベキスタン第三の都市。交通の要所として繁栄してきた。
見所は徒歩圏内にあるので、散策も1日あればいいだろう。
サマルカンド
多分ウズベクに訪れた人が一番時間を取る街だと思う。
サマルカンドは結構大きな都市で、街に着いた時は「え、こんなに都会なの!?」と驚いたいた記憶がある。
交通量は多く、緑も豊富。ただここも見所の範囲は狭いので、頑張れば徒歩で回れる。
行きは徒歩、帰りはタクシーや路線バスという手段もOK。
タシケントから高速鉄道を使えば日帰りもできるけど、それだと何だか勿体ない気がするので、1泊はしてみて。夜のレギスタン広場は昼と顔を変えるので、とても面白い。
またホテルのエリアも横に広い。
レギスタン広場を中心に西側と東側で分かれると思う。
鉄道駅に近いのは西側だけど、その西側エリアからレギスタン広場も車で5分以内なので、「あ、ここ良いな」と思う宿泊先に滞在するのがいい。
とりあえずレギスタン広場から2km以内のところがいいんじゃないかな。
ウスベキスタンの宿情報
タシケント
タシケントは空港に近い「Sunrise Caravan」ゲストハウスに宿泊した。
とにかくスタッフが親切で、タクシーの予約とかも直ぐにやってくれて、時間前には来てしまうレベル。
個人的に嬉しかったのは、荷物を置かせてもらえたこと。
最終日は夜便で、サマルカンドからタシケントに着いた時が昼。
散策の時に荷物が邪魔になるので、どこかへ置きたかった。
ダメ元で、宿泊していた旨を当日伝えたら、「いいよ!」という感じで一時的に荷物を預かってもらえた。しかも無料で。
僕が出来る恩返しはブログで多くの人に紹介することだと思うので、おススメいたします。
ヒヴァ
ヒヴァは当初「ラリオパー」というゲストハウスを予約してたんだけど、出発5日前に突如「閉鎖されました」というキャンセルメールが。
この時、booking.comで予約してたんだけど、すぐに代案を提案してくれて押さえてもらえたので、ここ経由で予約して良かったなと思った。また差額もレシートを送れば返金してくれるという神対応。
こういうトラブルの時に、予約したツールが問われてくる。
ちなみにラリオパーが閉鎖したのは、都市計画に基づく区画整理のため。移転して営業をするみたいだけど、西門前から少し離れたところになるから、大変だなと思う。
話を戻して、ここの宿はオーナーがとにかく親切。ウズベクの宿はどこも親切なんだけど、「そこまではいいんだよ!」と思うレベル。
ヒヴァからブハラに移動するタクシーも手配してくれたけど、何もトラブルなかったし、むしろ綺麗な車で「ありがとうございました」というぐらい。
ツアーやタクシーの単価は少し高いと思うかもしれないけど、オーナーが信頼してるところに頼んでるので、安心代だと思うと安い。
5ドルケチって後々トラブルになるほうが、面倒だ。
ブハラ
ブハラはラビハウズから徒歩5分ぐらいのところにある「Rumi」というところに。
家族経営でアットホーム。「あ、ここ落ち着くな」と入った瞬間に確信した。
朝ごはんはここが一番美味しかった。手料理でホットミールなので、朝からいい気持ちになった。
洗濯頼んで靴下を1セット無くなっちゃったことがあったんだけど、小さな小物をチェックアウトする時にくれて、凄く謝ってくれた。
「そんなにいいよ!気にしないで!」という気持ちになったし、1泊しかしてないので、お別れのハグまで。
なんか良かったよなー、と今も思う。
サマルカンド
サマルカンドはレギスタン広場の西側。グム百貨店に近いところの家族経営のホステル。
オープンしたばっかなので、とりあえず綺麗。
そしてオーナーご夫妻の献身も素敵。
分からないこともとりあえず聞いて調べてくれた。メモに残してくれたり、時には直接ドライバーに説明してくれたり。
イスラムのホスピダリティ精神を常に感じられた場所だった。
日本人の利用も多いけど、滞在中はロシア人も多かったし、他の欧州からの旅行者もいるから、変に日本人宿化してないのも良い。
お土産
ウズベキスタンのお土産。結構何を買おうか悩んだ。
自分や家族は選びやすいと思うけど、困ったのが会社へのバラマキ用。
ウズベキスタンには社会人の方が多く行かれるから、同じように悩む人も多いと思う。
そこでおススメしたいのが、この商品。
ウエハース。バニラとチョコ味があって、中に32個入ってる。
個別包装はされていないのが難点なんだけど、これが最高に良いバラマキ。
一番は「美味しい」という部分。配る時に半信半疑な顔されたけど、いざ口にしたら「おいしい」と言ってくれたので、期待を裏切ってくれた商品。
ウズベキスタンの製品なので、安い。
1箱20,000スムとかだったかな。スーパーで売ってるけど、僕はタシケントの「Samarqand Darvoza」内のスーパーで購入した。
おまけとして、露店で買ったソ連のピンバッチ。場所はハイアットリージェンシーの近く。2つで30,000スム(約3.75ドル)だったかな。
特に値段交渉はしなかったけど、他にまとめて買えば安くなってると思う。
昔のお札やレーニンの置物もあるから、ソ連を感じるには良いお土産かも。
地図:お菓子「Samarqand Darvoza」内のスーパー
地図:ピンバッチ「ハイアットリージェンシー」近くの青空市
撮りためた写真
↑ ウズベキスタン航空のお手拭き。パッケージがかわいい。
↑ ヒヴァ:ハチミツ屋の看板。一周回って「U.S.A.」みたいなダサかっこいい。
↑ ブハラ:観光地に行くと結婚の撮影をしてる(又は式をあげてる)ところをよく見かける。
↑ ブハラ:お土産さんが集まる通りにあるショップ。ウズベク刺繍な雑貨を買うことができる。高校生のお姉さんは日本語が話せて、とても素敵だった。
↑ ブハラ:ウズベクの警察。帽子や制服から溢れる旧ソ連感。
↑ ブハラ:世界共通。
↑ サマルカンド:ワイナリーでの試飲。
↑ サマルカンド:街中で食べたアイス。2,000スムと激安。
↑ サマルカンド:市場。民族衣装を着たおばちゃん達が買い物する姿は、中央アジアらしい。
↑ サマルカンド:グム百貨店。街の目印にもなって、タクシーやバスの運転手に伝えやすかった。
↑ サマルカンド:グム百貨店。内部は百貨店らしさ0。無機質な上にボロいので、ソ連の時から何も変わってない気がする。
↑ タシケント:無機質なアパートが何とも言えない味を出している。
まとめ
ウズベキスタン、本当に楽しかった。
嫌な思いはしなかったし、どこの都市も宿も素敵だった。そして「良いイスラム」。
ホスピダリティ精神が半端ない。エジプトの観光従事者の人たちに爪の垢を煎じて飲ませたいレベル。
夏と冬は気候が辛いけど、春と秋はベストシーズン。
物価も安く、治安も良い。ノービザというのは魅力的。一人旅しやすい環境だし、色んな人と出会えるのも良い。
ウズベキスタン旅行の参考に、そして行きたくなってくれれば幸いです。